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ブログ-施設長の部屋

2014/3/19
人の一生・・・

こんな商売に身を置くと、人間の死を間近においた毎日を過ごすこととなる。なんせ相手は妙齢を過ぎた高齢な爺さん・婆さん。ひょんなことを切っ掛けに死に至る。昨日まで元気だったのに、突然、ご家族から訃報連絡が入ったりして、いつもなんでやねん!!??と嘆く場面が多い。

こうやって毎日爺さん・婆さんと接していると、どの人も馴染みとなって優しいGGだったりBABAだったりする。時には頭痛い難問に悩まされる時もあるが、それでも、いつもと違う顔色の時には、心配になるし気にかけてしまう。

デイサービスの場合、家族との連携と言いつつも、まだそこまでの家族との連携が取れているケースは少ない。どうしても、家族からすれば事業所に対して遠慮や逆に不満を抱くところもあるようだ。利用者のためにと思う気持ちも、逆に家族からすれば余計なお世話的な評価も考えられる。特にリハビリテーションに関しては、いろいろと反論も多い。利用者家族からすれば、中途半端なリハビリの実施は、逆に在宅にて転倒の危険性が増加し、余分な手間が増えるから困る!と言う言葉も聞こえてくる。また、生きる目的を模索する施設側の働きかけには、難色を示す家族も多い。

これらの問題の一番大きな理由に、家族側の意見としては、施設が最後まで面倒見れない現実を問題視している点である。言ってみればデイサービスは、日中の高齢者の生活を支えることが業務であり、夕方の送迎をもって利用者を自宅に送り届ければ業務が終了すると思われている。その後の役割は家族がすべてを担うこととなり、結果的にレスパイトケケアも中途半端と評価されかれない現実がある。

グループホームのような入所型の施設の場合は、24時間の介護を実践する分、家族とのかかわりは極端に少なくなってしまう。ところがデイサービスの場合は、前回の介護報酬改定で若干長くはなったものの、それでも一日の1/3しか手が離れない。これは、家族からすれば言いたいことだらけ。ありがたい!と思いつつも、介護の負担が重くのしかかる家庭にとっては、何かにつけて文句は言いたい気持ちは理解できる。施設入所を選んだ家族は状に薄い?デイサービスを利用しながら在宅介護を継続する家族は情に熱い? 家族とのかかわりの量を問題視し、その量によって利用者への情熱を評価するバロメーターとする考え方には納得できない。それぞれの家族には、家族なりに、利用者なりの課題を抱えている。人の人生、どのように余生を飾るか?それは、家族の考え方も重要であるが、施設側の理念の問題も多くの要因を含んでいる。

2014/3/17
Magnolia liliiflora(モクレン)

dsc01715.JPGdsc01713.JPGdsc01711.JPG

モクレンの花が咲いた。かすかに辺り一面にモクレンの甘いにおいが漂うような気がする。

この花が咲くと、いよいよ春も近い!と感じる。若干、桜より早く咲くが、散るのも早い。

花弁が日増しに黒ずんでしまうところが、少しはかない。

モクレンは英語名をマグノリアという。昔、花屋さんでバイトしてた時に人気だったことを思い出す。

2014/3/16
仕事とは関係ない話だけど。

昨年末に東京ドームで、昔、昔の私たちの年代が青春と言われる頃に憧れていたグループサウンズと言われるミュージシャンのコンサートがあったらしい。そのコンサートの録画がNHK・BSで再放送されていた。その当時、日本の若い女性の一番人気を誇っていたのが、このグループではなかろうか・・・。

私がまだ中学生の時代。社会的に問題となった長髪で、サイケデリックな服装やら、分けの解らない 新しい音楽を持ち込んだのが、グループサウンズであり、コンサートの会場では、あまりの興奮に気絶する女性がたくさんいたのが特徴である。

この放送を聴きながら、昔よく聞いた曲だけに、この歳になっても歌詞が出てくるのが不思議で、聴きながら昔の情景が鮮明に浮かんできた。

しかし、テレビの画面に映し出されるバンドメンバーの 変貌はすさまじく、もしも仮に街中ですれ違ったとしても、あの有名なグループメンバーだとは気付かない程、みんなが歳を隠せない年齢に、自分自身の歳を思い知らされるような恐怖をもって見入ってしまっていた。

音楽に合わせて、横へ飛んだり、足を上げたり・・・しかし、その姿はそのままうちのデイサービスに通ってくる爺さんたちそのもの。

一曲歌い終わると同時に息が上がっている。声の広がりが昔のように、大空に抜けていくような透明感がないためにビブラートで補っている。そのビブラートがやたらに多い。

そして、バンドメンバーも老けたが、時折、テレビカメラが観客方向にふられ、聴衆の顔や姿が映し出されると、そこには、人生の甘いも酸っぱいも知り尽くした年代の婆さん、爺さんがいる。そして、その聴衆は、 メインボーカルの指さし歌う姿に、今となっては絶叫のような叫びではなく、年老いた牛がほえるような声で応えていた。おそらく失神する者はひとりもいなかったであろう・・・。

音楽は時代を表し、その時代を象徴しながら、年月の経過とそもに思い出と結びつき、その人それぞれの人生が描かれる。僕も、このグループサウンズを聴きながら、その当時の自分を、そしていろいろな出来事を思い出していた。

しかし、思い出は思い出として、心の隅の置いておく方が良いのかもしれない。今の年齢となり、その当時に無理やり戻そうにも無理があるし、逆に時運の年齢を寂しく再認識してしまうだけで終わるかもしれない。

2014/3/15
車では見えてこない町

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今日の屋外は意外と肌寒い一日で、風が冷たい! でも、初老のオッサンは風の子、元気いっぱい自転車乗って鈴鹿市の山の手へ向かって、向かい風おまけに上り坂を必死に走っていく。

今まで走ったことのない道を選んで走っている内に、この写真のようなレース場を見つけた。最初は何気なく通り過ぎたが、こんな田舎に、なんと贅沢なラジコン用レース場が作られている情景を写真に収めたくって引き返した。

写真の順番が狂ってしまったけど、ここに紹介する池は、鈴鹿市のインター近くにある竜が池って名称の貯水池で、僕が聞きかじった程度の説明させてもらうと、昔、この池が良く氾濫をおこして近隣の田畑に被害が出ることが多かったらしい。そこで、お竜さんと言う地元の若い女性が人身御供となって堤防に生き埋めにされたとか。それ以降、池の氾濫は収まり近隣住民は安心して暮らすことができた。という伝説が存在する。

でもこの写真からは、そんな凶暴な池には見えないほど、静かでおとなしい池のように思える。その竜が池でのスナップとバイクを撮影した。

2014/3/14
癌 根絶真近!による人間の死について

『がんの征圧は間近か!? - 鳥取大、悪性度の高い未分化がんを正常細胞に転換』

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140128-00000069-mycomj-sci

1月28日のネットニュースに掲げられた見出しは衝撃的なニュースであった。鳥取大学医学部が未分化の癌細胞を正常細胞に転換できる方法を発見したというニュースである。医学的知識の乏しい私には、単純に喜ばしいニュースとして、近い将来に癌患者にとって素晴らしい発見であると同時に、人間の死に至る第一要因ともいえる癌が根絶されたら、人はどのようにして死んでいくのか?を思った。

現在の人の死における第一次の原因疾患が癌であり、それ以外は心臓疾患や脳出血などの疾患が言われている。一部報道では成人の二人に一人は癌を患っていると言われ、生命保険会社もこぞって癌治療をめぐる保険を整備している。

その中で細胞の変化を正常細胞に変えることができ、癌となっても死に直結する病でなくなれば喜ばしいどころか、これほど癌患者の精神的支えになる発見は無いのではないか。しかし、こうやって不幸にも癌で死ぬことが経たれてしまう将来を考えると、逆に不安になってしまうのも事実である。

2025年には団塊の世代が軒並み75歳の後期高齢者の域に達し、ただでさえ認知症の増加が懸念される上に、医療分野の並外れた進歩は(介護の進歩が追い付いていない・・・ともいえるが)さらに、人生の幕引きの原因となる切っ掛けが無くなっていくのである。死の宣告と言われた「癌告知」でさえ恐れることはなくなれば、いったい人類は何をもって人生の締めくくりとするのだろう。もちろん、癌で死ぬことの恐怖は十分すぎる程、自分自身は理解しているが、その癌ですら完治するとなると(癌の場合は「完治」とは呼ばない)、人生はどんどん長生きすることとなり、長寿につれ認知症の発症が増加する。と言うわけである。

何にしても人は死を恐れる。かく言う私自身、死に対する恐怖は人一倍強く抱いている。体力も衰え、自分の姿かたちさえも衰えを見る年齢となって、世間に醜態をさらすことを良しとしない自分さえ、死ねる病が無くなることの方が恐ろしい気がする。ヒトは本当に都合よく作られているものだ。死を恐れ、病を憎み、病が無くなることを切望しながらも、老人として夢も希望もなく、ただダラダラと生きることにも文句を言おうとしている。


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