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ブログ-施設長の部屋

2025/1/22
認知症道中膝栗毛 第99話 (高齢者の気持ち)

一昨日、僕は、信頼していた友を亡くした。

友と言うと、亡き本人には叱られるかもしれないが、僕よりも一回り若い建築家であり

うちの施設の改修工事やちょっとした修繕工事の相談に乗ってもらっていた人物である。

もともとは仕事がらみでお付き合いさせてもらっていた。

彼は車が好きで、僕は大排気量の派手なスポーツカー派、

彼は小さめのエンジンで個性的な車を好み、僕の好みとは一線を画していた。

昨年末にも所有するフランス車のエンジンが壊れた!と言いながらも

どうやって修理するか?を楽しそうに話をしていた。

普通の人(???)なら、何もトラブルなく、常にスイスイ動くのが「車」と考えるところ

彼は、手のかかる車ほど愛着がわく。そんなタイプの人だった。

彼の訃報を受け、自分自身の気持ちの中にポカーンと穴が開いた。

この仕事をするようになって、人が亡くなる場面には慣れているはずだった。

しかし、信頼し頼っていた人を亡くした時、自分の中に、何か取り残されたような寂しさが生まれた。

年齢を重ね、周りの人々が徐々に欠けていくとき

人は今の自分が感じているような喪失感をもつようだ。

自分と重ね、自分の最期を意識するだけでなく

急に何の前触れもなくやってくる、このような別れは

次第に社会から疎外されていく高齢者にとって大きな痛手となりそうである。

人は生まれた時点で、死を最終到達点として生活を継続していかなければならない。

いよいよ、そんな最終ステージに近づいた気持ちがどこか心の隅にある。

僕以上の高齢者で、今現在も生きている人生の先輩たちよ

皆さんの心の隅にある「痛み」を、僕もそろそろ感じ始めているのですよ。

その人の心に自分の思いを添える・・・なんとなく理解できるようになってきた。 


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