昨日の敬老の日の祝日には、ある縁があって知り合いのご子息の結婚式に出席させていただいた。
近鉄特急に白子駅から10時50分に出発。
伊勢中川にて乗り換え。駅のプラットホームで20分の乗り換え待ち。
特急を乗り換えて京都まで1時間半。
京都駅からタクシーに乗って式場へ。
披露宴をおえて、同席の仲間と四条河原町で呑み直し。
帰りの高速バスの出発時間までハイボールを飲み、昔懐かしいナポリタンを食べ、
交通渋滞にはまりまくって高速バスの狭いシートに身を収め
名神、名阪、伊勢道経由で津まで帰った。
津駅から電車に乗って車を停めた白子まで帰り着いたのが夜8時半。
白子駅近辺で夕食の担担麺を食し、口直しに杏仁豆腐を食べて
自宅に帰って来た。
近鉄も、高速バスも、所要時間は同じ程度。しかし、値段は高速バスは半額に近い安さ。
今回はチョイスしなかったが、新幹線で名古屋経由白子までの方が
ゆったりと、そして早く帰ってこれたようだ・・・
でも、河原町で呑み直ししてる分、時間かかっているのだから
単に交通機関の問題ではないな~・・・!!
※ 高速バスでは、隣に若い女性客が座った関係で、僕としては余計に身を小さく片寄せて
遠慮気味に座っていたのがしんどかった!!
地球の肺の火災問題。プラスティックの海洋生物に及ぼす悪影響。オイル依存型社会。
野生動物環境と人間社会の共存問題等々・・・
社会福祉を実践する私たちだからこそ、少しづつでも地球環境に対して考えることを始めたいと思う。
サウジアラビアの石油精製エリアがテロ攻撃を受けた。
海の動物たちが浮遊するプラスティックを食べて命を失っていく。
地球規模の温暖化による巨大台風や豪雨災害。
植林の偏りや都市開発による自然界の生の境界崩壊。
今、地球上では人間社会中心の考え方が、ジワジワと自分たち人間の生活を脅かし始めている。
日本福祉大学で学んだ日本人のエビ嗜好が、タイやベトナムの水田や平野を奪っているという弊害。
野生動物の生育環境を破壊した結果の豚コレラの蔓延や、獣害。
高齢者の生活を支えるために、同時に、この地域の環境をこれ以上壊さないための活動もやらなきゃ!
例え我々の力が微力であっても、日本全体のグループホームで働くスタッフの数は10万人を超えている。
10万人がコンビニで買い物してビニール袋をお断りすれば年間で何枚のビニール袋が消費されないか・・・
少しでも社会のためになる活動を推進すれば、社会全体の及ぼす悪影響の一部はカットできる。
そう思いませんか・・・??!!
語るだけの未来が無いという諺。
施設長の部屋も最近では過去を語ることが増えてきた。
語る未来が残り少なくなってきた。年老いた証拠かもしれない。
ユウ チューブでJET STREAMの城達也さんの語りと音楽を聞きながら
若かりし頃の自分の思いを思い起こし、かろうじて人生最後のお役にたてるよう
おせっかい話を徒然なるままに書いている。
8年間、ありがとう!
とても雑に扱ってきたけど、これには結構助けてもらってきた。
いよいよ明日の朝には、お役御免となる。
長年ともに走ってきたコイツに、今夜はなんだかさみしき分でいっぱいだ。
この車種の中では一番安いタイプを購入したのが8年前。
高級車にはリアワイパーなんて元から付いてないから、僕はこのプリウスにもリアワイパーはつけなかった。
雨が降ると、跳ね上げた雨水でリアウインドーが汚れて、後方視界ゼロ!(笑える)
それでも、燃費は良かった。ちょっと注意深くアクセルを踏み込めば
ガソリン1リットルあたり、26Km走った。
晩年、全体的にへたりが出てき始めても23Km/ リットル走ってくれた。
よく見るとシェープも格好いい!!
僕の大事な愛車の一つに加えよう・・・!
ありがとう!プリウス
今日は、デイサービスの在り方について、いつも以上に考える課題に直面した。
老人デイサービスってのは、自立支援、重度化防止を目的に
要介護者の機能維持また家族介護の負担を緩和するなどの目的をもって活用されている。
鈴鹿の中でも、要介護者数以上の施設数が乱立し、
同業の間で、顧客獲得(利用者)に躍起になるほど
事業者数が増えている。
それぞれ個々の事業所が個性を出して又その事業所の個性を前面に
事業運営にしのぎを削っているのが現実だ。
さて、文章が回りくどいかもしれないが
今日の僕が感じた課題とは、利用者のニーズと提供サービスの認識のズレについてである。
利用者は、デイサービスに対して、普段の自分に不足している「思いやり」や「やさしさ」
「充足」という精神的な癒しを求めてくるように思う。
そして、その利用者ニーズは千差万別、それこそ利用者の数だけ求めるモノは違う。
本来ならば、それらのニーズを全て叶えて差し上げるのがホスピタリティと言われるもので
不謹慎ながら、それだけのホスピタリティを提供できていないのが
今のデイサービスではないかと考えてみた。
実際、デイサービスの職員の人数は不足気味、新規採用もままならない現状に
全ての人のニーズを満たすだけの余裕もないのが現状である。
スタッフ自身も、自分のやりたいことと、実践してる業務の差にジレンマを抱えつつも
なんとも解決できない苛立ちに燃え尽きようとしている。
町田市に創設されたDAYS BLG って名称のデイサービスで行われている
少し変わったデイサービス。前田さんって人が創設し、今、全国展開を考えている最中と言う。
昨年の末に鈴鹿市の認知症フォーラムにお招きして、それ以降、いろいろとつながりができた。
若いのに結構なやり手と言うか、エネルギッシュな面白い人物だ。
前田さんは、デイサービスに通う方々に、施設の近所で軽作業を提供し
そこでお小遣い程度の収入を得る。そして、その作業から生きる役割、生きがいや、病気に対する耐性をはぐくむ
そんな活動をされている。特に若年性認知症の方への生きがいづくりに話題となりNHKの番組で紹介もされている。
そんなBLGの活動を考えると、果たして私たちが提供しているサービスが本当に適切なものなのか・・・
また、和歌山のリハビリ専門施設と病院においては、
急性期の患者さんへのリハビリに本格的に取り組んで機能回復に目を見張る成果を上げているところが紹介されている。
高齢だから、機能回復は見込めないでなく、徹底的に苦痛の伴うリハビリに挑んでいく。
さらに突っ込んで展開させるとすれば、高齢者だから、障害を抱えているから、と言う理由で
簡単な体操をやって、風呂に入り、飯食って、昼寝して、帰宅する。
どうも、何か足りないような気がして仕方がない。
今日、太陽の家で持ち上がった問題。
「要介護者は、絶対的に『介護』を提供するだけで良いのか?」である。
「自分でできることを増やし、自分の存在を実感できる場であるべきではないのか・・・
扇風機やエアコンが効いてなくって暑かったけど、遠慮して言えなかった!だとか、
昼寝したかったけど、スタッフが忙しそうに走り回っていたから言い出せなかった・・・
そして、職員も職員で、そんな利用者の要望を満たすためだけに翻弄している。
老人デイサービスが提供しているサービスとは、居心地の良いリゾートホテルの真似ごとではない。
リラックスして、余興をもって楽しみを与えることも大切ではあるが
それだけでは高齢な要介護者はじり貧状態となり、体調だけでなく心理状態が低下し続けていくだけではないのか・・・
遣り甲斐、生きがい、余生の過ごし方、出来る事、出来ない事の自立支援っていったいなんなんだ・・・??
今後日本の高齢者の医療と福祉は、少しづつ変化していかなければ
結果的に介護保険サービスは寝たきり予備軍の重度化養成施設となってしまうのではないか?と危惧している。