一昨日の水曜日より、丹野智文さんと共に尾鷲市の熊野古道センターにて
認知症当事者の映画「オレンジランプ上映会」、丹野さんの講演会「認知症とともに生きる」
そして、認知症カフェに参加した。
丹野さんは、この日のためにお一人で仙台から列車を乗り継いで白子駅まできていただいた。
白子駅でお迎えし、夕食を共に摂らせていただいて一泊。
翌日に、車で尾鷲市の熊野古道センターにて映画上映会、講演会と認知症カフェに参加いただき
ハードスケジュールの中、非常にエネルギッシュに活躍していただいた。
今回のイベントは、一般社団法人三重県地域密着型サービス協議会主催で開催され
尾鷲市の包括、社協、尾鷲市の行政担当者の皆さんのお力添えで100名近い方々に参加いただき
盛大に開催された。認知症当事者の丹野さんを囲んで、市内の認知症当事者の方々の
悩み事や相談を受けていただき、いろいろなアドバイスやヒントをいただいた。
丹野さんの関わる仙台の認知症当事者の会では、要介護4であり年齢も90歳の方々でも
しっかりと自分の想いを伝えることができることを映像で紹介している。
認知症ケアを実践する私たち介護のスタッフとしても、いかに普段から認知症ケアの名の元
その人の想いをくみ取っていないかが、よくわかる。
自立支援と言いながら、まったく自立支援となっていない現状に警鐘をならす