昨日、太陽の家には大正琴、三味線、尺八の演奏ボランティアにお越しいただき
皆さんおなじみの歌謡曲の演奏会を行って頂きました。
ちょうど一時間の予定で、色々な曲の演奏と歌を聴かせていただき
曲に合わせて利用者の皆さんも一緒に合唱させていただきました。
今回の楽器や楽曲は、大正昭和生まれの方々にも馴染みのもので
音色も心地よく、一緒に合唱できることも楽しく
素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
ただ、今回、私が気になったこととして
うちの親父の反応をみていて思ったのが
重度の認知症となって、今まで大好きだった「音楽」に対して全く興味を示さなくなったこと。
認知症高齢者は集中力や馴染みの喪失があるが
これほどまでに如実に興味がうせてしまうものか…….非常に驚いている。
グループホームに入所して二年。
この二年の歳月は、親父を意味不明の宇宙人に変えてしまったようで
何のための認知症ケアなのか?自分自身で自分のケア方法を疑ってしまう。