今日夜中継映像が全世界に配信されたイギリスのロイヤル・ウエディングを皆さんはどのように見られましたか?
僕は、結構、気持ち良くイギリスの王族の結婚式を観ていました。僕は右派でも左派でもなく単なるミーハーなオッサンかもしれないので当然かもしれませんが、このような結婚式に対して税金の無駄使いだとか、この景気の低迷期に・・・とか思えないのです。逆に、日本の場合、あの大震災の被害者が今も重い空気の中で毎日の生活をギリギリおくっている時だからこそ、このような国を挙げての盛大で華やかな結婚式を実施する事で、平民である我々にも大きな夢や希望を与えてくれる材料になっているように思うのです。
ただ僕だったら、あのような多くの人の前で結婚式を挙げる緊張に耐えきれないとは思いますが・・・(笑)また、世界的にも著名な人に囲まれながら主役を演じきる王子とケイト嬢の姿を見ていると、本当に素直に「おめでとうございます!」と言いたくなるのですが、僕と同じようなミーハーな大勢の観衆の歓喜の声がテレビ中継から溢れてくる状況をみてても、やはり多くの人達が手放しで祝福している姿が理解できます。
このウエディングから、イギリスの歴史を見る思いがしました。日本の皇室の結婚式とは違って、やはり古くから王室を維持してきたヨーロッパの大国に守られてきた伝統と文化、過去には辛い歴史も抱えながら今なお国民の象徴として愛され続けているロイヤル・ファミリーの偉大さを感じていました。
明日から、世に言う「ゴールデンウイーク」がスタートする。今日の市内の銀行には、本当に沢山の人が訪れていた。ATM利用者も多かったが、窓口に並ぶ人も多く、資金移動を目的に窓口に行った僕は、その待ち時間の長さに辟易としてしまったくらいである。日本の国民性か、皆がこぞって同じ日、同じ時に休みをとる。それが、海外のように感謝祭とクリスマスの時くらいで、それも長くて一日から数日の短いお休みの場合は許せる。しかし、日本の場合は、大型の連休を容赦なく皆が取ろうとする社会では、一部の休みを取れない者と取れる者との格差が大きくなりすぎる点、問題だと思う。特に高齢者福祉に携わる者にとっては、長期の連休でも利用者は存在する。休みがほしいけど、自分だけが休むわけにはいかない。しかし、子供を預かってくれる保育所も休みとなってしまえば、年寄りの世話なんてしてられない!
休みをとれない人とは、高齢者介護に携わる者だけではない。サービス業もそうであるし、観光で生計を立てる者も同じである。また、農家の人も、この時期には通常だと田植えの準備で大忙しの日々なのである。
そうだ、いっその事、皆がバラバラの時期に適当に自分なりの休暇をとるようにすればどうなんだろう・・・・?観光地で渋滞や人の渦に押し流され疲れるだけの行楽も少しは緩和されるのではないだろうか?今の日本では、休みを取れる家族は、逆に疲れを倍増させるだけの行楽に翻弄されてしまっている。せっかくに息抜きが、息抜きどころか逆に疲れ切ってしまう家族奉仕の辛い日々としかなっていないのではないか・・・と思っている。
サマータイムを導入し、日没時間を遅らせて、ゆっくりと家族で関われる一日を大切にできる環境を整えていけば、もっともっとスポーツも文化も盛んになってくるのではないかと思う。
何だか仰々しいタイトルの出だしとなってしまいましたが、これは、うちの太陽の家のデイサービスの午後のひと時、ほんの少しの時間ですが、職員が持ち回りで利用者の皆さん全体を体操や歌に誘う時があります。それぞれが色々な情報を集め、その日に一番旬な話題をもって、利用者の皆さんの興味をそそる時です。大体のパターンがあって、お昼御飯の献立の話題や、過去の今日起きた事件やトピック等を話します。その中で、時々、僕が飛び入りで参加する事があるのですが、この時に、ある職員さんは自分の想いとは違う方向へ話題がそらされたり、思ってもみなかった話題が出てきて対応に苦慮する時があるようです。
そりゃあ、そうでしょう。私が担当者だとしても同じように、話の歩調を合わせることに悩むと思います。職員さんは、本当に困った顔をする時もあります。僕が一方的に話題を振って、それに上手く対応できなく目を白黒させながら、黙り込んでしまう職員さんも居ます。この瞬間が僕は非常に楽しいと言うか、生きがいを感じるときでもあります。そして、利用者の方々も、そんなトンチンカンな二人の話に笑顔で答えてくれます。これは、年寄りなりの気遣いで笑顔を振ってくれているのだと思いますが、それでも、いつもの同じパターンで始まっていく午後の時間を、少しだけ雰囲気を切り替えて、昼食後の一番眠くなる時間帯に目覚めてもらえる瞬間かともおもうのです。
時にはちょっと意地悪に、職員さんを困らせたり、時には年寄りにゲキを飛ばしたり、時には神妙な話をしたり。僕が期待するのは、その時の場の雰囲気をどのように調整するのか?を第一番に考えています。今、この人たちは、どのような気分で座っているのか?これからの時間をどう過ごしたいのか?を読み取って、何とか利用者の人達の午後の覚醒に向けて役に立てれば良いなあ!と思いながら話を進めています。
何でも良いのです。僕との話に協調性がなくてもいいと思うのです。お互いに別々の話題について話をしてたとしても良いと考えています。僕は、この瞬間に年寄りが何かしらの期待を持って見てくれれば、それで目的の大半はクリアー出来たと思うのです。自分が年老いて、デイサービスのフロアー座る時。これから何をやって時間を過ごすのか?帰宅時間までの間、ただ単に時間に埋もれているだけなのか?と不安な気持ちとそれこそ期待薄い、面白みに欠ける時をどうするのか?そう不安になると思うのです。僕は、いつも言うように、年寄りの一番の問題は「不安感情」だと思うのです。何に関しても不安な気持ちで、感情の半分以上は重く、閉鎖的で、暗い部分を持ち合わせての生活だと思うのです。そんな時、一体何が一番求められるのか?その点を一番重要に考えていかなければ、年寄りの気持ちから「不安」を取り除く(完璧に取り除く事は難しいとは思いますが)事が可能となるのではないのでしょうか?
デイサービスに来て、いつも「今日が最後で、明日からはデイサービスを休ませてもらいます!」と繰り返す利用者が居ます。その人にとっては、ここで過ごす時間は辛いのでしょう。認知症があるから夕方には、自分が言った事すら忘れてしまうから・・・!ではなく、その人でも楽しめる、何か期待できるモノを与えられるデイサービスでありたい。そういつも願っています。うちの職員さんは、僕が飛び入り参加して困惑するのかもしれませんが、そんな事をモノともせず、次の機会には、逆に僕を追い払うくらいの勢いで対抗してもらってもいいはずです。皆さんなりに考えて、機会があれば掛け合い漫才でもやるくらいの闘士をもって対抗してもらえれば、さらに面白い場面設定が生まれるのかと思います。
昨日のタイヤバースト事故については、ブログに公開したのでご承知の話と思うのですが、今日の朝になって、それには大きなおまけがついていたことが発覚。僕自身も開いた口が塞がらない状態となった事を報告します。
例の車両。修理工場にそのままタイヤ交換で持ち込んでもらったのですが、その結果、車検が切れていることが判明したのです。今、太陽の家では7台の車両が動いています。その全ての修理や管理をお願いしている修理工場ですが(決して、その修理工場の責任ではないのですが)、その車両の販売店との兼ね合いもあって、新しい車両の引き渡しがうまく連携が取られていなかったようです。先月末で車検が切れている車両とは知らずに、今まで乗り回していた事を考えると、非常に恐ろしい状態でした。
えっ?車検の切れた車両を運転する事の不都合ですか? まず道路交通法に違反している車両ですから、違反車両として摘発される可能性があるはずです。また、車検の無い車両で事故を起こした場合、自賠責は使えなくなりますね。ひょっとすると任意でかけている損害保険も賠償責任問題が発生するかもしれませんね。とにかく、車検の無い車両を運転する事は、とてもリスキーな問題を抱えながらの走行ですから、非常に危険なことは確かです。偶然にも、この期間に人身事故も物損事故(タイヤのバーストは別として)も発生せずに幸いでした。
車の台数には関係なく管理不行き届きは、最近の僕自身の職務怠慢から来るものでしょう。反省するのみです。
今日の夕方、デイサービスの利用者の皆さんを送り出した後、ネット回線の支払いとついでに今晩の晩御飯を調達しようと思い立ち、一人で車に乗って出かけたわけです。太陽の家を出て、中央道路を右に方向へ出るにはタイミングが必要で、往来の車をやり過ごして安全委右折しようと思えば、結構な時間がかかるのです。まあ、ここでは無事に何の苦もなく右折する事が出来て、ちょっと先のコンビニへ。一番近いコンビニは中央道路沿い。ただ、ここも入るのは容易く、出るのは難しい立地。そう考えると、ここを左折して次のコンビニへ向った方がイージーかな・・・と考えてしまった。途中、目的のコンビニ手前右手に昨日の選挙で当選した立候補者の事務所があり、とっても多くの支持者が集まってきているのか、事務所前の駐車場には車が溢れかえっていたわけです。僕は、その状態を横目に、選挙に勝つと言う事はすごい事なんだ~っと考えてしまった。これが、結局、今回の僕の犯した大きなミスで、それらの事柄に気をとられ、コンビニ駐車場へのアプローチを見誤り、スロープでない縁石に左のタイヤをぶつけてしまったのです。「ゴツ~!」と大きな音と衝撃に驚いて、そのままコンビニの駐車場に停めたものの、さっそく降りて左フロントタイヤを確認。その時、すでに空気が抜けきっている。ホイルこそ割れてはいなかったものの、タイヤは恐らく切れているだろう・・・と思いながら携帯電話を探したのですが、またまたミステイク。携帯電話すら持ち歩いていない。
こんな時に携帯電話を持ってないと結構面倒で、公衆電話を探さなくてはいけないのです。コンビニの店員さんに公衆電話の有無と場所を聞いて、10円入れて太陽の家の事務所に電話をしました。応対してくれた事務長に、僕の従兄の修理工場へ電話を入れてもらってレスキューをお願いしてもらうように依頼して、その場で待つこと数分。(彼の修理工場も、近くにあるので)僕は自分が乗っている車両のスペアータイヤの場所や工具の入っている場所も知らない。と言うか、最近の車はパンクする事も少なくなってきたので、ジャッキや工具の必要性がなかったわけです。こう言うアクシデントに遭遇すると、普段からもっと自分の運転する車の事を知っておかなければ!と思うのですが・・・・やはりリスクマネージメントが欠如していました。
整備士の従兄君は、流石に手早く工具類を探し当て、スペアータイヤを降ろし、ジャッキアップしてタイヤ交換を終了。彼の乗ってきた車を貸してくれて、そのまま、僕の車に乗って修理工場まで帰って行きました。僕は、彼の車を今晩一晩借りて明日の修理終わりに車両の入れ替えをしてもらう事となり、これで全て完了。
こんなタイヤのバーストやらパンクが、遠方に出かけた先で起こったら、それこそ誰の援助も貰えずに自分ひとりで修理しなければいけないわけで、必要に狭まれれば何とか自分でやって打荒れない事では無いとは思うのですが、これほど迅速に作業を終えて、僕は何の苦もなく事務所に帰ることができたわけですから有難い話です。
まあ、タイヤの横っ腹を切ってしまった以上、新品のタイヤに交換しなければいけないのですが、高々、3000円程度のネットの使用料を支払いにコンビニに行ったばかりに、とても高い代金の支払いが起きてしまいました。