この写真は、今月送付された、太陽の家グループホームの利用料請求書と共に
送られてきた父の様子と体調管理データ表の3枚の資料です。
近況報告として、とっぴくとなる写真一枚ないし二枚が添付され
その月の目立った様子を担当者が書いてくれています。
担当者だけの個人的な所感ではなく、管理者がすべての利用者への文章を確認し
恐らく文章の添削も行ってから送付と言う段取りで行っているようです。
そして、別表のように体重の変化をグラフ化し
排便回数や水分摂取量など数値データも織り込んでくれています。
これは、文章で近況報告を受ける以上に
ここ一か月の父の体調の変化を一年のデータベースで判断でき
家族としては、今後、父に対して何をしてあげればよいか?が一目瞭然
例えば、体重が減少傾向にある時などは、高カロリー補助食品の差し入れや
父の好きなウナギを食べに連れ出そうとか・・・色々と考える事が出来ます。
毎月、請求書と共に送られてくる、これらの情報は非常にありがたいものです。
僕が、自分で太陽の家を褒めるのも、何かと違和感あるかもしれませんが
これは、本当に客観的に見ても、家族からすれば有り難いサービスなんですよ。
今年の5月3日で93歳の誕生日を迎える父です。
祖父や祖母の寿命をはるかに超えて長生きする父を見てて
やはり太陽の家に入れてよかったと思っている。
スタッフの皆に感謝です。(本気で言ってるのですよ!! 笑)
今日ほど、ブログを書けない日は無いって程、今日は苦労しています。
夕食を終えて、夜9時からブログを書き始め
今、10時半。一時間半の間に書いては削除し、また書いては削除を繰り返し
その削除した数、5本のブログ。
最初に書こうとしたのは、昨夜、僕の親戚から41年前の家族写真をメール添付で
送られてきたことについて紹介しようと考え、文章を書いたものの
なんだか公開するのも気が引けて、書き上げてから削除に至ってしまいました。
その理由は単純で、僕の古い写真など興味ないだろうと思ったことと、
そこに映ってい家族の承諾をもらっていないことが
苦になってしまって、その時点で公開できない!と考えたわけですね。
次に、僕がどれほど気の小さな男であるか!について書こうと思い、書き始めたのですが
これも、バカらしくなって途中で辞めてしまいました。
次に韓国って国が好きになったのに、今の日韓関係の悪化について書こうとしたのですが
これもまた、自分が国際問題についてブログを書くことに、あまりにも図々しさを思い辞めて、
今日のデイサービスで驚いた認知症の人の反応について書こうとしたのですが
これもまた、あまりにも個人が限定される点で、何の承諾も無しに書くことに躊躇した結果
削除してしまいました。
今日一日だけでも、色々なことがありましたが
その中の一つを拾い上げ、それについてブログを書くには
あまりにも個人的すぎるテーマで
今日に限って気が引けた!と言ったところでしょうか・・・
そろそろネタ切れ!?と、ほくそ笑んでいるあなた!
絶対に、ここまで読んで、にしゃ~!と笑った人も居る事でしょう。
今日は確かに苦労していますが、明日は、また、明日の話を書きますよ!
第一回のブログは、2009年6月から開始していて、
今年の6月にちょうど10年を迎えることとなります。
10年前の自分が、何を考え、何を伝えようとしたのか?
あまり成長していないような気がしてしかたない。
そして、昨年暮れの大晦日から今日まで
休むことなく毎日更新を継続してきている。
これも、また、非常に珍しい奇跡のようなことで
うちのスタッフ達も、内心では「いつ、連続更新が途切れるのだろう?」と
思っているのではないだろうか・・・・
こっちはこっちで、意地でも続けたる!!と
へんな意地はってみたりして。
そう言えば、今日、玉ちゃんと話をした時に
ブログ書くのにどれくらいの時間をかけているのですか?と質問された。
普通、調子いい時は30分程度で更新完了させるけど
平均的に一本のブログ書くのに一時間はかかるかな・・・・と答えた。
すると彼女は、一日24時間の内の一時間をブログに突っ込んでいるのですか~と
あきれた調子で呟いていた!!
そうなんだよね!みんなに意地張って、毎日一時間づつ僕の貴重な時間を
ブログ更新のために費やしてるんだよね・・・
これもまた笑える話だね・・・。
久しぶりにグループホームにいる父を訪ねた。
いつ行っても、寝てばっかりいる父が、今日はダイニングテーブルの椅子に座って
目が明いていた。
丁度、父の斜め前の席に座る女性利用者の横にサイドチェアーが置いてあったので
そこに腰かけ、その女性利用者にベッタリと寄り添って座った。
この利用者さんは、特に何も会話することもないのだけど
普段から非常に豊かな感情表現をする人で
僕は、この女性が好きだ。
言葉なくても、この人は、誰に対しても無視しない人で
言葉による意思の疎通は無くても、嬉しかったり、悲しかったりという表情が
必ず表現してくれる。人の存在を無視しない!ってなんて心地いいんだろう!!
そんな意味で、僕はこの女性が好きである。
さて、そんな僕の存在を見ていながら、父は何も表情に現さなかった。
表さないと言うより、僕の感覚では父が嫉妬していると感じた。
息子の僕が、父に声をかけるより先に、他人の彼女に寄り添ったことに
たぶん父は腹が立ったのだろう!と感じた。
わざと無視するように、素知らぬ顔をしている父をみて
玉ちゃんが、父の耳元で「誰と思う?」と問いかけた。
すると父は「俺の息子やろ!」と言った。
その父の言葉を聞いて、僕は認知症の父も、普段から昼夜かかわらず寝ほけている父にも
そのような感情が残っていることが嬉しかった。
昔、怖かった父、そのものだった。
親子っておかしなもので、こんな単純なことに対しても
怒ったり、逆に癒されたりするのです。
ボケてしまった父でも、僕にとっては今でも父親なんです。
どこかで頼っている自分がいるようです。 笑えますね!
東京オリンピックと共にパラリンピックに対し、社会全体の目が向いている。
今日、テレビで紹介された障碍者にやさしい最適ルートナビと言う携帯ナビソフト。
日本の道路が障碍者だけでなく、ベビーカーを押して外出する人に対しても優しくないのは
僕も、2013年の8月のブログで書き込んでいるが
日本の道路は弱者には厳しい設計になっている。
歩道には、きつい傾斜があったり、段差があったり、極端な場合、国道沿いの歩道が
ある部分で無くなっていたりするのです。
普段、車に頼り切って移動している人には、如何に日本の道路は歩行者や車いすの利用者に
通行しやすいように造られてない事が見えないですよね。
自分自身が障害を持つこととなって、家の周りを車椅子で移動しなければならなくなった時
こんな最適ルートナビに頼らないと支障をきたすようでは寂しいですよ。
歩道や車道を横断するにも、最適ルートを選択すれば
逆に遠回りとなる場合もあるわけで
非常に優しいシステムだけど、よくよく考えてみれば
どのルートを辿ったとしても、簡単に移動できることが望ましいですよね。
社会全体が弱者にやさしい街となるよう啓蒙啓発活動をすると同時に
社会全体のハード面でも、今後の道路整備を根本から変えていくことが急がれます。