太陽の家

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ブログ-施設長の部屋

2009/8/31
ホームページ アクセス数・・・・ありがとうございます。

何だか妙なタイトルのブログですが、今回、このホームページのアクセス数が2584件に達しました。実は、皆さんには見えないのですが、私の方では、このホームページへのアクセス数が見えるようにシステムを組んでもらいました。

8月7日よりカウントし始めて、今日の時点で表記のように2500件を超えてしまいました。一日100件以上のアクセスがあるということですが、その中でも私のブログを見に来てくださる方の数が311件。古いブログの閲覧などを足していけば、倍近くの方々の閲覧があったということです。それほど大した文章力も無いのですが、皆さんの閲覧数の増加はブログを書く意欲に直結しています。本当にありがたいことです。

 また、ブログ自体の更新も数が徐々に増加傾向にあり、今月は21のブログをアップしました。以前のブログにも書きましたが、これで皆さんからのご意見やご要望を聴くことが出来れば、尚のことうれしく思います。ブログに関してでも結構ですし、なんでも結構です。このホームページに付属されている「お問い合わせ」窓口を使っていただき、送信ボタンを押していただければ私の手元に届きます。ぜひ、皆さんからのご意見などをお待ち申し上げております。

2009/8/31
うちの丸子さん、第五弾

 今日は、ちょっとさみしい丸子さんのお話。

 今日の夕暮れ時というより、あたり一面はとっぷりと日が暮れてしまった頃ですが、僕は外出から帰り、車を降りて自宅に戻る頃のお話です。皆さんはご存じない方も多いと思いますが、私の自宅は施設の真横にあり、丸子さんの居室の窓が、我が家の玄関側にあるのです。中央道路の喧騒からちょこっと中に入った、少しだけ静かな位置に居室を持つ丸子さん。何気なく彼女の居室を見上げると、部屋の中に電灯の明かりはなく、暗がりの中で一人、窓から外を見つめる丸子さんの姿を見ました。ただ、遠くの方を見つめながら一人で呟いているように、口が動いていました。彼女の眼下に僕がいることも目に入らず、ただジッと外を眺めています。

 昔のことを思い浮かべているのでしょうか、彼女の眼には今の周りの情景は一切入らないようです。ただ、ひたすら見つめ続けている丸子さん。彼女の眼に何が映って、何を思っているのでしょうか?僕には丸子さんの気持ちは計り知れなかったのですが、その姿を見た時、声をかけて現実の世界に僕の勝手な意思で引きずり下ろすことに抵抗を感じ、そのまま、何も声がけもせずに自宅の玄関を押しました。

 太陽の光が世界を照らさなくなる夜は、僕たちでもセンチメンタルな気分になります。昼間は情緒も何も無いほど騒いで元気だった自分も、夜の帳が下りる頃には、とても感傷的になります。丸子さんにしても同じなんでしょうね、きっと。 遠くに輝くお店のネオンや街路灯の明かりを見つめながら、昔、彼女が暮らしていた世界の一部を思い起こしているのかもしれません。僕が認知症になって、窓越しに思い出に浸る時には、きっと一番素晴らしい時代の街の明かりを思い出しているのかもしれません。

2009/8/29
丸子さんのお友達の話

 丸子さんの大の仲良しさんのお話です。

 三子さんって元々は頭脳明晰、とても育ちの良い良家の娘さんでしたが、年齢と共に認知症がすすんできました。物忘れ以外は特に身体的に障碍を抱えているわけではないので、気の向くまま行動しています。ただ、日中、よくうたた寝をすることがあります。三子さんは週のうち4日間、うちのデイサービスを使って見えます。今日も一日、明るく、気丈に振舞ってみえました。歌を唄い、色塗りをし、しりとりに元気に参加されていました。いよいよ、帰宅時間が近くなってきて、私の顔をみると急に立ち止り、背筋を伸ばして私の前で深くお辞儀をされました。そして、「今日で、私、こちらも最後となります。長い間、いろいろとお世話をおかけしました。」と言われるのです。

 急に、そのようなご挨拶をされ内心では「俺は、そんなこと聞いてないぜ・・・!」と思いながらも笑顔でご挨拶をさせていただきました。「そうですか・・・・今日が最後ですか・・・残念ですね!」 「また、いつでもお越しください。お待ちしていますよ!」とお願いして、その場を離れました。いよいよ、送迎バスに乗っていただきシートベルトを締め。バスは三子さん宅にむけて出発してゆきました。

 それから、一時間ほどして送迎担当の運転手さんが帰ってきました。運転手さんには、自宅に着くまで再三、今日が最後ですから!と繰り返し話をしていたらしいのですが、自宅に到着するなり、今度は私は次、いつ来るの?と聞いたらしいのです。運転手さんには来週の送迎予定表も配布されているのですが、三子さんの迫真の言葉に惑わされてしまったようです。運転手さんの頭の中は三子さんの言葉でグニャグニャの寒天状態となったようで、頭を抱えて帰ってきました。

 認知症って、こんな状態なんですね。これが自分の家族なら怒れてきますよね!または、自分に注意を向けさす為に作り話をしてるとか、いい加減なことばかり言って・・・!と叱られそうな場面です。でも、この場合は怒って、相手を戒めない様にしてくださいね。黙って、話だけは聞いてあげてください。そして、ゆっくりと間違っている部分を確認しながら、訂正してみてください。言っても言っても、聞き入れてくれない場合もあろうかと思います。そのような場合は、一旦、その話題には触れないで、他の話題に切り替えて精神の安定を図った方が良いでしょう。

2009/8/29
うちの丸子さん(不連続シリーズ 第三弾)

 今日もうちの丸子さん、ご機嫌ななめな様子。朝のお散歩は出かけたものの、帰ってきても口数が少ない。それどころか、こちらの問いかけにも答えてくれない。う~ん・・・・こまったなぁ~と職員と一緒に悩んでしまう。

 太陽の家では、一階がデイサービスがあるので、丸子さん、散歩帰りから直にデイサービスへ向かう。

 実は、うちのデイサービス利用者の中に話し相手がいるのですが、このお話し相手も認知症を患っている女性である。二人の会話は延々と続くのですが、毎回、同じ話題。繰り返し、繰り返し、同じ話題にふれてはお互いが神妙な顔をして涙を流す。実は、お二人とも、ご主人を病気で亡くしている。丸子さんのご主人は、10年ほど前、デイサービス利用者は昨年。ご主人に先立たれ、さぞ悲しかったことと思うが、経過時間は悲しみの量と格段、比例するわけでもないようで、10年たっている丸子さんも同じように、つい先日の悲しみのように思い出を語る。

  う~ん・・・・夫婦って不思議なもんだ・・・・と思いながら二人の会話を聴いているうちに、繰り返しの連続に、こちらは飽きてきた。そんな時に、職員がデイサービス利用者の入浴の順番を告げに来た。デイサービス利用者は、お風呂に入ってくる!と丸子さんに告げ、さっさと脱衣所へ。残された丸子さんに、私から「一緒にお風呂入ったら???」と聞いてみる。

 すると、今日で5日目の欠浴中の丸子さん、体を小さく震わせながら「はいらへん!」の一言。

 「今日、息子さんが面会に来てくれるそうやけど、面会の前に綺麗にしとかへん???」と振ってみるが、答えは同じでノー!

丸子さんのノーは、強くプッシュすると逆鱗に触れることとなるので、あっさりと引き下がるが一番。また時間を変えて夕方の入浴でも勧めてみるか・・・と思いなおす。 まぁ、僕だって、お天道様の明るいうちに風呂に入れ!と言われても入りたくはないもんなぁ~と妙に納得してしまう。とにかく、利用者を中心に置いた介護!と言われるものの、普段の業務の中で、遅々として進まない業務を考えると、職員の立場で物を見てしまいがち。分かっちゃいるけど・・・・なんだよね!!!!!

   追記・・・・後で丸子さんを確認したらお風呂に入っていた。職員に話を聞いたらうちのペルー人ケアワーカー君が誘ったら黙って入浴してくれたらしい。僕は彼女がどんな誘い方をしたのか聞いてみた。なんと、彼女はペルー訛りのアクセントで「丸子さん、風呂はいろ!」と言ったそうな・・・・いったい全体、何が違うんだい????!!!!××△?□

2009/8/28
うちの丸子さん(不連続シリーズ と言いながら、第二弾)

 「うちの丸子さん・・・・」 第二弾

 今日は久しぶりにうっすらと雲が覆う、気持の重くなるような天気。鈴鹿の山々もはっきりと見えないほど霞がかかっている。今日のうちの丸子さん・・・ちょこっと調子悪いようである。あまり私の顔を見ようとしない。少しうつむき加減に目は伏せ目がち。

何があったんだろう・・・・?

一瞬、目が合ったんだが、愛想笑い程度の笑みを見せるものの、すぐに下を見てしまう。

   丸子さんの変調に気づいたものの、それから以降に別の問題が発生して、私はあわただしく走り回っているうちに、すっかりと丸子さんの変調にうちて頭から消え去ってしまっていた。

 ふと丸子さんの困った顔を思い出した私は、彼女の居室を訪ねてみることにした。居室のドアは固く閉ざされており、中からは人の気配が伝わってこないほど静かであった。私は居室のドアをノックし、小さな声で「丸子さん・・・居ますか?」と声をかけてみた。すると、中からは、いつもとは違った擦れ声の丸子さんの声で「・・・・はい・・・・何でした?」と答えが返ってきた。

 私はドアノブに手をかけ、丸子さんに入室の許可を訪ねました。「丸子さん、部屋に入ってもいい?」 かすかな声でしたが、私は丸子さんから入室の許可をもらい、ドアを開けて中を覗き込みました。 丸子さんの部屋は、うちの施設でも一番大きな部屋で、窓が北向きに設置された部屋でした。彼女は自分のベッドに普段着の上にパジャマを重ね着して、布団をかぶって横になっていました。今年は暑い気候が短いと言っても、まだ日中の部屋の中の温度は30度くらいまで上昇します。この日も、結構部屋の中は蒸し暑く、こんな蒸し暑い部屋の中で、普段着の上にパジャマまで重ね着して布団かぶって寝ることができるのが不思議でした。

 そんな状況の中、あえて彼女には暑いから布団をかぶらないようにとは言いませんでしたが、逆に「寒いの・・・? 頭痛いの・・・?」とだけ訪ねました。

 すると彼女は、ベッドの中で大きく眼をあけ、私の方を見ながら、寒くはないと答えました。でも、僕には彼女がなぜベッドに横になっているのかがわかりませんでした。いつもの事ですが、何か理由があるはずです。

 しばらくは、ベッドの中の彼女と会話をしながら、適当なところで彼女にベッドから起き上がってもらえるように頼みました。私との若干の会話で何かが変わったのか、彼女はベッドの中から芋虫のように這い出してきてくれたのです。なぜ芋虫のようにという理由は後ほど理解できますが、彼女は体を滑らしてベッドから滑り落ちるように起き上がるのです。何だか妙だな・・・と思いながら彼女に居間まで一緒に行こうと促すと、彼女は黙って私の手を握ってゆっくりと歩いてくれました。

 彼女の今日の女性用パンツはグレーですが、そのお尻の部分が黒く、大きく変色しているのです。 そうです、丸子さんはオシッコを漏らしてしまっていたのです。一連の流れから、ようやく今日の丸子さんの問題が理解できました。プライドの高い丸子さんのこと、オシッコを漏らしたなんて言えないですよね!きっと、色々なことを考え、色々な心配をしていたのでしょうね。私は、職員さんの一人にお願いしてトイレへ誘導してもらいました。そして、汚れたパンツをはき替えてもらいました。

 トイレから出てきた丸子さん、オシッコ漏らして気持ちも悪かったと思いますが、なかなか恥ずかしくて自分のミスをいうことができなかったようです。高齢になると尿失禁が多くなります。丸子さんの失禁が機能性尿失禁か溢琉性か切迫性かは分りませんが、年をとれば、誰だって尿失禁はあることをゆっくりと伝えたのですが、覚えているか否かは定かではありません。しかし、尿失禁を叱るよりは、それに至る原因をしっかりと調べ、できる限りパンツの中に失禁しなくても済むように考えてあげる支援が介護職員に求められているんですね。


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