体臭の科学と、いかにも・・・って書き出しから始める文章・・・・さて、どのような結末になるのやら・・・・
なぜこのタイトルを思いついたかと言えば、汚い話ではあるが、今朝方早い時分にもよおしてきてトイレに入った時に思いついたことが「臭い」だった。昨日一日絶食して、胃の中に入れているのは水だけの生活をしてみるうちに便臭が無くなってきたことからである。それと同時に体臭も変わってきた。
臭いについては、自他共に認めるかなりの臭い過敏症である私。海外で生活している時には現地住民と同じ臭いを発している自分が居た。例えば韓国に生活するとニンニクのにおい、アメリカにいるとチーズや肉の臭い、タイにいる時にはレモングラスやパクチョイ等の香草の臭い、日本に暮らす時には味噌や醤油の臭い。日本人が醤油臭がするのは本当なんだ!日本に生活してると慣れもあって意識しにくいが、海外旅行から帰ってきて飛行場のロビーに立つと感じる。その国の臭いを・・・・
その国の、その人の食の文化によって体臭は変わる。うちの太陽の家にもペルーからの労働者が職員として働いていたことがあるが、彼女たちには私達日本人には無い体臭があった。傍によると匂うくささの体臭ではなく、その人のアイデンティティーとしての臭いである。よく幼児を抱く母親からは乳の臭いがすると言われたように、ほのかに漂ってくるにおいである。
ニューヨークは人種のるつぼと言われるほど多国籍な人々でいっぱいの街である。まあ、アメリカ全土が多国籍とも言えるが、その中でも中心部のマンハッタンには、それらの多国籍な人々が一日中活動的にうごめいている場所である。そんなマンハッタンの中を歩きながら、沢山の人とすれ違う時に、それぞれの国や文化や生活を想像させる臭いに触れることができる。
臭いこそ、その人の文化であり歴史である。それぞれの生活が交わり重なって、この鈴鹿の街の臭いを作っているのだと思うととて興味深い。またまた、臭いに対して興味がわいてくる。今度から、人に会うたびに「ちょっと、臭いかがせて・・・!」と傍によっていくようなことはしない様に心掛けないと、変態扱いされるよね!
ところで、貴方のにおい・・・どんなにおい??? ははははは・・・・・・
別に取り立てて太陽の家の職員さんが注意力散漫であって火災事故の危険性が高まっていると言う訳ではない。来月3月の21日は、群馬県渋川市にある静養ホーム「たまゆら」で火災が起きて入居者7名がお亡くなりになっている。ちょうど二年前である。このたまゆらの事故から1年後には、北海道のグループホームでも火災事故。同じように7名の利用者の方がお亡くなりになっている。これらの過去の事故を思い起こし、もう一度、太陽の家における火災事故を検証するのも一つかと思うのです。
ちょうど春の足音が近づきつつある今の時期、それでも時として真冬並みの寒さの日もあり体温調整も難しい時期です。こんな時には、ストーブ等の暖房器具だけではなく、火の扱い(厨房も含め)に注意が散漫になりやすい時期と言えるかもしれません。入居者の方の命、デイサービスを利用される高齢者の命、そこに働く職員さんや関係者の命、全ての命はとても重いものです。ちょっとした気の緩みが原因で取り返しのつかない事故を招いては、悔やんでも悔やみきれない事となります。
2月を終えようとする今だからこそ、火災事故撲滅にむけて、もう一度気持ちを引き締めましょう!!!
青と白のこじゃれたポチ・・・いかがでしょうか???
何に? 痛々しそう・・・? 服を着たり脱いだりが不便ですが、意外と何をするにも支障のない様に計らっていただきました。もちろん、激しく腕を動かすのは痛いですよ!当然! でも、暴漢と対峙するわけでなし、少しの期間だけスローな生活をさせていただきます。 取りあえず、新物食いのわたし、ちょっとポチを伴って売店まで行ってきます。
そうだ・・・これで僕もいっぱしの入院患者の仲間入りです。今まで、普通の恰好なだけに廊下の隅を歩いていたけど、今日からは大手を振って廊下の中央を歩けるぞう!!
僕もタバコを吸っていた人間ですから、ちょっとした瞬間、特に何か仕事の場面を切り替える時や気分を入れ替える時の起爆剤として喫煙を行う気持ちは理解できる。しかし、デイサービスにおいて入浴介助に入る直前に、一斉に喫煙する習慣は何とかしなけりゃいけない。もともと、公平性の観点からも喫煙者が喫煙するのは、あくまでも己の休憩時間内に行うべきであり、現状の入浴介助前の時間は、厳密にいえば職員の休憩時間では無い。すなわち、その時間にタバコを吸っている事自体、業務放棄である。
しかし、そんな堅い事は言わず、ある程度、喫煙者の気持ちも理解したうえで解決策を共に考えようではないか!だいたい、介護職以外の管理者、ケアマネ、しいては施設長までが過去にはまったく野放しの状態におかれており、それこそアンフェアーな状況があった。だから、と言う訳ではないが、喫煙者にはわずかばかりではあるが情状酌量をもって、一定時間の喫煙を認めてあげよう。その分、喫煙パターンを喫煙者自身で話合って、今のように入浴介助前の数分間でも、デイフロアーから全ての職員が消えてしまう事は避けてもらいたい。
それともう一つ、喫煙者は非喫煙者との公平性を維持するためにも、何がしの思いやりを非喫煙者に与えてほしい。それが何かは問わないが、その点についても喫煙者が話し合ってもらいたい。
この両者の思いやりが、デイサービス全体のサービスの向上に結び付くのであろうと期待する。(ところで、タバコを吸わない職員って?誰や?)
夕食の写真
今日も一日の日が暮れようとしている。先ほど届けられた夕食を全量摂取完了、元気そのものなのだが、それでも病院内に監禁されている状態である。今夜の消灯時間から手術までの3日間を絶食を命じられている。
あ~っ恐ろしや・・・・・!今まで飽食の時代を生き自らを美食家を気どり、グルマン(グルメよりも更なる美食家を言う)を時まmmしてきた生活の『つけ』がいまここに集約されているわけである。こんなことなら、もう少し節制すれば良かった!・・・・なんて後悔先に立たず!おまけに、ここにきて初めて完全なる禁煙を実施し(と言いながらも、禁煙生活1か月ではあるが・・・)、ようやく健康的な生活を送っている。病気になって初めて健康な生活の重要性を感じるのだから、これはソーシャルワーカーと言えども、全く何を学んでソーシャルワーカーとなったのか???恥ずかしい限りである。
そんな訳で、食事の制限もなく単位入院生活をおくっているだけの日々は今日で終了。明日からは絶食に加え、点滴が始まる。いよいよ大がかりな一大イベントへの幕開け。今日も、平服を着た私は、病院には内緒で勝手に外出はするは、買い食いはするは・・・とても自暴自棄な一日をおくっていたわけだが、明日からは、しっかりとパジャマ姿で一般的な入院患者らしく点滴をぶら下げたゴマ付き台車(?)を押して移動する。いっぱしの入院患者の仲間入りをするわけなんだ!
さて、今日も夕食の写真と、僕の病室の窓からの眺めを紹介しておこう。