アスファルトの隙間から花を咲かせたピンクのペテュニア。おかげで僕の車が出せない。ハンドルを何度も切り替えし、やっとやっとの思いで駐車場から車を出す。とても大変だけど、ほんの少しのアスファルトの割れ目から芽を出し、花を咲かせた花に敬意を表し、刈り取らないでこのままにしておこうと思います。
大そうなタイトルで書き始めてしまったが、昨日の台風8号に関しては、この鈴鹿地区では運よく、何の被害もなく通過していっただけで済んだ。何の被害と言うより、風・雨共に特に強く吹き付ける事もなく、いたって普通の雨模様に近い状況であった。
その反面、一部の地域では死者も出る程の水の災害が発生し、風による家屋の倒壊もあったようで、先ごろの部分的な局地的気象変動そのままの台風の残した爪痕である。
新聞報道によると、過去にない強烈な台風という発表があり、その情報のままで日本上陸となった場合、うちもそれなりに被害を受ける覚悟で準備したのである。しかし、日本に近づくにつれ、台風の勢力は弱体化し、本州に近くなると温帯低気圧に毛の生えた程度の弱体台風となり、この鈴鹿では何も深刻な被害もなく済ましてもらえた。
そして、台風一過の今日は、各地方で温度の上昇があり、熱中症の患者が多く搬送されている。
何がこの格差を生んでいるのか、我々には理解できないが、この異常な程の部分的デザスターは、高齢者にとってとても厳しい環境となる。ただでさえ、温度の変化に俊敏に対応できにくい年寄りは、一日で急激に変化する気温や気候についてい行くことができず、体調不良で医療の手助けを必要となってしまう。
私たちができる事。この気候にたいして、どのようなマネージメントが必要なのか・・・。また一つの宿題を頂戴したような気分である。
ハモニカを買った。高かった。でも、欲しかった!
このハモニカを買って吹いてみれば、僕の大好きなシールマンになれると簡単に思い込んでいた。
あの甘く、怠惰な、それでいて人間らしい匂いのする音色を奏でてくれると思っていた。
しかし、僕の想像は甘かった。みごとに打ち砕かれてしまった。
そりゃ、よくよく考えてみれば理解できるはずのことであった。そんな簡単にあの音色が奏でる事が出来れば、だれもシールマンに憧れたりしないわな!・・・と自分なりに妙に簡単に納得する。
シールマンは、今90歳を超えて、一切の音楽活動を中止すると発表があったが、その彼のハモニカの音色は最高に素晴らしい。ハモニカ一本で、人の心を揺さぶり、感動を与えることができるスーパープレイヤーである。アーバンチックな音色は、夜遊びに疲れ切った一流のギャンブラーが、一抹のむなしい気持ちを抱えながら朝もやのかかった首都高速をゆっくりと車を走らせる。そんな情景が目に浮かぶような音楽。って言えば感じてもらえるだろうか・・・?
毎日、誰にも悟られないように小さな音で吹いてみるものの、まったく音が違う。まず、音を出すことから練習しないと・・・それこそ猫に小判。なんとか、練習を積み重ねて、年寄りの前で披露できるようになりたいものだ。
まあ、自転車に次いで二番目の趣味を発見!ってとこかな・・・・
うちの裏庭の木蓮の木に今年初のセミを発見!まだ成虫になったばかりなのか、カメラを近づけても逃げない¡鳴かない!ただジッとしてるだけ。ここ数日うちには台風がやってきて、激しい雨の日が予想される中でのセミの誕生です。地中に長く潜み、ようやく日の目を浴びることとなったセミ達ですが、これから毎日、朝から夜まで、賑やかな日々が続きます。夏の風物詩ではあるのですが、断続的に押し寄せるセミの声も、聞きようによっては耳障りな一面も持ち合わせています。