昨日。今日と、すっきりしない天候です。
どんよりと曇った空、時折降る雨粒。
こんな日は、町全体がグレー一色に覆われているようです。
これが日本の気候。
だから原色組み合わせた派手な色使いの洋服が似合わない。
だから、皆さん、地味な色の服を好むのでしょうか?
確かに、こんな天候の日は、派手な色合いも、くすんで見えてしまいます。
やはり、澄み切った青空と照りつける太陽に照らされる原色は、とても映えます。
しかし。あの一頃の熱波地獄は和らぎ
朝夕は肌寒さを感じる程になってきました。
暫くすると彼岸花が咲きます。
この花の赤も青空をバックにみると
とても艶やかにみえます。
寒い冬の到来までの短い時、
お天気さえ良ければ、どしどしとお散歩に出て、自然の色と香りを楽しもうではありませんか!!
何度も言うようだけど、本当に、この道路はやかましい。
一日足りとて静かな夜はない!
深夜に近くなっても、爆音とどろかせる車やバイクが走り回る。
マッドマックスの世界でも、走り回るのは砂漠のど真ん中。
こんな狭い日本。みんなでお互い譲り合って暮らそうぜ!!
君らもいつかは年寄りになる。
ここは、そんな年寄りが沢山暮らしてる。
夜中に、騒々しいとシッカリと寝れないよ。
年寄りが眠れないと、むちゃくちゃ次の日困るのよ。
その辺、理解してあげて、協力してくださいな!
昨日の5日は、日中に複数のブログを更新した。
なぜだか、昨日は乗りに乗って、夜、自宅のパソコンからもブログ更新を。
「認知症の爺さん」シリーズの続々編を書きながら
気が付いたら、パソコンがスリープ状態に。
そして、僕もスリープ状態になっていた。
そのまま、更新中に寝てしまった僕は、ブログの続きを書こうにも
ネタを忘れてしまって、書きかけの文章を終えることができなかった。
それが正直な昨夜のお話。
認知症の爺さん、続々編は未完成のままお蔵入り!
まあ、また、言いたいことを思い出したらアップします。
こんな調子でブログを書き下ろしている状況ですから
書き終わって、読み返すこともなく、そのまま公開。
ところどころ誤字脱字や意味わからない!文章があふれてしまいます。
特にハードワークをしているわけでもないのに
なんで、こんなに早く眠気が襲うんだ??と言うのが今の疑問。
早く眠りについて、朝早く起きる。
認知症の専門医でなくとも、早く寝るから早く起きる原理は理解できる。
やはり自分も高齢者の一人になりつつあるんだな…….
認知症の爺さんでも婆さんでも、同じように自宅でない場所って感じているもの。
そして、時には本来の自宅でさえ、自分の記憶に存在する「自宅」ではない場合もある。
認知症となって、どの時点の記憶が残っているのかが大きな要因となるわけだが、
いずれにしても、認知症の人が安心する場所を創ることの重要性は
認知症の人が、認知症となっても平穏な感情で生きるうえにおいて憂慮されるべきものである。
そのために考えられたのが、グループホームと言う事業所である。
それで、グループホーム事業所では、いろいろと頭をひねって
家庭的な雰囲気で、その人の尊厳をもって生活できる場を提供しているとうたう事業所は多い。
しかし、問題はここにある。
家庭的な雰囲気??とは
尊厳を持った生活とは??
このような文言で誘い込んだ認知症の爺さんや婆さんたちは、一日中、馴染みのない他人さんが
集まる居間に閉じ込められ、同じテレビを見て、同じ空気を吸って生きているだけの生活。
これは、果たして家庭的な雰囲気と言えるのだろうか?
その人の尊厳を守った生活と言えるのだろうか?
スタッフは、少なくても8時間程度の時間を共に過ごし、
決められた就労時間が過ぎれば、自分自身の生活に戻っていくことが出来る。
でも、そこに暮らす爺さん婆さんは、何が何でも、自分一人で行動する事なんて許されてはいない。
では、どうやって本人の思う姿を援助してあげることが出来るのか?
グループホームのあり方、もう一度考え直す時かもしれない。
今日、デイサービスの利用者さんに呼ばれてお話を聞いた。
話の内容は、自分は二つの役割を抱えている、
1つはここ!もう一つがあそこ!と、二か所で役割を持っている。
歳を重ねるごとに頭が働かなくなり、二つを熟すのは難しくなってきた。
だから、もう一つの方を断りたい!と言う訴えであった。
つまりは、通所介護とショートステイの二本立ては嫌だ!と言うことだと、僕は理解した。
この方の二つの役割とは、通所介護を利用しながら、時々、ショートステイを使う。
家族のレスパイトも、そのサービス利用の目的の一つである。
特に最近、この利用者自身、夜間の行動に不安が伴うようになり
転倒や汚染等のリスクの高まりが家族の介護負担増に結び付き始めた。
同居する家族とすれば、昼夜関係なく介護に神経を張り詰めながらの生活は無理である。
そのような状況から、已む無くショートステイの利用を始めたが……
この状況は、当初より予想されていた状況ではある。
通所介護の方が利用歴が長い。職員全体としても馴染みの顔ばかりである
当然、馴染みの顔が見える場所の方が、本人の心情的にも安心感がある。
ましてや、通所介護は夜には自宅の部屋に帰れることが出来る。
しかし、現状として、認知症の爺さんが自宅に帰ってくることは
どんな愛情あふれる家族であっても、そこに発生する介護負担を考えると
たまには家族自身もゆっくりと夜眠りたい。
レスパイトと言う意味において、家族の思いも痛いほどよくわかる。
では、認知症の爺さん個人の要望をどの様に満たしていくのか?!
ここが一番大きな課題となってくる。
そして、ここに対してケアマネジャーも家族も同じように、打つ手がないのが現状である。
慣れ親しんだ家で生活を継続することの難しさ。
そして、制度の壁に阻まれて、しぶしぶショートステイ等のサービスを受けざるを得ない。
(半分以上、強制的にショートステイに送られてしまうわけだが…….)
この本人の気持ちを考えると、もっと認知症の人を理解し、その支援方法を学ばなければならないと
自分自身、強く感じた場面だった。