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ブログ-施設長の部屋

2011/6/14
デイサービスにおける時間の使い方の難しさ。

最近、うちのデイサービスの午前中の時間の使い方を観察する機会が多く、今日も午前中のデイサービスの状態を見守りながら様子をうかがっていた。午前中という時間は、入浴時間として、利用者の多くは入れ替わり入浴の為に席を離れ、脱衣所、またはその直前のトイレへと移動が頻繁に行われる時間である。うちのデイサービスにしても同じような状況で、デイルームに残された利用者は、入浴の順番が回るまでの時間をつぶす事となる。この「時間をつぶす」という表現が、本当にフィットするような環境が存在する。要するに特に何をやりたいと言う訳でもない。ただ単に、自分の番が来るまで時間をつぶしているだけなのである。当然、気力も意欲も無くなっている状態である。利用者によっては、居眠りをしている人もいる、職員にかまってもらえるチャンスを待ち望んでいる利用者もいる、居眠りもせずにただ単に無表情で過ごす人もいる。この時間の過ごし方は、人によって随分と格差がある。

 もちろん、デイサービスにおける時間の使い方は、すべてケア計画に基づいて実施されるはずであり、本来ならばデイサービスに到着した時点から、ケアプランに従い行動の全てが計画されているはずである。しかし、実際は、相手は人間であり生きている以上、その日ごとに体調も気分も異なり、全てを計画通り行え無い場合もあり得る。その体調、気分の変化によって出来た穴を臨機応変に埋めるのが、その日のフロアーリーダーの手腕と言える重要な場面である。相手の様子を観察しながら、適切な目標を提案して行くこととなる。ここに熟練と経験知の性が生まれる。経験の浅い職員では、この時に提案できる「目標」がブレてしまい、利用者のやる気どころか、デイサービスの目的まで見失ってしまう時もある。

 僕は何度も職員には言ってきたが、まだまだ、利用者の方々の持てる力を発揮できていない気がする。もちろん、その辺にある同業事業者に比べると、うちのデイサービスは実施してるサービスの質が格段に上である。何よりも利用者の自立を促すと言う点で、ほかの業者の出来ない支援を行っていると自負している。しかし、それでも尚のこと、利用者が受け身でいる。と言う事は、利用者に「してあげてる!行為」が多いと言う証である。主役は利用者であることは当然ながら、主役をあがりたてまつりすぎて、何でもやって差し上げる。そんな機運がデイサービスの利用者の間にはびこっている。

 ある車いす利用者が叫んだ。「ちょっと! おしっこ!」 僕は、これはおかしい表現だと思う。 その方は車いす利用者だから自分勝手にトイレに行って、便座に座って用をなすことは出来ない。だから援助が必要である。しかし、おしっこする行為は、職員ではお手伝いできない。援助できるのは、トイレでの移乗、着衣の上げ下ろしを基本とし、それ以上の援助は不要である。職員に言えば、なんでもやってくれる。そんな利用者の意識が蔓延し、知らず知らずのうちに利用者は自分の出来る事をしなくなり、やれる事をやろうとしなくなる。そんな怠慢な雰囲気が利用者の自立心を奪っているように思えてならない。

2011/6/14
蛇がだめ~ウナギもだめ~♪

蛇はだめだけどウナギはだめではない!何故かしらウナギは食べられる。しかし、これが蛇だとすれば、想像するだけでも口に運ぶことは出来なくなる。まあ、そんな蛇とウナギの話ではなく、今の時代のCMの不思議について話しをしてみたい。テレビのCMの中にも、本当に色々と変わったCMがあるもので、このブログの書き出しでも紹介したCM。某有名コンピューター関連のCMを引用したものなんだが、蛇もウナギも関連できない業種のCMなのに・・・これが妙に記憶に残っている。イメージ戦略としてのCM効果を考えると、このCMは成功であると思う。だって、これだけのフレーズで、このCMがインテルのものだと繋がれば、CMの目的は達成されているわけだ。 しかし、このCMを僕が気に入っているか?は別問題であり、CMの好感度と効果は、まったく比例しないものかもしれない。 今、好感度抜群のCMはと言うと、サントリーのCMで、沢山のタレントや俳優による坂本九ちゃんの曲「見上げてごらん・・・・」を収録したものが一番好きなCMだ。もちろん、東日本大震災の被災地復興を願っての公共放送的コマーシャルの色濃い作品だけど、僕は胸にジンとくるものを感じた。

 自分が胸にジンとくる何かを感じたとしても、それが多くの人の意見とは違う。今の若者達の感性と僕のそれとは大きな違いがあるようで、まず「笑いの壺」が違う。僕からすれば最近のお笑いネタについていけてない。お笑い番組をみてても笑えない。 いや笑いを理解できていない。同時に、タレント自体、誰が誰か理解していない。相手を理解できていなければ、話が面白いわけが無い。いつの間にか年老いて、若者文化からかけ離れた場所をさまよっている自分だった。

 

 

2011/6/13
ちびた鉛筆

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鉛筆も使えば減ってくる。長かった持ち手も次第に短くなり、自分の手の中で抑えが効かず、コロコロとしてしまいます。子供の頃、ちびた鉛筆は、写真のようなエクステンションを使って字を書いていた。太陽の家の事務所で、ちびた鉛筆のエクステンションって無いの?と言ってみたら、有ると言うのです。普通、今どきの人達は大量消費の文化の中で育った人達ですから、こんなキャップをつけてまで、ちびた鉛筆を使うことも無いのでしょう。今となっては、その時代になじみの人にしか分からないエクステンション。太陽の家の事務長は知ってました。さすが・・・・・

2011/6/12
節電列島 今迫る危機をみて

今日のMr.サンデーを観た。この夏の節電に関わる突然の大停電を想定したシュミレーション映像を放送していた。はっきり言って、今回の大停電のシュミレーション映像は最低の番組構成であり、低俗な不安扇動型番組である。確かに東京都内で大停電は起こりえる。可能性から言えば、何だって少なからず可能性を持っている。しかし、今回の番組で紹介されたシュミレーションまで被害が拡大するには、かなりの部分で偶然が重なり、最悪のケースの連続的コンビネーションが連結しなければ起こりえない。そんな状況を、テレビ番組を作る方法として、大きく、幅広く、恐怖心も煽るだけあおって、一つの事象をデフォルメするやり方。原子力を使わない発電を押し通すには、それなりの電力供給に不足が起きても仕方ない。ある分で社会全体がお互いに補い合いながら、電力のショーテージを緩和できるようにお互いが協力することこそが必要ではないのか?

 今回のテレビ放送で取り上げられた課題は、社会を不安にさせるだけで、なんの解決策も提示できていない。こんな問題意識の提示は避けるべきではないのか?それとも、これは、低俗で偏った、特定の目的を内包したプロパガンダなのか?原発を手放すことによる電力供給の不安定さが、日本全土を巻き込んだ大停電への恐怖。大停電という事態も非常事態と言えば非常事態かもしれないが、番組の中で強調されていたような恐怖観念こそ、人間の思考をマネイジメントし、原発の必要性、重要性を暗に促しているように思える。

 イタリアで原発の是非を問う国民投票が実施されている。だから、日本も国民投票で決めるべきだとは言わない。ただ、誰の扇動も受けずに独立した考え方で、原発問題を考え自分なりの判断が出来るように考えてもらいたいと願っている。

2011/6/9
明日の4時40分。この時間をどう考える?

東京都庁も段階的ではあるがサマータイムの導入に踏み切った。通常より一時間早く業務時間を繰り上げて都民サービスを開始し始めた。そして、この4時40分。明日の三重県の日の出の予想時間である。朝の4時40分って、普通の健康的な人の生活リズムの中で、目覚めているべき時間なのか?って言う疑問が出てくる。人生に悩みを抱えている者や高齢者で昼夜が逆転してるような人ならともかく、普通、この時間はまだベッドの中。もう暫くの惰眠をむさぼりたい・・・・そんな重要な時間ではないか・・・・・? そんなトキ、すでに日の出が始まっている。 惰眠をむさぼる頃に4時40分である日本の時の基準をどのように判断するか? これを勿体無いから一時間早く基準点を繰り上げて、日の出を5時40分としてあげれば、日の出とともに仕事をはじめ、日の入りと共に就寝する。そんな生活が可能となる。人は自然の明かりと共に寝起きし、仕事や余暇を費やし、宇宙規模の回転のサイクルに人間の生活を沿わせることが可能となる。とても自然ではないか・・・・!

徳島県についで、東京都庁もサマータイムを導入。不ぞろいな国民性なのか?決断力の無い政治家なのか? 何度も言うようだが、世の中、いっぱい頭の良い人が多く居るにもかかわらず、なんでこんなにも訳分からない、説明もつかない、全てのシステムが不ぞろいでかみ合わないのだろう・・・・?

 もったいない!


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