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ブログ-施設長の部屋

2010/7/19
井戸端会議 パート2

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僕のブログは付け足し、付け足しで継接ぎだらけですが、そこのところは許してもらって、今回のブログは職員の井戸端会議と称して写真入りで紹介します。

 デイサービス職員が一連の仕事を終えると、なんとなく事務所の近辺に集まって井戸端会議を行います。特に何という新着情報などなく、そこに吉田や妻鹿がいるということで集まっては色々な話で盛り上がっています。事務所からは高木も混じって色々な細かな情報交換の場となっているようですが、なんだか楽しそうです。誰かれなく話を持ち出しては、笑いの渦。職員同士の関係がうまく出来ていないと、このような輪は作れません。そう考えると、今、非常に良い関係が作られてきたのかな・・・と安心し安堵し満足しているのです。(笑)

 以前から課題として問題視されてきた職員のベクトルですが、あの当時の看護師が必死になって職員に発破をかけいろいろな介護技術の習得や対人援助の方法論が今になって実ってきた。または、今、ようやく熟してきたという事もあると思います。職員の働く意欲やモチベーション、または向う方向は、短期間には構築は出来ないようです。まだまだ未完ではあるのですが、昨年に比較しても、随分と職員の意識改革は進んでいるようです。

 見方によっては甘い!と言われるかもしれませんが、私は、こんな太陽の家の職員さん達を誇りに思います。もちろん、今の現状でストップしてしまうのではなく、これからもドンドン向上し、スキルを磨いてもらいたいと思います。

2010/7/19
太陽の家の井戸端会議の場。

 太陽の家の職員用通用口界隈が、職員の井戸端会議の場所である。私はこの場所で多くの意見やアイデアを吸収する、とても重要な場所の一つでもあるわけだが、今日の昼食後の会議で、職員の一人が自分の世界を広げたいと言う話が出た。自分の世界と言っても、世界中をグローバルに活躍するキャリア的活動ではなく、この年齢となり家庭も家族もいる生活の輪を広げると言う意味の世界である。

 その職員は、私の保有する社会を、広くてうらやましいと言うが、それにはそれ相応の自分なりの努力も必要となるし、ある面、家族や知人等に犠牲を強いることもでてくるし、また、それらの人々の理解と協力がなければ出来ない事であるが、その為に、まず家族に自分の考えを話す事から始める。そして、自分の主張を通す限り、その分相手の主張も聞き入れるようにする必要性がある。私の場合、多分にGive and Take の生き方をしている分、お互いの人権を尊重しようとするが、これが、日本的封建社会を踏襲する御仁がパートナーだとすれば、話は多少複雑になる事は否めない。しかし、それでもと言う強い信念があれば、そんな壁などなんとか乗り越えることは可能である。要するに、良質な家族関係を壊してまで主張する必要性の是非が一番重要になってくるのである。

 さて、その壁を越えたとして、それ以降何をするか?については自分次第である。趣味の輪を広げながら人的ネットワークの構築に精進するのか? ネットワークの構築までいかずとも、見聞を広めることに終始するのか?によって、行動範囲は変わってくる。ある人は、自分の人生を振り返りたくなって中近東へ旅をしたり、ある人は社会を広めるためにボランティア活動に精力的に加担したり、と色々である。その人が、そこに自分自身の意味を見出し、自分の存在を感じれる事が一番優先されるべきであり、社会を広めるためだけに外へ嫌々でることは、その社会から何も学ばず、何も得るものも無いと思う。

 高齢者の人たちを介護する中で、介護される現場に、その要介護者が自分自身を見出せる介護が最高の介護であるのは、この点からも理解できると思う。私達は人に言われて行動するのではなく、自分からすすんで行動を見つけ活動する。これが自律ということであり、その自律をうながし、そのような意識のもとで生活できる事を自立と言う。(何だか、オッサンジョークのような言い回しではあるが・・・)

 仕事をもち、家庭を守りながら自律するためには、自分でやりたい事をしっかりと見つめ、確実に目標を立てて、それに向かって継続的に働き掛ける。そんな努力が必要となるのです。何事も、他人をうらやましがるのではなく、自分で行動する。そのために自分の言動には責任をもつこと。同時に自分に与えられた義務を果たす事を最低限守らなければいけませんな!

2010/7/18
7月も18日となってしまいました。

 月日の経過するのは早いものです。何もしないまま7月も18日となり、子供たちの夏休みがスタートしたのか、やたらと子供たちが日中に街中に多い。歳も中年を越えようとする年齢になると、一週間の過ぎるのが早い。一週間が早いから一ヶ月の過ぎ去るのも早い。春の桜から、露、梅雨明けしてセミが騒々しく騒ぎ立てる。スイカが美味しいと騒いでいるうちに、海にはクラゲが多く繁殖する時期となり、泳ぎに行くにもクラゲが恐ろしくてウエットスーツでも着ていないと、刺されて体中腫れるのもいやだし・・・!と言っているうちに台風がやってくるようになって、台風一過と言いながら一瞬吹く風が冷たく感じるようになって、木々の緑がだんだんと黄色や赤色に染まり、街中の人々は長袖から、コートへと次第に厚着するようになって冬を迎える。 こうやって思い始めると一年ってあっという間に過ぎ去るのですね。

 若い者たちも、爺さん、婆さんたちも、金持ちも、権力者も、すべてが平等に歳はとる。生まれた当初はか弱い筋肉や骨格も、年齢とともにたくましく育ち、ある日突然、ピークを超えて骨格も筋肉も衰え始め、生まれた頃のかよわさに戻っていくようである。生まれたての赤ん坊がオムツをあてられるように、歳をとって活動が低下すると、またオムツをあてられる。でも、歳をとったから自分でトイレまで行けないからオムツでは、あまりにも安易な対処ではないか?歳を重ねるにつれ、言葉を失う場合はあるが、必ずしも全員が言葉を失い、自分の排便の意思表示ができなくなるかといえば、そうではない。できれば、排便のリズムをつかんで、トイレで排便したい。オムツの中にではなく・・・・

 道路沿いの木々は、今を盛りのピークとして濃い緑色をしている。強烈な太陽の光を枝いっぱいに広げた葉っぱで受け止められるだけ受け止めて呼吸している。海からの風が、次第に山から吹きつけるように変わると、この木々の葉っぱも茶色に衣替えをする。若い育ち盛りの時には、葉も厚く、艶があって光り輝いている。でも、秋になって、風にあおられて枝を離れる頃には、それまで元気で勢いのあった緑の葉っぱも、色が変わり、葉脈が浮きあがるようにやせ衰えてしまう。しかし、自然のサイクルの中で、冬の訪れにあわせて木々も衣替えをするように、人間社会も世代交代を行う。そして、それまで第一線で輝いていた人々は、社会の役目を負え華麗なる思い出と履歴をのこしていく。決して派手ではなく、地味と言えるかもしれないが、悠久のやすらぎに向かって自然に流れていく。

 人間も、自然界で生きる生物である以上、道路わきの木々のように自然に、じんわりと、華麗に移り変わっていければいいと思う。痛みも苦痛もなく・・・・

2010/7/17
朝5時に起きるには早すぎた!

 今朝は、暴走族のあんちゃんが、朝の五時に家の前の道をブイブイ言わせて通ったお陰で心地よい眠りから覚めてしまった。普段なら、そんな騒音を物ともせず暴睡している時間帯なのだが、今朝は違った。何気なく窓を開けて外を見て、霧の深さに驚き、早速カメラを用意して、朝の風景を撮影した。(今日の朝の写真は、そのような状況の中で撮影されたのです)

 話題を睡眠時間に戻せば、睡眠時間と起床時間の関係は、本当に些細なことがきっかけとなり、早く寝てしまい夜早く眠くなる連鎖反応として体内時計に狂いを生じやすい。歳をとると、夜、あまり眠れないと言うことが多いが、夜眠れないから昼間にウトウトする。特に昼食後のひと時、年寄りさんは居眠りすることが多い。昼間寝るから夜は眠れない。と言うよりも、起きていてもテレビも面白くない、本を読むにも目がおぼつかない。何もすることがなけりゃ、後は寝るしかない。夕食後の早い時間帯に、布団の中にもぐりこむものの、それほど熟睡はできない。そりゃ当然です。まだ寝るには時間が早いもの!

 しかし、年寄りは寝る。すると、深夜帯ともなると、ある程度の睡眠をとったことから、もう一度眠りの底に落ちていくことはできない。そうこうしている内に、暗やみの中で一人で起きていると、よからぬ不安感情が生じてくる。もう、こうなると夜の暗やみで一人覚醒していることがつらい気持ちとなる。この点で、年寄りの方は、夜あまり眠れない!という訴えをよくする。眠れていないわけではなく、床にいる時間が長すぎるのだ。

 今日の僕は、今、非常に眠い。こうやってキーボードをたたきながらも、ミスが多い。目もうつろ、頭はぼーっと!こんな状況に高齢者の多くは昼間から眠りのふちに誘われ始めるのです。眠っちゃいけないと知りつつも、なんとも自分の力では何も変えることができない。マイナス・スパイラルのドン真ん中にはまり込んでしまうのです。

 これが、高齢者を一番苦しめる要因のひとつなのです。

2010/7/17
僕にとって土曜日は嬉しい一日です。

職員さんとは違って、土曜日は電話も少なく、事務所でゆっくりとデスクワークに専念できるのが土曜日。最近の交通渋滞を考えると、何処に行くにも、何をするにも人の多さに辟易としてしまうのですが、皆さんはいかがでしょうか?人が多い。つまり待ち時間が発生する。要するに自己中でありわがままなだけなのですが、週末しか休みを取れない一般の人たちから言わせれば、そんな贅沢な事は言ってられない!と叱られるかもしれません。

 特に観光地や遊園地などに行って食事する時が一番難儀。お腹すいてくるし、レストランはいっぱいだし、並ばなければいけないし・・・と、空腹感に上乗せしてこの暑さ。イライラもします。しかし、混雑していない遊園地や行楽地って、実際は結構つまらないものなんですよ! 何でも好きな時に並ばず乗れるコースターや、人気のないレストランで食事をする光景を想像してみてください。味気ないものなんです。 沢山の人が押し合いへしあいする状況の中で、ようやく手に入れた権利を行使することは一つは優越感にも浸れるし、まだ食事にありつかない人並みを尻目に、食べる昼食は特に美味しいものなんです。

 僕は、サラリーマン時代以外ずっと平日の閑散期に休みを取って今まで来ました。今になって、ようやく日曜日や土曜日に休みを取ることも増えてきましたが、その当時は、本当に閑散とした遊園地などに出かけて行って、自分ひとりの為にジェットコースターが動いているような状況を楽しんでいました。しかし、一人でジェットコースターに乗っても、怖くないし楽しくは無いのです。他の大勢の人たちの黄色い声(叫び)があって、それで初めてジェットコースターのだいご味を味わうことが可能だからです。 昼食を食べるレストランにしても同じです。広いレストランの中で、ぽつ~んと二人だけの客が食事しているのって、どうですか?何を食べても美味しくは無いですよね。

 まあ、このブログのタイトルからは脱線してしまいましたが、土日の使い方。高速道路は渋滞、レストランはいっぱいの人だかり、行楽地では駐車場を探して右往左往。そんなシンドイ思いをしてまで行かなくてもいいようなものの、しかし、土日を事務所で一人ぽつーんとデスクワークするのも仕事的には捗るのですが、本当のところ、やはり大勢の人の集まるところで同じようにその雰囲気を共有し楽しみたいってとこが本音でしょうか・・・・。


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