


今、なぜかしら「WOMEN Wの悲劇」にはまっている。
それも今の年齢となった歌手の唄うこの曲がとても気に入っている。
夜、眠れない時に、繰り返し、繰り返し、この曲を聴き
タバコを吸いながら、その紫煙を目で追っていると心安らぐ。
認知症ケアを仕事にして、20年。
こんなに大好きだ!とお気に入りの楽曲も
僕が認知症となってしまった時には、すべて忘れてしまうのだろうか?
それとも、かすかに古い良い思い出として甦るのだろうか。
僕は、この曲を聴きながら、すべてのフレーズと曲調に
自分の過去の思い出やエピソードを重ねて聴いている。
音楽と言うのは、すべての人が、その音楽に自分の過去を重ねて心に残すものなのでしょう。
その時、その時の自分が感じていた壮絶な、または大きな喜びや感動を音楽に重ねる。
その人の育ってきた環境、体験したこと等の思い出がいっぱい詰まった音楽。
認知症の人にも、それぞれの思い出の一曲があるはず。
僕がぼけ老人となっ他時には、この曲を聞かせれば、きっと涙を流し、思い出に浸るはずだ。
こんな思い出の曲探しも、認知症ケアの大きな役割でもあるのかもしれない・・・・
今日、認知症に関するカンファレンスを行った。
その中で、認知症の人の繰り返しの訴えや、意思の疎通の図れない困った
状況にイライラする状況について話し合った。
認知症の高齢者を支援することには、非常に困難な困った状況に直面することが多い。
実の家族でも。認知症の人と接し続けることに負担があるほどで
赤の他人の我々でも同じように精神的な負担は大きい。
イライラして、怒鳴りたくなる時もある。
認知症本人の気持ちを和らげるためではなく、介護する側の僕ら自身の思い出の曲をきくこと。
そして、何とか気持ちを静めて、もう一度再挑戦する勇気を養うこと・
そんな力を与えてくれるのではないかと思っている。
認知症となっても過去に習得したスキルは残ります。
例えば、針仕事。
女の人は、それなりに針仕事をやった経験ある人が多く
その時の記憶は、認知症となって実行機能や見当識に障害を持っていても
少しの説明と準備を整えることで
軽々と針仕事を実行できます。
この行為自体が、その人の自信につながり
生きていること、今、この世に存在することの喜びにつなげることができます。
今日、太陽の家で使っている座布団の一部にホツレを発見しました。
早速、針と糸を用意して、利用者のAさんに修理をお願いしたところ
胃と簡単に修繕してくれました。
このことをきっかけに、周りで見ていた他の女性陣も
我も我もと、針仕事を引き受けてくれるようになりました。
簡単な切っ掛け。糸のホツレを見つけ
利用者に見せながら、修理できる?と聞く。
ただそれだけの事で、色々な展開ができました。
認知症だから、何もできない!と決めつけることなく
簡単な作業をお願いしてみましょう!
そこから、大きなメリットを獲得することは可能です。
認知症となると、記憶の障害、実行機能の障害、見当識の障害や感情コントロールの障害等がご本人を苦しめます。
私が知っているアルツハイマー型認知症の人で、非常に大らかな認知症の方がみえます。
ご自身でも「アルツハイマー」と公言できる高齢の女性です。
世の中には仙台の丹野智文さんと仰る若年性認知症と診断を受け
今なお、活発に講演活動をされている当事者の方もみえます。
私が知る高齢女性の場合は、認知症であることを受け入れています。
そして、それは、彼女にとって生きていく上で大きな悩みごとではないようです。
アルツハイマ―の診断を受けていても、「だから・・・??」とヒョウヒョウとしてみえます。
丹野さんも、最初に若年性認知症と診断を受けた当初は、その診断結果は重く心に圧し掛かった!と言われていますが
それからは、自分のできる事を一生懸命探し、色々なツールを使って(例えば携帯電話の位置情報やスケジュール機能)
ご自身でできる事を継続してみえます。
世の中に認知症の人が団塊世代の高年齢化に伴い増える今、
私たちは、どの様に認知症をとらえていけばいいのでしょう?
私自身も認知症となる年齢となってきました。
専門病院の医師に『認知症です」と言われるかもしれない時を想定して
自分なりに心の準備を・・・?又は、それよりも腕の良いケアマネを捕まえておくべきか・・・・?!
昨年の8月以降、認知症道中膝栗毛をお休みしておりました。
継続は力なり…….って言えた義理ではないのですが。年が明けて本日、改めて再開させていただきます。
さて、本日の話題は、認知症の人の特有の記憶障害について書いてみたいと思います。
認知症には、必ず記憶がままならない状況が全ての認知症の人に現れてきます。
これは、アルツハイマーだけでなくほぼすべての認知症の人に出現します。
私たち介護のスタッフは、資格取得に際し認知症を学ぶのですが
そのテキストでは、認知症の記憶障害と経年的着もの忘れは違うと言われています。
しかし、年齢を重ねるにつれ確かに物忘れは増え始めます。
現に私自身も色々な言葉を忘れています。
先日も、レスパイトの言葉が出てこない。
内野居宅のケアマネジャーに、介護にかかる負担軽減を目的とした言葉ってなんだ?と聞いたほどです。
流石に、若いケアマネジャーは、「レスパイトとちがう?」と即答できていました。
認知症の人のもの忘れはヒントを与えられても、思い出すことができない。
年齢による物忘れは、ヒントを与えられれば思い出すことができる。
と教えられます。
はたして、年齢を重ねることで発生する物忘れなのか?認知症の始まりなのか?
もうしばらく様子をみなければ分かりません。
そんなことを考える2024年元旦でした。
このブログの欄も、「認知症道中膝栗毛」が中心的な書き込みとなってきて
私の個人的なつぶやきってのが公開しにくくなりました。
毎日、色々な事を感じ、考えています。
そんなつぶやきを今回から表題のタイトルとして公開していきますね。
さて、今回は、皆さんのご自宅でパソコンのインターネットに接続できる環境があるなら
ぜひともお試しいただきたことがあります。
日本に居ながら、アメリかのサンフランシスコ界隈で放送されているFM ラジオ局を
パソコンで聞き流しできることを・・・・
ネットの検索窓口で【 FM Radio SAN FRANCISCO 】で検索してみてください。
現在放送されている放送局のリストが出てきます。
その中から好きなジャンルを選んで、Listen Live を選択すると
DJも英語、コマーシャルも英語(コマーシャルは非常に少ない)で色々なジャンルの音楽が聴けます。
曲を聴きながら、少ないけど曲紹介のDJを聞いていると、気分はSANFRANCISCO!(笑)
http://kcsm.org/jazz91/blog/
KCSMと言う名前のFM局のURLを入れておきます。ジャンルはアダルト コンテンポラリーとJAZZです。