なかなか、こんな気持ちは他人には理解できないと思う。
ホームシックになってしまう時がある。
もう40数年も前の生活を懐かしく、恋しく思う時。
楽しい時ばかりではなく、つらい日も多かった。
記憶とは、非常に都合よく人間の痛みを消してくれるようで
辛かった日々はわすれ、そんな過去さえ懐かしく思えてしまう。
サンフランシスコのゴールデンゲート、ロンバート通り、コイットタワーやベイブリッジ。
お金のない貧乏学生だから、高級レストランなど縁遠い、
チャイナタウンで欠けた丼で食べた安いラーメン 、おまけに丼のそこにはゴキブリに死骸。
それでも楽しかった。この年になっても、はっきりと覚えている。
今月初めに父を亡くし、父の兄弟で唯一残る叔父がサンタクララに住んでいる。
もうすぐ90に近くなる叔父を想うと、逝ってしまうまでにもう一度会っておきたい。
そんなことを考えていると、このコロナ騒動が落ち着けば
できる限り早いうちにサンフランシスコを訪れてみたいと思っている。
コロナウイルス感染拡大に恐れをなして、ポテトチップスを箸で食す。
今まで、そんな行為は考えられなかった。でも、自分の手が汚染されているかもしれない・・・
と考えると、素手でつまんで食べることが出来なくなった。
指先に残る塩をなめるのが通の食べ方!という者もいるなかで
あえて、手を汚さず(手の汚れを気にせず)ポテトチップスを食べる。
それほど、コロナウイルスは怖い。
しかし、よくよく考えてみれば、コロナに罹患する確率より
深夜、眠れないときに箸まで使ってポテトチップスを食べることの方が
脂肪肝には悪影響を及ぼす。それも確実に!
致死率は低くても、効果ある特効薬の存在しない新型コロナは恐ろしが、
どうもこの恐怖感が、他の疾患を小さく過少に考えられがち。
いずれにせよ、箸を使って食べたとしても、夜九時以降にジャンクフーズを食べることは
コロナ同様、自分の健康を害する行為である。
新型コロナウイルスへの対策として
今まで採用を見送ってきていた職員のユニフォームの採用を決めた。
施設内を外部とできる限り遮断したいことが大きな理由である。
職員が着衣にとりついたウイルスを持ち込まない、また逆に自宅に持ち出さない。
そのために、業務に就く時点で清潔なユニフォームに着替え
汚れたユニフォームはすぐに選択し、ウイルスを洗い流す。
そのために、職員には上下3セットを配布する。
次に、パートタイマーの介護職員を採用し
正勤職員が休みを取りやすい労働環境を整える。
これだけコロナウイルスの恐怖が蔓延してくると
介護職員自身の心のケアも担保することが重要となる。
ただでさえ過酷な介護の業務にあわせて、家事や子育ても重なり
おまけに感染リスクを軽減することによるストレスの増加など
運動不足、睡眠不足や心のゆとりを確保できない状態は
新型コロナウイルスでなくても、インフルエンザ他の雑菌による発熱など
体調管理が難しくなる。だからこそ、ちょっとした体調の不具合に際し
いつでも仕事を休める状態に、事業所が備えることが大切だと考えている。
第三に、当事業所を利用する要介護者だけでなく、利用者家族の心のケアである。
少なからず我々は、一般の人よりは医療の知識は習得できている。はずである…・笑
そして、その持てる知識を分かりやすく家族の方々に発信することが求められている。
たとえば、不足がちのマスクやアルコール消毒液に変わるウイルス撃退法や
簡単にできるエクササイズの紹介などである。
先日、太陽の家のコロナウイルスに係る緊急事態宣言への指針を表明した。
これから先の太陽の家の方向性をお示しした。
次は、どうすればコロナウイルスを拾わないか・・・
結構テレビで紹介されているものの、意外と皆さんしっかりと理解できていないところもある。
そのような不足している情報などを発信していく、
まあ、コロナ対策、いろいろと考えて実践してくつもりだけど
先日報道された日本の総理大臣の自宅ソファーでくつろぎの動画は最低だね!
音楽聞きながら本を読み、コーヒーを飲みながら、犬を膝にするような生活って
一般の庶民から考えても、実現不可能な絵に見えて仕方がない。
そして、緊急事態宣言前とはいえ、あの方の嫁は集団で神社で祈祷してもらっていた等
夫婦そろって、理想的なカップルで羨ましい限りだ!
今日、全国を対象として緊急事態宣言が発令された。
三重県でも新型コロナ感染者数が23名。
いつ自分も罹患するのか・・・と不安な気持ちにさせられるウイルス感染症だ。
このコロナウイルスが話題になり始めてから以降、
BS放送の『報道19:30』と「プライムニュース」を毎日観ている。
一般的な報道ニュースよりは、コロナウイルスに関して深く知ることが出来る点で
自分なりにコロナ過に対応できそうな気がするが
何せ、目に見えないウイルス相手との闘い。
知れば知るほど恐ろしくなってしまう。
さて、今日発令された「緊急事態宣言」であるが、
僕個人的には、この宣言の発令は遅すぎると思う。
3月から、うだうだ、中途半端な危機意識で過ごしてきた時間が無駄な時間と思えて仕方ない。
もっと強烈に、期間を定めて全国民が同時に自らの行動に制限をかけていれば
事態は変わっていたのではないかと思うからである。
もちろん、特効薬がない現状では、コロナウイルス撲滅は難しいとは思う。
しかし、今となっては初期のころのイタリアやスペインの感染拡大と同じような 道を進んでいるような
そんな不吉な気持ちとなってしまう。
ただ、この緊急事態宣言においても、僕はデイサービスの運営を継続するつもりだ。
その理由は、以前のブログで述べた通り
高齢者の生活を守るために、どうしても閉めるわけにはいかない。
そして、そのために、うちの職員全員には、ぜひともウイルスに感染しないよう
限定機関だけでも行動に節制をもって私生活に制約を持ってほしい。
一人でも罹患すれば、その時点で、このデイサービスを継続することが出来なくなる
そんな責任を持って 注意を怠らないよう努力してほしいと願うばかりである。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、日本中が大騒ぎの状況です。
一日中、テレビの番組もコロナウイルスに関する情報をとりあげ
ニュースのトップをコロナが占める状況です。
確かに日増しに感染者数は増加し、日本も海外同様に
非常事態宣言を発令する動きです。
社会全体に、些細なことを大きく膨らませ
チェーンメール、SNS等のネット媚態を通じてガセネタ、フェイクニュースが
そして、医療用マスクを特別に購入できるようなダイレクトメールを配信する輩も出現。
社会全体が今やカオスに陥っている、
さて、そのような中で、厚生労働省発、地域行政に対応策と指針が、日本中の福祉施設に出された。
その内容を簡単に説明すると、緊急事態宣言が出され行政判断で福祉施設の運営を中止させるという内容である。
感染拡大を防御するためには、ある意味仕方ないことであり、施設としても人命(特に高齢弱者)を救うためにも大切です。
しかし、僕は、この施策は家庭内崩壊につながり、DVの増加につながると考えている。
すでにヨーロッパでは、長期間の自宅待機の元、家族間でのDVが問題となっている。
日本の社会は、2000年の介護保険制度施行により高齢者福祉が充実してきた。
当所は公的サービス利用に、利用者側にもスティグマが存在していたものの
20年の歳月の経過とともに、一般社会から社会保障制度は今や当たり前の制度と変化した。
人間が生きていく上において、この制度を活用することに慣れ切った社会にも拘らず
今回のコロナウイルスに関連して、急に施設利用がストップしてしまうと
家族には在宅での一日中の介護が必須となってしまうわけである。
※誤解の無いように捕捉するが、入所系の施設は別である。
さて、在宅で一日中家族介護を受けることとなった場合の結果は
言わずと知れたDVや虐待が起こり得る。
入浴できない状態から匂いだけでなく、皮膚の衛生状態が悪化し、褥瘡や皮膚炎の危険性が、
排泄の環境が整備されにくい家庭においては、尿路感染症や膀胱炎、腎盂炎等の合併症が、
そして、認知症の人の繰り返しの言葉や行動が介護者への大きな精神的負担となり
高齢者弱者は孤立され、無視されて放置されてしまう可能性が増加する。
僕は介護施設を継続的に利用する上において、新型コロナウイルスに罹患するリスクと
家庭内における虐待や放置され心身状態の悪化のリスクは同じレベルで存在すると考えている。
人命尊重は非常に重いことは当然である。今の時点でコロナウイルスに罹患することも
地域医療の崩壊が危惧される中では、何としても阻止しなければならない。
つまり、われわれ、社会福祉を担うものとして、この病気は非常に厄介な代物であることに変わりはない。
だからこそ、自分自身の行い、気持ちをしっかりと整理し、正しい認識の元、社会生活を送る必要性が
非常に大きい。事業所においてだけでなく、自分自身のプライベートの過ごし方も
しっかりと見つめて、考え、冷静な判断が求められている。