太陽の家

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ブログ-施設長の部屋

2010/7/9
今日の太陽の家は超賑やかでした!

 今日は月に一度の満月の夜かしらと思うほど、非常に賑やかな一日でした。歌は聞こえ、大声で他人に世話をやく人もいれば、あちらこちらで井戸端会議。それも、何時も以上にパワフルな大阪のおばちゃんの乗りの井戸端会議は、事務所の中まで響き渡る。一人が歌い始めると、つられるようにもう一人が黒田節を・・・・色々な歌がクロスオーバーして、シンクロして、おまけに場所が場所だけに共鳴して、いや~ア、大変な一日でした。

 利用者が多い日は、その分一人頭の占有面積が小さくなる。すると、お互いが干渉しあって相互に何かしらのスイッチが入りやすくなるのでしょう。それでも、一日を終えて皆さんが帰る頃には、いつもより楽しそうに帰って行かれた。これって、私達がカラオケに行く時、時として何も理由も無く参加者全員のノリの良い日といくら頑張っても乗れない時があるように、昔のAKB48さん達も今日は相対的にハイテンションな一日だったのでしょう。

こんな日は事故も起こらない、体調不良の人も出ない。全員がベストなコンディションの希少な一日だったのでしょうね。しかし、昼間はしゃぎすぎて、今日の夜に疲れが出てきても困るのです。やはり適度が一番なんでしょうね。

 なるほど、今日の気温も影響しているのかもしれませんね!?今日は一日雨のでしたが、特に湿度も高くなく気温の上昇も抑えられていました。つまり、高齢者にとって、とてもベストな気候だったのでしょう。あまりに厚くなりすぎるとエアコンが入ります。高齢者はこのエアコンの冷気を結構嫌います。寒いと言うのです。27度設定でも僕達には厚くてジメジメとして汗ばんでくるのに、歳をとると肌寒く感じるようです。だから、今日のようにエアコンの力を借りなくとも十分過ごしやすい今日のような天候が一番楽に居ることが出来るからでしょう。

 明日は一日晴れ間が覗き、次の日曜日から一週間は、また雨模様の日々の連続らしいです。次第しだいに湿度も高くなり日中の活動の邪魔になる日も近いと思います。気候変動が激しいこのごろ、年寄りには厳しい日本の夏は、やはりそれなりに厳しい蒸し暑い夏でなければいけないのでしょう。暑すぎず寒すぎず、適度な環境ばかり求めていては、困る人々も沢山いるのでしょうね。しかし、今日は、一日、大変活気がある一日でした。こんあ一日が毎日続けばいいのですが・・・・。

2010/7/9
参議院選挙期日前投票に行ってきました。

投票済証の写真です。

投票済証の写真です。

 グループホーム入居者のお二人と共に先の参議院選挙期日前投票に行きました。鈴鹿市役所12階の選挙管理委員会の特設会場に入り、事前登録を行い、所定の手続きのあと名前を呼ばれるまで入居者の方と一緒に待ちました車いすの利用者は係の人が伴い、歩ける方はそれなりに係の方が付き添い、まずは選挙区選出選挙の投票に、次に比例代表選挙の投票を行いました。係の方の対応は、代筆も含めて丁寧に対応して頂き、今回の選挙に参加して頂いた利用者の方にもそれなりのメリットは多かったと思います。

 認知症グループホーム入居者の選挙権の是非については、いろいろな意見に分かれる事と思うが、僕の意見は認知症となっても記憶に障碍を抱えるものの、特に知識が低下したわけではなく、国民として政治に参加する権利は維持されるべきと考えるのです。今回はご家族の要望もあって初めて選挙に参加しましたが、選挙に参加する事以外にも、今まで拒否の多かった入浴も、選挙に行く事を言い訳にしてお風呂には入っていただけたり、帰宅途中、選挙に行った誇らしげな顔を見せていただけたり、グループホームに入所することで全ての社会的活動が切断されてはいけないと考えます。

 今日の選挙に参加した証に、投票済証なるものを頂戴してきました。ご家族にお送りするべきか、このまま参加者の居室に飾っておくべきかで迷っています。恐らく、居室に飾る事となるかと思います。雨の降りしきる中、車いす利用者一名と自立している方一名の二名。市役所の正面玄関の大屋根の下に車を止め、雨にぬれることなく選挙を終えました。

2010/7/9
アメリカにおける若年性アルツハイマー患者

 今日、アメリカの友人からメールに添付されてきたCBSニュースの映像がある。局の専属のキャスターを務めていた女性が40歳代で記憶に障碍を抱えるようになり、55歳の今、認知症専門の施設に暮す姿をレポートしていた。興味ある方は下のアドレスにアクセスして、その画像を観てほしい。但し、日本語に吹き替えられていないので音声は全て英語である。

http://www.cbsnews.com/video/watch/?id=6601253n

 映像の最初に現役時代の彼女の姿と当時に活躍状況が報告され、その後に施設に暮す彼女の姿が紹介されている。施設で生活している彼女の年齢は55歳。さすがに若く美しい、施設も日本の施設に比較してみても施設らしくない雰囲気である。もちろん、入所費用はアメリカの中でも高額な施設に相当するとは思う。私が1990年にアメリカの認知症ケア施設を数か所見学に行った時。訪問した施設は、アメリカで標準的な施設を中心に回った。その標準的な施設も、この映像で紹介されている施設に近いものであったことから、日本人の考える専門施設との大きな違いを感じてしまう。

この映像をみて施設の違いだけでなく、アルツハイマー病に対するアメリカ人の考え方の違いに注目している。実は、この映像は若年性アルツハイマーの恐ろしさと進行の速さだけをレポートしているわけではなく、アルツハイマーを患った妻をめぐる家庭環境の劇的な変化をレポートしている。現役時代に結婚してアメリカの大手テレビ局で働き、夫婦ともに東京、モスクワ局への赴任等を経験し、その後、妻のアルツハイマーの重度化に伴い施設入所。夫は妻の変化に涙しながら状況を話しているが、今では別の女性(夫と早くから死別)と生活を共にしている。この感覚も日本人と大きな違いがある。

そして、この映像を送ってきた私の友人も、メールにハート・ウォーミングな話だから見てくれ!と書いてきた。ハート・ウオーミングとは、直訳のとおり心温まる話であるが、私たち日本人の感覚からは認知症となった妻を施設に入所させて、自分は新たに別の女性と生活を共にする事は出来かねる。私達の感覚からは、オーストラリアの認知症患者であるクリスティーン・ボーデンさんの話は逆で、認知症と診断を受けてから愛する伴侶を見つけ結婚。夫の支援を受けながら世界各国で講演活動を行っていた。オーストラリアもアメリカも同じ言語を話す国ではあるが南半球にあるかその逆かと言う理由で、これほどまでに考え方が違うのか・・・と不思議には思える。

2010/7/8
大成功!・・・・職員一同、とってもよく頑張りましたで賞!

dsc03299.JPGdsc03303.JPGdsc03277.JPGお知らせにも書いたように昨日は七夕さん。最近では七夕の日には「そうめん」を食べる風習があるそうですが、お陰で私んちは昨日の昼、夜、そして今日の朝の三回連続でそうめんを食べました。そうめんを食べて悪運が流れてくれればありがたい。

そんな話よりも、昨日の七夕祭りに催した職員による演劇について報告しましょう!昨日の演劇は、グループホーム管理者の上垣外君の書いたスクリプトをもとに、職員全員が小道具などの作成を行い、夕方の業務終了後に練習を積み重ねてきて、ようやく昨日の本番を迎えたのですが、流石に練習を重ねただけあってとても面白く、スムーズな演劇として仕上がっていました。利用者の方にも「前回より、ずっと良かった!」との評価をいただいて、職員も満足げであります。

 さて、そのストーリーですが、これは、ハチャメチャ演劇で、遠山の金さんあり、太陽の家デイサービスセンターあり、クロネコヤマトの宅急便あり。年老いた父親(吉田、石河)をデイサービスに通わせたいが願いが叶わない貧しい家族に一人娘(上垣外)が親の為にわが身を投げ出して悪代官の元で働いてお金を得ようとするのですが、悪名高き代官(妻鹿)が娘を手籠めにしようと企むのでした。その情景を観るに見かねて登場するのが高貴な金さん(村上)、悪代官をやっつけ、美しい(?)豚・・・いや娘を助け出す。そうやって稼いだお金をもって家に帰った娘は、そのお金で体の不自由な父親をデイサービスに通わせることになりました。デイサービスに通うようになって、体の不自由な父親も元気を取り戻し、家に帰るのですが、またまたリハビリの甲斐もなく、転倒して怪我をするというストーリーでした。

 演劇には、舞台衣装や背景、効果音等が必要です。それらの細々とした細工を手分けして作成し、当日も黒子(川合)、カンぺ担当(玉腰)、ナレーション(森)、音響(高木)、利用者フォローに(真弓、坂口)、記録(加藤)と全員が参加して、この劇を盛り上げてくれました。・・・・・えっ?・・・・私? 私の仕事は演劇評論家として、今回の演劇を評価する事が仕事です。(笑)

 利用者の方々に笑って頂ける、また、真剣に見て頂くには、それなりの準備が必要であることを改めて強く感じました。この劇の為に、職員が費やした労力は、自分自身のプライベートな時間を使ってもらっています。自発的に練習に参加し、この劇を通して職員同士は一体感を感じることが出来たと思います。高齢者介護の現場は、食事、排泄、入浴だけの支援だけに留まらず、このような演劇を観て頂いて、普段の生活にわずかながらの刺激と変化を付けて頂くような支援も必要です。一日8時間、高齢者に接するだけの仕事とみてしまうと、人間味あふれた介護は出来そうにありません。ヒューマンサービスの在り方を考える時、現実の制約や職員同士の人間関係などが大きく左右する場面であると思います。介護の質の向上には、職員のスキルの格差よりも何よりも、職員の連携のとられかたと職員間の人間関係の改善が絶対条件であるように、私自身、今回の演劇を観て感じました。

 このような演劇を職員に毎回強要するものではありません。また、そのための練習を、職員のプライベートな時間に強要する者でもありません。しかし、それ程の気持ちが職員全体に満ち溢れ、お互いが補いながら協力していく態勢づくりの重要性を改めて感じました。そのために必要な援助は行っていくつもりです。今回の職員のみんなの努力に感謝します。

2010/7/7
自分の書いたブログを読み返すと結構恥ずかしいものです!(笑)

自分のブログを日を改めて読み返す事の恥ずかしさは、かなりのものである。(痛みの度数と同様な表記を用いれば、三鼻毛どころかパンツ一丁で屋外をウロウロするほどの恥ずかしさがある)。何度も言うように、ブログを書く時の自分自身はと言えば、特に何という目的も無く、ただ単に頭に浮かんだ言葉を文字に置き換えていくだけであって、云わばその時の気分なのである。思いつきを文章に置き換えていく、つまり、ローマ字表記でキーボードを叩いていくことでブログが完成している。

 思いつきだからブログが完成と言うより、思う事全てを吐き出してしまった!といった感慨の方が大きいと言った方が正しい。頭に浮かんだ想いをローマ字でうちこんでいくのだから、当然、誤字や脱字が多い。おまけに読み返しをしないまま公開してしまうので、文章が所々意味プーな個所もある。

 そんな意味プーの文章が恥ずかしいのではなく、時としてセンチメンタルな気分で書き連ねたり、時としてとても理屈が多かったり、時としてとても腹立ち紛れありありの文章だったりと、その時の自分自身がみえてしまう事に恥ずかしさを覚えるのである。しかし、最近、このブログの訪問者が増加している。毎月のアクセス数が上昇していて、今月など7月初旬と言う割に、前月の月半ば頃と同数のアクセスが行われている。

 これは非常に嬉しい事であるのだが、逆に自分の裸を見られているようで恥ずかしい気持ちでいっぱいになる。でも、アクセスが多いと言う事実は、ブログを書いている者からすると、非常に嬉しいものである。読んで頂けると思えば、尚の事、毎日ブログの更新を行い、また同時に読みごたえのある文章を書かねば・・・とまたモチベーションも上がるのである。

 そう言えば、話は変わるが、今日、七夕の日。いつの間にか七夕の日は「そうめん」を食べるのだとか・・・・お陰で今日の昼も夜も「そうめん」を食った。毎日高カロリー、高脂肪な食事ばかり食べている自分としては、これもまた良しと思える。

 そうめんは麺が細く、それ程の大量に食べれるわけでもなく、それでいてしっかりと腹もちする食事である事が良く分かった。今日は今の時間でもお腹いっぱいで空腹感が無い。これは健康的な食べ物なのかもしれないと思った。

・・・・・・また、しょうも無い事をツラツラと書いてしまった。明日は、読み応え有る文章でブログを飾るぞ!と決意を新たに、早々とベッドにもぐりこむのでした!


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