太陽の家

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ブログ-施設長の部屋

2010/3/19
今年はじめての土筆を見ました。
2010/3/18
次の学び舎・・・

スクーリング風景

スクーリング風景

 56歳を過ぎ、今更学校もないだろうと思っていたのですが、今回、日本福祉大学に学んで多数の教授陣とお会いする中で、勉強の面白さに初めて気づいた気がする。この気づきがもっと若い頃にあったなら、今頃は自分の思い描いた道を歩んでいたかもしれない。または、また別の道を歩んでいたのかもしれないと思います。

 日本福祉大学では、社会福祉を学んでいたのですが、その科目の中に世界の貧困と社会構造の関係や発展途上国における貧困問題等を研究する教科もありました。京都大学のその分野の教授を外部講師に講演を聞いたりしながら、資源消費量に準じた世界地図をみながら世界のバランスを考えたり、スウエーデンと日本の社会福祉の比較を学んできました。貧困問題は世界的に大きな問題となっており、武力衝突の根底に存在する問題でもあります。日本国内に於いても、貧困への連鎖という問題が顕在化しており、負のスパイラルとも言われ、貧困から抜け出す事の出来ない諸問題があふれています。

 私の実践する業務は高齢者介護ですから、世界の貧困とはかけ離れたテーマともいえます。しかし、高齢社会の中でも人間の考え方や生き様が、高齢となって障害を抱えてしまった後に、少なからず影響を及ぼしているケースも珍しくありません。人間の一生は短いものです。長寿社会となった今でも、働ける(自分自身の能力をフルに発揮できる時間と言えば良いのでしょうか?)時間は限られています。今の私がその境地に近づいています。これから先に自分の知識を高めて、どれほど社会に還元できるのか?は、当然若い人たちに比べても残り時間は多くありません。また逆に「無駄」という解釈もできます。

 社会福祉士の国家資格を取得して、今まである意味、目標を定めて一直線に進んできたものが資格取得と共に消滅してしまった感もあります。この間、自分の時間の大半はテキストを読むとか学校の試験の準備をするとか、常に机に向かう生活だったのですが、この3月15日の発表以来、とても手持無沙汰となっています。テスト勉強であれ何であれ、自分自身の生きる目標と言えれかもしれません。国家試験までの一年は、風邪をひいては時間の無駄等の一種独特の緊張感が存在しました。特に昨年の夏以降はケアマネの試験と社会福祉士の試験の連続で、体調管理に神経を使っていました。まぁ、そんな姿勢で臨んでいたわけですが、この期間、学べるものは何でも吸収しようと言う旺盛な感覚は、全てにおいて資格取得に起因しているのです。

 机上の空論と言われるかもしれませんが、私には机に向かって福祉論を考え、文章にし、論じることが向いているのかもしれません。それでは、何のために資格取得を求めたのか?となりますが、まず一つの答えとして「憧れ」があったと思います。私にとっての社会福祉士は対人援助やソーシャルワークの専門職として光り輝くものとして映っていました。資格の名称に憧れたわけではありませんが、仕事として人間の幸福の理想郷のような輝きです。

 全ての人が幸せになるために!と言うと大きすぎるのですが、人間の心理から、歴史的な背景から、多面的に幸福感とはなんぞや?といつも問いかけているような毎日でした。こんな日々を送らなくても良くなった日から、とても空虚な毎日を過ごしているようです。この年になって・・・というRegretばかりですが、自分のライフワークとして、次は大学院で福祉経営を学ぼうと考えています。

 特に今のグループホーム業界、介護保険制度以降、営利法人の参入が認められ小規模施設の多くに営利法人の参入が見られます。そして、ここ一年の間にも数々の不祥事が露呈し指定の取り消し等の行政処分を受けるケースが増加しています。社会福祉を経営するということは?どうすれば高質な介護サービスを提供し尚且つ利益も追求できる事業経営が可能なのか?を探ってみたいと思っています。

 今後、自分の資格を如何に社会還元できるか?もっともっと学びを広げて考えてゆきたいですね・・・!

2010/3/16
木蓮の花が咲きました。

太陽の家の二階、グループホームの窓に灯りがともっています。

太陽の家の二階、グループホームの窓に灯りがともっています。真っ白な木蓮の花を撮影しました。

真っ白な木蓮の花を撮影しました。

 まだまだ陽が落ちると肌寒い日々が続いていますが、太陽の家の裏庭には純白の木蓮の花が咲きました。木枯らしが舞う冬の間中、硬い蕾のまま寒さに耐えてほんの少し春の陽気が感じられるようになって、枝についた蕾がいっせいに開花しました。木蓮の花の寿命は短く、開花して一週間もすれば花びらは散ってしまいます。その後、新緑の芽がもぞもぞと芽生えて、太陽の光が強くなるにつれ葉っぱは厚く、色濃くなって大きな日陰を提供してくれることとなるのです。真夏の暑い時期に木蓮の木陰で本を読むと、心地良い風に頬をくすぐられ、優雅なひと時を感じることが出来ます。今年も、そろそろ、そんな季節の到来が近づいています。

2010/3/13
また起きてしまった火災事故

 今日の未明、北海道のグループホームで火災が発生し、入居者7名が死亡する痛ましい事故が発生した。また、兵庫県の病院では若い看護師が寝たきり状態の入院患者の肋骨を折った事件により逮捕されている。同様に、三重県の松坂のグループホームでも軽率な職員の行動によって入居者への虐待と人権侵害が起きている。看護と介護の世界で、非常に粗悪な行為によって高齢者傷つけられている。

 これだけ介護の質が叫ばれ、社会的にも重要視されている中で、不始末の連続である。一体全体、どうなっているのだろうか?

 うちも他人事として放置できない程、これら不祥事の連続に、非常に恐ろしい気持ちで管理状態を確認する必要性がある。

2010/3/12
東京報告その3

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またまた東京の報告です。もう~ええゎ!と言わず、お付き合いください。

 まずは写真を見てください。東京二日目の朝は最高にお天気もよく、前日までの曇り空はどこえやら・・・・ホテルの朝食を食べるために最上階の40階レストランへ。そのレストラン入り口から遠くに富士山が見えました。東京のホテルは面白いことに、富士山が見える側と東京湾の見える側の二つの顔を持っていることです。どちらの景色も最高にすばらしい眺めなのですが、富士山を臨む側には高層ビルは若干少なく(もちろん宿泊するホテルの位置にも寄りますが・・・)逆に東京湾側には寄り多くの高層ビルが林立しています。僕は、どちらかと言えば東京湾側の眺めのほうが好きです。東京タワーがあり、台場の風景があり、遠くに羽田空港から離発着する機影が望めます。特に東京大好きと言うわけではないのですが、日本で一番大きな都市だけあって、色々な刺激を受けることが出来ます。また、音楽や芸術の点においても世界的な著名な芸術家の作品がマジかに存在する点と思います。アートにしてもコンサートにしても、いつでもより取り見取りの展覧会、コンサートが開催されていて、田舎に住む我々のように、お目当てのコンサートのために数ヶ月も前からチケットを購入し、職場の休暇を願い出て、スケジュール調整が必要です。特にこのような職業となって以降、遠い先の予定が計画しにくくなっているのです。そのような点では素晴らしい街だといえます。

その反面、東京の嫌な点は物価の高いことが上げられます。コーヒー一杯が1000円を越えて、この旅行で利用したホテルなどコーヒー一杯が1600円でした。もちろん単なるカナダドライ・ジンジャーエールも同じく1600円。原価100円です。と考えると手が出なくなりませんか?それと、ここ数年で一気に増えたイタリアンレストランですが、一頃のフレンチレストランのように洒落た外観、それなりのウエイターさえ揃っていれば値段はつけ放題。大き目のお皿の中央にパスタ麵数十本をクルクルとまとめあげただけのプレートが2800円とか、兎に角、ぼったくりに等しいものの量と値段です。

 ずいぶん昔、僕も若く、食えない時代に商売の関係で上京した事があります。その頃はイタリアンよりフレンチの方が流行の時代に、結婚したての女房を連れて夕食に青山近辺のレストランに入ったことがあります。外観はフランスの郊外にあるような石とレンガを積み重ねたような洒落たレストランでした。中に入るとフランス人ギャルソンが給仕をしていたのですが、そこのレストランの高級なこと。当時の僕には腹いっぱい食べることが出来ずに、かと言って席についてメニューを見た途端に逃げ出すことも出来ず困った事がありました。

 もちろん、東京の全てのお店が高級店を気取った店ばかりではないのですが、なんと言うか「東京値段」とでも言うのでしょうか・・・・東京の若者はデートするときにいくらの予算で女の子を誘うのでしょうか?そんな経済的な余裕が無いから、女の子を口説くことを諦めて草食系の男の子が増加してるのでしょうか????だとすれば、これは少子化問題担当大臣、都会の若者でも余裕でデートできる環境の整備が必要でしょう・・・?

 朝食前に撮影した写真から富士山が見えるお話から、へんな話題に変わってしまいましたが、まぁ、東京には面白い面とさびしい面の両方を持ち合わせながらも、その差が激しすぎる都市なのでしょうね。太陽の家で働いてくれる若者も東京が大好きな子が一人居ます。彼の眺める東京はどんな街なのでしょうか・・・・?一度、ゆっくりと話をしてみたい気がします。

 


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