『 Covidiots 』 とは、イギリスで作られた造語で
今回の新型コロナウイルスと 感染拡大阻止に協力しない馬鹿者を掛け合わせた造語。
(Covid + Idiots(愚か者) = COVIDIOTS
この造語を聞いて、本当にうまいこと言うな~と思った。
我が家の前の24時間営業の大型スーパーが夜10時には閉店するようになった。
この感染拡大、いつになったら今までの普通の生活に戻れるのだろう・・・・
僕の父は、車のメカニックとして生計を立てていた。
僕が小学生のころ、必死になって整備士免許の勉強をしていたことを覚えている。
アメリカ生まれで、今でいう帰国子女で、9歳の年に日本に家族とともに帰国してきた人だ。
第二次大戦が終わるまでは、二重国籍を持っていた。
祖父はアメリカで一旗揚げて、家族とともに日本に凱旋したようだが
私の父が完全にアメリカ国籍を失う頃には
蓄財も使い果たし、とても貧乏な毎日を暮らしていた。
決して楽にならない生活のために、何とか 国家資格が必要だったようで
本当に必死に勉強していた。
その苦労のかいもあって、2級整備士の免許を取得し、家族全員で喜んだことを思い出す。
僕は、決して裕福な家庭に生まれたわけで無いにも拘らず
アメリカの学校に留学させてもらった。
あの当時の父の給料がいくらかは知らないが、まだ1ドルが360円の時代のことだから
僕の学費を工面するのもかなり無理をして送金してくれていたんだろう。
後で知ったことだけど、あの当時、父と母は、毎晩夕食を終えてから
家の外の倉庫の中で内職をしていたそうだ。
ちょうど、立ち上がったばかりの鈴鹿サーキットのゴーカートのエンジンのオーバーホール。
エンジンをばらして、灯油で洗浄し、ガスケットを交換し組み立てなおす仕事だった。
自分の努力だけで、ここまで来たような顔をしている僕だが
皆には見せないところで、 今の自分まで育ててくれたのが今は亡き父と母である。と思っている。
始末に始末を重ね、大した高級なアクセサリーも衣類もなく
少しづつ貯めたお金も、全部僕につぎ込んでくれた。
父が亡くなって相続の手続きをしている中で
父と母がどれほど節約生活を我慢して生きてきたかを知った、
本当に親不孝な自分。親のいなくなった今、改めて親の偉大さを身にしみて感じる。
決して裕福ではない、社会的地位のあった人でもなく、いたって一般的な低所得者家族であったが
今、もう一度、父と母に会いたい。そんなことを考えてしまった夜だ。
新型コロナの感染拡大問題に加え
地中深くでは、妙な地殻活動が起こっている。
コロナで疲弊している上に、ここで東北の震災規模の巨大地震が発生でもすれば
それこそ自暴自棄になりかねない。
しっかりと自分たちの足元を固めて、日々を暮らすようにしなければ・・・
こればかりは、なんともしようのない不運。
巨大地震が発生しないよう祈るしかない!
2020年4月20日 20時39分ごろ | 薩摩半島西方沖 | 4.6 | 2 |
2020年4月20日 5時39分ごろ | 宮城県沖 | 6.1 | 4 |
まあ、恥ずかしい!
日本人に限らず、人間って思いのほか野蛮で短絡的で自己中心的な動物なんだと思う。
三重県で新型コロナウイルス感染者第一号となった罹患者の自宅に石が投げつけられ
ガラスが割られ、落書きされる。
緊急事態宣言の最中、家族ぐるみでビーチに公園に、山に、川に・・・
屋外だからと言う気の緩みで、逆に屋外でありながらも密集させてしまう日本人。
昨日のプライムニュースでは、小規模事業者の事業継続困難事例に対して
非常に厳しい意見も出ていた。
小規模事業所の大半は、自然淘汰されてしかるべきであり
政府の補助金を充てにさせてはいけない!と言い切る評論家も出てきた。
今回の新型コロナウイルスに関して言えば、現代版『ノアの箱舟』のような状況である。
旧約聖書の創世記に記されているノアの箱舟は
堕落する人類に神が洪水をおこす。洪水をもって世の中を一掃するのだが
中でも神への信仰厚い『ノア』一家と全世界の生き物をつがいで箱舟に乗せて避難させる。
新型コロナウイルスを、この神話の洪水に置き換えてみれば
なんだか非常に恐ろしい気がする。
つまり、新型コロナウイルス感染症においては
我々人類は、その人間性をふるいに掛けられているのではないかな?
必ずしも善人ぶる必要はないけど、僕はこの騒動に関しては日本人として冷静で客観的に判断できるようでありたい。
最後に全く関係ないけど、僕は、今回の騒動では安倍内閣に不信任を突きつけたい!
医療への配慮、国民への配慮とリスクマネージメントの欠如と判断力・決断力共に低すぎる!