今日は花の金曜日。俗に花金と呼ぶ。ってちょっと古い言い方かもしれないけど・・・今日の夕方、職員の誰かがタイムカードの退勤を打刻しながら呟いた。
いつまでかは覚えが無いが、金曜日の退勤時間帯は心ウキウキする時間帯だったような気がする。・・・・様な気がするとは妙な言い方だが、自分が会社勤めをしてた頃。と言うより若かりしころ。まだ独身でアフターファイヴの身の自由のきく頃の話である。そう~か・・・独身時代には金曜の夜は華々しく社交界(?)に繰り出していたのか・・・・?
いやいや、そんなことは無い。独身のときも金曜日だからと言って心ウキウキした記憶はないぞ!!! じゃぁ、いつまでが花金だったんだろう・・・・?と考えてみても答えが出ない。どう考えてもいつ頃から花金で無くなったのか思い出せない。自分の若かりし頃には、もっと輝かしい毎日を送っていたはずだ。・・・・・そう思いたい!
僕は金曜日を特別に見えないかもしれないが、そう言えば、今日は職員全員が何時もよりそそくさとタイムカードを打って帰っていく。「おい!おい!事務長までもかよ!?」唯一、ケアマネが外回りから帰ってきて電話したり、書類を整理したりセカセカと忙しく動いているものの、そんなケアマネもさっさと「お疲れさん!」と一言残して帰っていってしまった。
事務所にポツ~ンと一人残され、やるべき仕事は山積みではあるものの、なんだか職員の残していった「花金」の言葉が心に残り、尚のことわびしく感じて居たたまれなくなった。今日もリハビリに精を出して利用者の積極的な姿を見たし、先週から週末も休み無く働き、ちょっと肩も張っている。僕も今日くらい早く帰るか・・・・?(今日くらい・・・・? 職員がこの言葉を聞いたら、そう言うだろう!)
という訳で、今日は僕が一番最後に(グループホームの担当職員さんゴメン)帰るとするか!
機能訓練 太陽の家では、個別機能訓練を重要視しています。出来れば理学療法士や作業療法士によるトレーニングを採用したいのですが、我々のような弱小施設には、そのような有資格者に就労していただけない弱点も持ち合わせています。しかし、専門職が居ないからリハビリテーションが出来ない。では、利用者の皆様に申し訳ないと考えています。
うちの施設では過去にインシュリン注射を必要とする糖尿病患者を食事と運動管理などを行いながらインシュリンに頼らない状態まで回復させた実績もあります。また、病院、リハビリ専門病棟への入退院を繰り返し最終的に食事の経口摂取も困難な状態の入居者を完全に復帰させた経験もあります。この方は、今ではペースト食から刻み食にまで食形態も戻りおまけに毎食を自力摂取されております。
このような事例を踏まえて、高齢者の抱える種々の疾患に対してもしっかりと病気を勉強し、適切な処遇を行うことによって体調だけでなく身体状況に至るまでかなりの確率で改善が見込めるものと考えています。今、私達の接する利用者の人々に脳梗塞を患い半身まひやしびれを訴える方々、または認知症による記憶障害や行動障害に悩む方々がみえます。これらの利用者の皆様に、どのようなトレーニングが必要なのか?を専門職と介護職員が話し合って個別に機能訓練を充実させていきたいと考えています。もちろん、この機能訓練には医療分野のシームレスな指導やアドバイスも必要となります。必要な時には主治医のアドバイスを求めて活動を進めていきたいと思います。
後、数カ月も継続すれば、太陽の家の利用者の方々のADLはもとより生活のQOLまで向上していくものと信じて、丹念に励ましあいながら実施する予定です。参考までに今行っている機能訓練の一部を写真で紹介いたします。
本日、社会福祉士の登録証が送られてきました。長妻厚生労働大臣の就任中にこの登録証を取得する夢がかないました。
これで晴れて社会福祉士を名乗れます。それと同時に、自分自身が背負うこととなる責任の重さを実感している最中です。まだまだヒヨッコの自分です。これからも勉強を重ねて社会福祉に貢献できるよう努力していくつもりです。
太陽の家の職員さんの一部から自発的に勉強会を始めたいと申し出がありました。今日の夕方、デイサービスのリーダーと相談員にインタビューを実施していた中で、偶然、介護の勉強をしたいという申し出がありました。職員の中の有志が集まってお互いに切磋琢磨しあい勉強会を行っていく、その勉強会に際して会場を貸して欲しいと申し出がありました。僕はその申し出が嬉しくて会場の使用を快諾しました。また、勉強会の勉強方法についてアドバイスしたり助言したりするサポートも行う約束をしました。
今、太陽の家デイサービスセンターでは、職員の和が非常に良く保たれているように感じます。もちろん、職員からすれば全てがパーフェクトとまではいかないでしょうが、それでも全体的にモチベーションは上がっています。職員同士の人間関係も良好で、お互いが助け合いながら前向きの介護を進めています。実際に要介護利用者に直接的に関わる職員の連携が保たれ職員の協働の関係が構築されていることは、そのまま利用者へのサービスも必然的に良質のモノとなっていきます。こんな嬉しいことはありません。過去に、幾度か職員との対立や意見の食い違いもあり、沢山の職員が退職したりしてきました。その都度、管理・経営する能力に失望感を味わいながら、職員の立場に立って経営を考えてきた結果、ここに来てようやく職員と一丸と慣れたような気がします。
今、私が思うことは、職員の皆さんがバラバラの経験値、スキルと知識をもって共に働くようになって(これも何かの縁でしょうが・・・・)、この職員さんのスキルアップに協力し、自分が得た知識と僅かばかりですが経験してきたことを伝えていくことが、あたしに与えられた仕事と感じています。取得した資格を活用し、職員さんに今まで僕が学んできたことを、今度は逆に還元していく立場であろうと考えます。職員を教えると言う立場ではなく、共に学びをひろげる意識で、自分も今まで学習してきたことを復習する意味において一緒に勉強してゆきたいと思っています。
組織としては小さな施設ですが設立7年目にして、ようやく形が整ってきたように思えます。本当に職員の皆さんに感謝です。
キャットウォークとは、大きな通りの横断歩道の無い場所を横切る猫にたとえてつけられた名称です。車を運転している時に、ハンドルを握るドライバーの直前を猫が失踪する場面に遭遇したことがある人も多いことと思います。本当にびっくり仰天、心臓が喉から飛び出しそうに驚くのですが、流石の俊敏な猫ですら横断しきれずに車と衝突してしまうケースも多い、とても危険な行為の一つとしてニューヨークでは全てのキャットウォークが禁止となっています。
そんなキャットウオークを私は不謹慎にも、この太陽の家の前の中央道路でやってしまうことがあります。今日も雨の中、もう少し先には横断歩道もあるのですが、ついつい車道をクロスしてしまいました。この場合、どのような場面で行われるかと言うと、断然、前のスーパーに用があって買い物を済ませた後、施設に戻ろうとするときに多く見受けられます。ちょうどスーパーの出口を出て広い駐車場を歩いているときに、王だな歩道の信号機が眼に入ります。信号機の色が青色のときに自分がどこを歩いているかによって、その衝動がどう変化するかが変わります。
スーパーの駐車場にいる時に横断歩道が青い色を表示している場合かなりの確立で車道をクロスしてしまいます。その理由は、中央道路の車の流れが信号機で止められ、容易にわたることが出来るからです。車両が信号待ちしているから安全とは限りません。そんな危険性は十分に理解しているのですが、横断歩道の信号が次に青色に変わるまで待つことが出来ないのですねえ・・・一寸無理すればわたることができるという判断の元、私は横着にも法令を無視して危険なキャットウォークをついついやってしまうのでした。 車にひかれて命を落とす前に、先を急ぐことの無いように自分自身を戒め改めます。