


全く持って不快なタイトルかもしれないが、実際に認知症の人ってのは、面白い。
感覚的には、困ってるんだな~と理解しつつも
その行動には、ほほえましいところがある。
そう考えると、認知症の人に対してイライラしたり、憤慨したりすることも起きなくなる。
認知症グループホームの職員さんと話をすると、結構、同じ会話の繰り返しに腹が立つ!と聞く。
確かに、何度、説明しても、すぐに同じ質問をし、同じ要求を言い始める。
認知症の人が財布を無くした、又は眼鏡をなくした!等の訴えに対しては
認知症ケアのテキストでは、同じように部屋の中を探してみましょう…と書かれている。
確かに、一緒に探す。一体感は生まれる。でも、結果的には、見つからないことが多く、その都度
一緒に築いた信頼関係は、そこの時点で一時休止する。
すると、また、同じように○○が無くなった!と訴えてくる。
こうなると、認知症ケアってのは、なんなんだ!と尊厳もへったくれもなく、ただ、たんに怒れてくる。
でもね、僕たちがケアする人たちって、真剣に自分のことの心配をしているのですから、
その場しのぎで一緒にものを探す振りをしても意味がないのは当然と考えるべきなんです。
一緒に探すなら、部屋の中をくちゃくちゃにするだけの力を出してやる。
お互いに額に汗してものを探す。そうでなければ、別の方向性を提案してみる 。
新しい眼鏡を買いに行くか・・・?それとも、ここはいったん諦めるかて、少し間をあけて探しなおすのか?
色々な案を提案してみる。
認知症の人の面白いところは、ここなんです。提案すれば、それなりの回答が返ってくる。
どこまでが本当で、どこからが思いつきなのか?本当に不思議なくらい、あやふやな世界で喘いでいる。
そんな人たちなのです。だから、同じことを繰り返し言われても、怒らない!
もう少し別の視点から見ると、結構、面白いことを一緒に出来るんですよ!