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ブログ-施設長の部屋

2019/1/30
やばい!日が変わる!!

今日は、協議会の次年度事業計画に関する理事会に出席してきた。

次年度の事業を一年分話し合い、意見を出し合いながら決定してきた。

先月末に各事業所向けアンケート調査を行い

事業所の意向を調査し、その結果に基づきながら

事業計画を練った。

夕方に理事会を終えて帰社してから

じい年度の事業に対し、関係する方面に根回しをしていたら今の時間になってしまった。

もうすぐ、日が変わる。

せっかく今までブログを毎日更新し続けてきて

こんなことで空白ができるのは嫌だ!

そんな思いで、さっそくパソコンを膝の上に置き

ブログを打ち込み始めた。

さて、それで、次年度の事業として

近年の人材不足に合わせて定着率の低さから

各事業所の大半の職員の入れ替わりも激しいようで

認知症ケアについて基本的な研修を希望している。

また、職場の働く環境整備に対しても頭を悩ませている事業所が多く

次年度の計画としては、認知症ケア初心者向けストレス対策、基本講座等

また、事業所の就労環境を改善するために、看取りや接遇等の研修を専門を

お招きして行うこととなった。

働く環境に際しては、各々の個性ある施設運営もさることながら

同業者同士の同じ視点からの学びではなく、異業種からの講師を招いて

別の観点からの介護を考える機会を持とうと言うこととなった。

いずれにせよ、人材不足の現状は、OFFJTに対しても

思うように人員を派遣できないのも根本的な質の向上に結び付きにくい課題ではある。

現場としての本当の声は、研修や講義ではなく、役に立つ助っ人の派遣だとは思うが

僕は、この問題を各事業所が、もっと自分たちの事業所自ら輝き

魅力を発信する努力も同時に実践していかないと

人がいない!集まらない!と言う言葉も単なる泣き言で終わってしまうと思っている。

認知症の爺さん、婆さんの介護(介護ではなく支援と言う視点の切り替えも大切)は

大変だけど、それなりに遣り甲斐もあり、喜びもある・・・と思えないわな~ァ

2019/1/29
グループホーム運営推進会議

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地域密着型サービス事業所は、おおよそ二か月毎に一度、地域の住民、民生委員、行政担当者や家族を含めて

施設の運営推進会議を実施しなければならないと決められている。

今日、太陽の家では民生委員の皆さん、ご家族、地域の総代さんと地域包括支援センターの担当者の方々に

お集まりいただき会議を開催いたしました。

昨年度より、運営推進会議の中で身体拘束適正化委員会を同時開催し

太陽の家の身体拘束について話し合う場を兼ねるようになっています。

いろいろな角度から、身体拘束に相当する事例などを検討しながら

その影響や身体拘束に至る経緯などを話し合い、事業運営の参考とさせていただいています。

今回の会議では、インフルエンザの蔓延を防ぐために、利用者を居室に閉じ込めることも拘束にあたるのではないか?と言う疑問を

管理者の方から提示し、その是非について話し合いました。

参加者からは、一般家庭においても家族内でのインフルエンザへの罹患を防ぐために

隔離することを予防策としている以上、このような施設においても同じ方法をとらざるを得ない。と言う意見が聞かれました。

また、この運営推進会議では、地域包括支援センターの担当者が加わることで

より地域とのパイプが太くなり、営利法人の運営する事業所としても

公共性が非常に高くなってきたように思います。

うちの運営推進会議は、管理者が頑張って実施しているので

出席者も非常に多く、多い時には13名から15名の方々にお越し頂けます。

まあ、場所が狭いものですから、少し窮屈となりますが

この運営推進会議。結構面白い制度です。

(写真を公開することに関しては、出席者全員の承諾を頂いております。)

2019/1/28
”嵐”の休止宣言を聞いて

僕のブログで、この手の話題について触れることはないと思うけど

今朝のテレビのニュースで『嵐』が活動を休止すると言うのを聞いて

非常にびっくりしたと同時に、芸能界の中で生きることのむつかしさを感じた。

僕の年齢で、ジャニーズ事務所の誰が、どのグループに属してなんて

全く知らないし、それ程注目はしてこなかった。

実際にSMAP(これでスペル正しいの・・・??)も

良く知らないのだから、話題にする資格なしではある。

でも、メンバーのことはあまりよく知らないけれど

個々の人物が、色々な番組のキャスターしていたり

自分の番組を持っていたりするのは、テレビと連れ添っている僕だから知っている。

それぞれ個性的で、ジャニーズ事務所のガキタレのイメージから想像できない

それぞれが上手に年齢を増して行っているように思っていた。

おぼこい子供っぽいと思っていた青年が、それなりに格好よくうまい歳の取り方をしている。

今の時代、爺もGGと呼ばしたり、婆あはバーバ。

昔の爺さん、婆さんのイメージとは全く異なるイメージで

高齢者が活躍したり、表に出ていることと重ねて

SMAPや嵐のような、青年~中年へ、そして初老に変化していくことは

僕としては憧れるし、非常に自分自身の将来(それ程長くはないけどね!)に対し

夢を抱くことができる。

そんな気持ちで彼らの成長を見ていたつもりだけど

やはり、芸能界という世界に暮らすことって、本人たちにとっては重い、辛い事なんだ。と

改めて感じた。僕たちのように個人として無名な人間ってのは

世間の注目もなければ、その分、人の目を気にしなくても良い。

公衆の中にいても、その中の一人でいれるってことは

非常に楽なポジションなんだね。

そう言う意味で、リーダーの大野くんが自由になりたいと言う気持ちは理解できる。

ただ一つ心配なのは、嵐と言うグループから離れても、元「嵐」の大野さん。と

注目は同じように浴び続けることで、せっかく辞めたにもかかわらず

同じように人の目を気にして生きなければならないこと。

どこまで世間が、元嵐のメンバーを一般人として扱ってくれるか??なんだろうね。

2019/1/28
「・・・なさけない!」の言葉

「情けない・・・」って言葉を認知症の本人が言った。

この男性は、うちのデイサービスをほぼ毎日利用している車いす使用者です。

普段から人が嫌うようなことをやっては、周りの利用者からひんしゅくをかっている人です。

僕も、正直、この人は人格に問題ありと思っていた人です。

室内でも送迎車の中でも、やたらと唾を吐くのです。

人をからかうことが好きで、歩行訓練する人に向かって

イチ!ニ!サン!シ!と号令をかけては叱られています。

今日の午前中も、リビングの椅子に座っていながら、椅子ごといざり移動するのです。

床のピータイルや椅子の脚が壊れる寸前の軋み音を立てています。

僕は、備品を壊されたくなくって、彼に声をかけました。

最初は不機嫌な応答で答えていた彼も

車いすを持って、真横に置いたら車いすに移乗すると言い始め

少しお手伝いすると簡単に車いすに移乗しました。

少し彼の行動を見守ってみると、玄関口に移動しようとするので

思い切って屋外の散歩を覚悟しました。

玄関を出て、施設の前の歩道を通って、隣のショッピングモールへと向かいました。

結構、今日も外は寒いです。本人は家に帰るために外に出たのですから必死です。

どっちへ行くの?どうやって行くの?この方向でええの?と、いろいろと質問してきます。

そのたびに、この方向で本当に帰れるの?と問いながら、彼の反応を見つつ車いすを押していました。

ものの5分もしないうちに寒くなってきたようで、何とかしてくれ!と訴えがありました。

僕は、彼に、寒いから一旦戻りましょうと促しながら車いすを施設の方向に向けて 進めました。

施設に戻って、彼の横でじっくりと話をしました。

すぐに忘れるだろうけど、ここに来てもらっている意味を説明しました。

この説明には十分な時間を費やしました。外を徘徊していた時間以上に何度も繰り返し説明しました。

その時の声のトーンは、普段より落としてゆっくりと簡潔に話をしました。

彼も、気持ち的に落ち着いてきたのか、普段よりも多くの事を語ってくれました。

その大半は理解できませんでしたが、その中で理解できたのが

「・・・・なさけない!」の単語でした。

いつも嫌われ者で、粗暴な彼の言動が今日はすっかりと消えているのに気づきました。

自画自賛しているわけではないのですが、介護の現場に、このようなたっぷりと避けるだけの時間がないのですね。

一人のために僕は一時間のうえ、べったりと付き添っているわけですから。

今の認知症ケアの一番の問題点が、ゆっくりとその人に寄り添うことが

現場では持てない「余裕のない現実」と思います。

 

2019/1/28
認知症ケアの不安なところ

認知症の人が昼ごはんを食べている。

放っておけば、副食の添えのポテトサラダまで一緒に味噌汁の椀に入れて食べてしまう。

其の物を認識できないから仕方ない行為ではある。この時点で介護が加わることは、自立支援の理念に反するのか?ポテトサラダは、単独で口に入れる方がおいしく食べれると考えるのは私個人の思いなのか?認知症のあるなしに係わらず、その人が思うように食事すれば良いのだけどしかし、普通に考えて、その人が以前からポテトサラダを味噌汁に入れて食べていたのか??が問われると思う。こんな不毛の議論をするつもりはないが、その人の自立支援ってのはその人の癖や習慣を知って初めて実施できる支援ではないのか?!食事だけをみても、認知症の人のケアには繊細な神経が必要となる。繊細な神経の持ち主は、精神的に非常にデリケートである。張り詰めた神経を維持していくには、認知症の人のケアは大きな負担となって圧し掛かる。結果的に認知症ケアから遠のいていく。


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