太陽の家

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ブログ-施設長の部屋

2011/6/3
テレビ放送について

日本にテレビの放送が開始されたのは、私が生まれた年で、すでに誕生から57年が経過している。最初はNHKがニュースやら大相撲やらと公共性を一番に考えて番組構成がされていたようだ。僕が幼稚園、小学校に入学するころには、テレビでは子供向けアニメや人形劇、また海外(特にアメリカから)からの番組が放送されていた。こんな話をしても、今の若い人には分からないだろうが、その当時は画像は白黒で、時々流れるコマーシャルなどは食料品やおやつ等の類が多かったように記憶してる。

鉄腕アトム、ナショナルキッド、月光仮面などは私達子供のヒーローであり、それらの番組の放送時間ともなると、何は捨ておいてもテレビの前に座って真剣なまなざしで画面にくぎざしの状態であった。また同時にアメリカから輸入された番組からは、生活様式の違いや着てる服、住んでる家、持っている家財道具など、全てにおいて文化的で裕福な生活をしているアメリカ人の子供たちの番組には、心から憧れていたものだ。だって、その当時の僕たちのおやつと言えば、「ふかしイモ」または「田舎あられ」といった物。例のアメリカ製お茶の間番組で、主人公のビーバー君とか、何とかかんとか君は、真っ白でアイロンのきいたカッターシャツに綺麗な色のカーディガンを着て、ダイニングテーブルに座って、綺麗なお母さんが出してくれるホットケーキとかクッキーをコップ一杯のミルクで食べてる。その点、僕たちは湯呑にそそいだお茶と田舎あられ。時々、婆さんが、吸いもの椀に田舎あられをいれ、少量の塩を加えた後、熱いお茶を入れて食わしてくれることもあった。それ程、食文化も生活様式も違っていた時代であった。

 そんな時代から50数年がたって、今ではデジタル放送の時代。この地域でみれる番組数も結構増えてきて、CS放送を加えれば都会に引けを取らない程の番組数である。僕もCS放送を数局受信しているが、一日中テレビにかじり付いてる事も出来ないので、結局は見れる番組ってのは限られてくる。しかし、それにもまして、BS放送の中でテレビショッピングの占める割合の多い事に驚かされる。コマーシャルの放送なのか?そのものが番組なのか?よく理解できないが、兎に角チャンネルを変える度に放送されているくらいだから、一日のうちにショッピング番組の占める割合はかなりのものだろうと想像する。 次に多い番組は、韓国製の時代劇または近代ドラマ等も多い。日本人と変わらぬ風貌だから、ちょっと見、日本の番組のようだが、なんだか町の風景や周りの環境が違う。よくよく見てると韓国のドラマだ!というケースが多くなってきた。

 そして放送がデジタル化して、見えなくても良い人の顔のシワやほくろなど、顔面のデコボコまでよく見えるようになってしまった。昔ならドーランを塗ってゴマ化していたお肌の調子も、今のテレビ技術の進化の前には、もっとも恐ろしく、騙しが効かない問題ともなっている。やはり何でも見えすぎ、聞こえ過ぎは良くないのですね。適当に見えて、適当に聞こえる程度が何とは無く、丸く収まるように思えるのです。

2011/6/2
太陽の家の役目とは?

グループホームもデイサービスも共に、太陽の家としてそれぞれの役目を考えてみたい。グループホーム太陽の家の役目は、当然、認知症に特化した専門的な支援。(小難しい表現を避けるために言いなおすと、)認知症の諸症状に対応できる細かなケアを毎日繰り返すことで、安定した気分で過ごす事が出来る。その為に、職員は常に諸症状について考え、学び、話し合いを繰り返しながら、また家族との連携もお願いしながら支援を継続する。

そしてデイサービスの役目は、在宅生活をおくる要介護者に不足しているモノを、日中の限定される時間内でサービスとして提供する事。特に排泄、食事、入浴の三点がセットで言われることが多い。ついでに、せっかく来てもらっているのだから、これ以上の身体的機能低下を予防するためにも、個別に訓練を繰り返しながら機能向上または維持に努める。まだ更に欲を言えば、一日中、楽しく、時間を忘れるほど有意義な時間を過ごす事が出来ればよい。

・・・・と、これらは、一般的な高齢者福祉の教科書に書かれている内容であり、こんなのがケアマネの試験やら、国家試験などの事例問題などに汎用されている。しかし、僕が思う我々、介護する者の役割として一番重要なことは、要介護者に必要以上の負担をかけささない事並びにその為の働きかけ。(これまた、分かり切ったことを・・・・と言われそうだが、意外と皆が気づいてない部分だろうと思う)要するに、色々な家庭があって、色々な環境がある、ましてや要介護者の状態にも色々。人によってニーズは違うものの、全てに共通している事は「病気と死」であり、僕はこの「死」について、もっともっと我われ介護する職員側も深くかかわっていける姿が求められていると思う。一人の人間の最終段階に、どのように関わって、どのように力添えするのか?ということである。食事、排泄、入浴の課題みたいなもの当たり前のことでウロウロしてたのでは、今話している課題には到底おぼつかない。デイサービスと言えど、昼間だけと言えど、要介護者を一人の先人として尊敬する中で、その人の痛み、悲しみ、苦しみを如何に排除するのか?を考える。サービス提供中に病気の初期症状を見つけて軽くすんだ!というのも素晴らしい。でも、ロウソクの炎が、次第しだいに細く、小さくなっていき、何気にすっと消えてしまうように、人間の一生も自然に消滅するようには出来ないものだろうか?病院へ搬送して、注射や点滴、酸素チューブなど、それだけでも苦痛の連続。そんな思いをさせずに済む。そんな日々の支援が一番重要で僕が求める姿かな・・・・と思うのだが。

2011/6/1
徳島県がサマータイム導入するそうだ。

このニュースを聞着ながら、サマータイム導入にいち早く自治体として取り入れた徳島県知事の得意げな顔に、逆に不安感がよぎった。だって、日本のたった一つの県だけが、サマータイムを導入したところで、何の解決にもならないのではないの?という疑問である。逆に徳島県の人は、近隣自治体との連携の中で合計2時間の余分な稼働を余儀なくされるだけではないのかと思う。

アメリカ合衆国でサマータイムが導入される時は全米で統一的に実施される。本土だけでも時差のくくりが4つもある広大な国土のアメリカだからこそ、全米が足並みそろえて一斉にサマータイムへ切り替えをしなければ、それこそ混乱どころかエコノミックまでもが破壊されてしまい、アメリカ国内だけでなく世界的な混乱の元となりそうである。規模は小さくとも、この問題と同じような問題が徳島県を中心に近隣都府県に発生する可能性もあるかもしれない。その問題を解決するために、関係職員は朝の余分な一時間、終業間際の一時間と計2時間を余分に働かなくてはいけなくなるのでは・・・・?!

 サマータイムを専門に検討する大臣が居たが、ここの処、一向に声が聞こえてこない。節電やら節電免除やら、ややっこしい規制の網かけ。どうもこの国には緻密な思考と大胆な決断を行えるリーダーが不在なようである。


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