これは介護職員の一方的な勘違いのお話し。
最近よく言われているのが、認知症高齢者だからと言って童謡、唱歌の発想は避けたいね!
僕も同じように、全ての認知症の人に。音楽療法の名のもとに介護側が昔昔の唱歌を先導することは辞めたいと考えている。
ましてや、今の時代、そろそろ団塊の世代が認知症として施設利用の時代。
団塊の世代と言えば、終戦後に生まれた人達で、
その人たちの青春時代の流行り歌って、決して唱歌ではない。
勿論、小学校の音楽に時間にも、唱歌なんて教えてもらったことは無い人たちがほとんど。
僕は団塊の世代とは言わないが、終戦誤8年目となる時に生まれ
馴染みの詩っていうのはグループサウンズやビートルズの時代。
物はなく、脱脂粉乳を給食の時にのんだ世代だ。
時代はどんどん変化し、今までの介護をやっていたのでは、利用者のニーズに合わなくなっている。
このニーズの多様化は、此れから先、さらにエスカレートし、求められる支援や要望は変化し多様化してくる。
当然、それに伴ってBPSD(認知症行動心理症状)の内容も複雑になり
それに耐えうる職員のスキルと精神力が求められる時代が、すぐそこに来ている。
私たち介護する者も時代の変化を敏感に取り入れ、それなりに自分自身も学んでいかなければ
これからの高齢者ケアは、成り立たなくなる!