毎年10月は、何故かしら他の月と比較しても足早に過ぎ去る気がする。この時期に色々な制度が変わったり、新たな年度を迎える準備が始まったりと行政も企業もいっせいに模様替えを急ぐ月だからかか? しかし、それとて家のような小さな規模の事業所に影響が有るとは考えにくい。模様替えと言えば、この月の気候変動は激しい。特に今年のような猛暑続きの夏がここにきて、急激に冬に変化してきた感もあり、体の機能が冬モードへと切り替えに忙しくなるからかも・・・・などと考えてしまう。今日はそれほど寒い夜である。まあ、実のところ、10月は自分自身の誕生月でもあり、自分の持つ副業の方でも一大イベントであるF-1グランプリがあり、事業所のほうでも運動会やら誕生会、防災訓練などの行事の連続が、めまぐるしく走り去る月という印象を残している要因のような気がする。
しかし、今年の夏の暑さはすごかった。毎年毎年、何かしらの気候変動による災害やら社会問題が話題になるが、奄美大島の集中豪雨被害がまだ数日前に復旧し始めたばかりなのに台風28号が沖縄方面に向かっていると言う。多量の土砂に家を壊され、避難所暮らしを余儀なくされている人たちに追い討ちをかけるようなことにならなければ良いが。この10月13日に、太陽の家でも巨大地震の発生を想定した防災訓練を実施した。この訓練は、太陽の家の加入する社団法人 三重県地域密着型サービス協議会という組織全体で同じ時間に同じ巨大地震の発生を想定して訓練を行うことに連動して実施した。一斉防災訓練の趣旨はともかく、今の時代、「 うちは大丈夫! 」と100%安全な地域で、災害には無縁と言い切れることは無くなった。と言っても過言ではないような時代のようだ。どこの場所に居ても、色々な災害や災いに襲われる可能性は、年を追うごとに強くなってきたように思える。他人さんの大切な命を預かる仕事。それも、高齢であるがゆえに移動動作は緩慢であり、身体の自由も利きにくい。今回の訓練を通して、地震の際にはテーブルなどの下にもぐりこんで落下物から身を守るという手段が取れないことが浮き彫りとなった。
太陽の家は2×4工法の木造二階建て。三井ホームが自信を持って阪神淡路大震災規模の地震でも大丈夫と保障する建物ではあるが、壁や天井につけた時計や額縁、そして窓ガラスなどの類が破損したり落下したり調度品の転倒など、そう考えると建物の倒壊は免れても落下物で怪我をする事が考えられる。戦時中でもないが、防災頭巾の準備を真剣に考えないといけないのかもしれない。しかし、当初から太陽の家の職員さんには、もしもの災害時を考えて、施設内での履物をスニーカータイプの物でお願いしている。これには大きな理由があって、災害時の足場の悪い中、救助に当たるべき職員さんが足を怪我していては、救助にも参加できなくなる。其のことを防ぐために、職員さんには万全の体制を整えてもらいたい気持ちでお願いしてきた。そして、最近では職員さん用にヘルメットも準備している。まだまだ全職員の分を確保してるわけではないので、今後、早いうちに職員分のヘルメットの準備を行う予定である。また、同時に、利用者方用に防災頭巾の整備も進めていく予定である。
それと同時に、これだけ急激な気温の変化を考えると、体調の管理と維持への配慮を強化しなければいけない。寒くなると室内の空気の入れ替えが滞りがちとなるが、暖房だけでなく時折の換気も必要である。昨年の冬のような市内の薬局などの店頭からマスクが売り切れたり、注文しても在庫がなかったりと言う騒動もあった。私たち介護のスペシャリストと言われる者として、いかなる災害や天災に際しても、預かる命を確実に守り抜く気概と細かな配慮が求められていると考える。
少し前にも書いたことがあるのだけど、韓国の女優の顔立ちと言うか、美の基準のようなものが好きだ!と公開したことがあるが、最近、自分の中で密かなブームとなっているテレビの番組に韓国の時代劇である「イ・サン」というのがある。韓国の王様にまつわる権力闘争や恋愛も含めた番組で、僕がなぜ、この番組を好きなのか?それは、キャストもともかく、衣装や建物などが結構、本物っぽい。それと王様が認知症をわずらい、自分の孫に当たる直径に王位を継承させるなどと、結構、笑える部分が沢山あって、純然たる恋愛モノでもなく、濁流のごとくの血で染まる場面設定も無く、のんびりと安心してみていられる番組と言う点がおもしろい。この番組は毎週日曜日の夜9時よりNHKのBSで放送され、毎週金曜夜10時からノーカット版を2本連続で放送中。金曜のノーカット版は韓国語で放送。また、日曜に放送した分のかなり前の放送分を追いかけ今、放送している。
以前は、これまたBSで放送されていた(今も継続されている)アメリカの救急病棟の話 「 ER 」が面白かった。ちょうどジョージ・クルーニが出演してた頃の時代である。一番初期の頃のERは、今のそれよりももっと真実に近いストーリーだったような気がする。今もなお、超過密な急患に対応してる救急ドクターたちの奮闘振りは健在ながら、すこし飽きてきたかな・・・
普段、あまりテレビは見ないことが多くなってきたが、それでも常にテレビはつけっ放し。今、盛んに省エネルギーが叫ばれる中、電気の無駄使いといわれるかもしれないが、テレビから流れ出る音に対しては、自分の中で無意識のうちに選択して聞いているように思う。其の選択肢の一つに今回のお気に入りのイ・サンがあるというわけです。
そう言えば、日本のテレビは東京オリンピックの時代に生まれて、今や各家庭に数台のテレビは普通。極端な場合、各部屋に一台のテレビ、もっとすごいのはトイレやお風呂にもテレビという家庭があるようだ。うちの家にはリビングとダイニング、それとベッドルームに一台づつ。計3台のテレビしかないので、どちらかといえばテレビは、それ程必要不可欠ではないのかもしれない。現に、自分の勉強部屋にはテレビは存在しない。この部屋にいる中でテレビをつけるという習慣が無い。不思議なもので、家族団らんの場であるべきダイニングでテレビはつけっぱなしにされ、自分ひとりが過ごす勉強部屋(書斎とは呼べない程度の部屋なので)では、一切のテレビの音は聞こえない。そんな環境が不思議といえば不思議である。
そしてテレビの話題でもう一つ面白い感覚の相違が感じられたケースとして、友人のお宅にお邪魔し、其のお宅で流れているテレビ番組をみて思ったことが、今までに自分が見たことの無い番組を視聴していて、一種、海外に行ったときのような違和感を感じたときがあった。もう少し分かりやすく説明するとすれば、僕は僕なりに時間帯によっては視聴する番組が固定されている。例えば9時になるとNHKであったり、10時になればテレビ朝日であったり。と時間によって流れてくる番組の音や調子は、ほぼ毎日同じリズムで流れている。そこに、友人宅などの異質な空間ではあるがあ同じ時間帯に、普段なら聞こえてくるはずの音楽やアナウンサーの声のトーンに変わって、若者のタレントの騒々しい掛け合いや声などを聞いていると、同じ日本語ながら、僕にはまったくの異国後として入力されるということなんだ。
こんなテレビ論を話していると、如何にも年老いた気持ちになるが、年々、自分自身のものの考えかたや感じ方が変わっていくことは事実である。それと同時に見て楽しいテレビ番組も変化していく。このブログを読みながら、なんとくっだら無い!と感じながら話半分に読んでいるアナタ!もうすぐですよ!僕と同じように、今のテレビについていけなくなる日も、そォ遠くは無いかもしれませんよ! ひひひ・・・・・
インターネットを使った通信販売を最近良く利用する。特にペットボトル飲料に関して言えば、この近辺のどこよりも安く購入することが可能であり、おまけにワザワザ重い荷物を抱えてスーパーから自宅まで運び込まなくとも、宅配便業者の人に玄関口まで届けてもらうことが出来る。非常に助かる、便利な、楽なショッピングなんである。最近購入したものはと言えば、500mlのお茶を2ケース、ボディーソープを数本、ペットフードを2袋、おまけに今回は大物を購入。自分の勉強机用の椅子を購入。今まで、近くのDIYショップで、3000円で購入したものを使っていた。しかし、やはり安かろう!悪かろう!と言う結果となってしまい、個々で購入した椅子に腰掛け、机に向かっていると、腰に非常に大きな負荷がかかることとなり、腰痛が激しく出ていた。全てが値段勝負ではないことは理解してるが、やはり3000円で肘掛つき椅子は、それなりに作りも雑であり、長時間の使用には耐えなかった。
さて、今回購入した椅子はと言えば、今度は、逆に大きすぎて、今のテーブルセッティングでは、椅子が大きすぎて、逆に窮屈な印象がある。お買い物も実物を見ないことには、なかなかこれと言うモノは購入できませんという例でした。やはり、これからの通販には、飲料などの中身が分かっているような物、市場に出回っているメーカー品であることが一番重要かもしれないです。
いやいや、今回の椅子の購入は失敗したと言ってないのです。ただ単に、インターネット通販を利用するには、更なる注意が必要と悟ったと言えばよいのでしょうか・・・・
秘かに仕入れた裏情報であるが、認知症対応型共同生活介護事業所に関する変更点の一部が表面化されてきている。
1.既存の制度上必須であった人員としてのケアマネジャー。これが廃止。ケアプランは専門の研修を受講したものが作成することが可能となった。 よって、グループホームにはケアマネジャーの配置は必須ではなくなる。
2.2ユニット以上のグループホームにおける夜勤体制が1名でも可能であったが、今後は二名以上の確保が義務付けられる。これにより、複数ユニットの事業者には人件費がさらに圧迫されることとなる。
3.軽微な医療行為の規制を緩和。これにより介護職員においても軽微な医療行為は許される範囲へと広がる。当然、それなりに医療関係者を交えたトレーニングと研修を踏まえた上での拡大解釈であるには変わりは無い。
などが主だった改正となろうと言うことである。いずれにせよ、介護保険の財源がパンクしてる現在、これ以上の介護給付額の増額は困難をきたし、利用者への処遇改善に主眼が置かれた改正である。と言うところで、事業者にとっては経費負担の増加が予想され、事業主にとってみれば特に運営負担が軽減されたわけではない。
特にケアマネジャーに関しては、ひところ、ケアマネ不在で減算を余儀なくされた事業所も見受けられるが、今となっては、大半のグループホームにはケアマネを確保し、それなりに業務が流れている事と思う。そう言う中で、ケアマネが不要となっても退職を迫るわけにもいかず、この制度改正は何の得につながるのか疑問である。逆にケアマネジャーの資格意義自体が安くなりそうである。
夜勤体制の改正は、はっきり言って当然と言えば当然である。1ユニットでも1名以上の夜勤者は確保する事が義務付けられており、なぜ、その倍にあたる2ユニットでも1名で夜勤が可能なのかが理解できなかった点ではある。しかしながら、二名の夜勤者を必要とすると、さらなる職員の補充がいる。2名が同時に夜勤明けと休みをとるとなると、その分、昼間の業務が希薄になってしまう。その穴を埋めるために少なくても2名の余剰人員が必要となるのは辛い。
いずれにせよ、楽には儲けさせてもらえないのが公務員のなせる制度運営と管理である。
何が焦るのか?と言えば、夢の中で追われる瞬間。足は動かない、声も出ない・・・・しかし敵は猛スピードで追ってくる。万事休すというタイミングで目覚めてしまう経験はありませんか? あまり普段の事業運営の中で焦りを感じない。と言うより、無視してしまう鈍感な私でも、時として追いつめられる夢をみることがあるのです。今日は、夢の話ではなく、『 焦り 』について面白おかしく書いてみたいと考えています。
次に最近体験した、何ともしようのない焦り又は苛立ちとして、トイレへの本能に急いでドアを開け用をたそうとした瞬間、かなりきつめに結んだジャージパンツの紐が解けない時。これは焦ります。想像して頂ければ理解できるはずですが、ジャージっていうはき物。股間に所謂「平和の窓」なるものもなく、パンツその物を下まで下げないと、用を足せないというモノなんです。なのに、腰に止めた紐が解けないとき・・・・地団太を踏むとは、こう言う時の事を言うのでしょうね!
第二に、これまたトイレにまつわる話で恐縮ですが、以前、僕の住んでいたボロボロのおんぼろアパートのトイレが詰った時の話です。紙の使い過ぎか?急にトイレに流れが悪くなったので、しばらく様子を見てもう一度、水洗を流したのですが、全く流れる様子は無かったのです。高い水圧をかければ、その威力で詰りを押し流すか?という賭けをしてみることに。便器いっぱいまで水を入れるべく何度もトイレの水を流したのです。期待を裏切るように、詰りは解消せず、水位だけが加速され、便器の淵に到達、それでも詰りはとれず、見る見るうちに水洗の水は便器を乗り越え、床一面に流れ出す始末。これは焦りました。何ともしようのない、ただ茫然と自分のした事を後悔しながら見つめるだけの時間。
第三に自分の人生の中でも重要かつ重大な運命を分ける試験の答案。非常に難しく、時間いっぱいに近くまでかかって、ようやく回答用紙に書き入れを終えて、提出間際に答案の順番を間違えている事に気付いた時。これは焦ります。制限時間まで5分という段階で、全ての回答が一問づつ、ずれていると気付いたとしたら書き直しますか?ここで諦めるか、火事場の馬鹿力をだして努力するか?人生の本当の分かれ道ですね。
第四に、先日、大変な経験をしました。大型の荷物を運ぶ時にフォークリフトを使いますが、この時は大型の業務用冷凍冷蔵庫を地点Aから地点Bに移動したときの事です。冷蔵庫にはキャスターという小さいですが車輪が4個ついているタイプです。おまけに、地点Bはなだからな傾斜地。地点Aでは、普通に置かれていたのですが、それをリフトですくい、地点Bまで運ぶ事は全く問題は無かったのですが、地点Bに下ろし、フォークを抜いたと同時に、その冷凍冷蔵庫は勝手に動き始めたのです。フォークリフトはバックしている最中。冷蔵庫は加速されて移動スピードは速くなりつつあります。その先には新品の乗用車が。慌てました。フォークリフトを急いで停車、ロックして、飛び降りて、走り寄って冷蔵庫を受け止めてセーフ! その瞬間大きなため息と共に、それらの一連の様子を見ていた人に冷やかされ・・・結構びっくり、ドッキリの瞬間でした。
まあ、言いだしたら限のない話ですが、余裕を持って行動すると言う事が、これらの焦りを未然に防ぐ手立てとして有効なのは分かっていますが、『 慣れ 』が、人間の行動を少なからず横着にしてしまうようです。これからも事故の無いよう、気分を引き締めることとします。