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ブログ-施設長の部屋

2014/3/11
三寒四温というのに

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余りにも極端でしょう!!雪です!

前日の日曜日は晴天で自転車日和と書きましたが、一日過ぎてこの有様。寒いはずです。

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犬は喜び、庭駆け回る・・・はずですが、うちのお犬様は外の景色を見て、即、Uターン。そそくさと部屋の奥に逆戻り。なんせ、彼女たちは毛皮こそ身にまとっているものの、素足ですから・・・・。

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2014/3/10
いつまでも寒い日が続きます。

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三月に入って、少しづつではあるけど暖かな気候になりつつあるという時に、突然の雪が舞っています。寒い!寒い!を繰り返す老人たちですが。このケッタイな気候には、ほとほと手を焼きますね。

さて、そんな気候変動の激しい日が続く中、昨日の日曜だけは、自転車びより。颯爽と例によってミシェリンタイヤのマスコットキャラクターよろしく、肥満体型のボディーラインを臆面もなく露出しながら出発。走り出して直ぐに、思いのほか空気の冷たさに驚きUターン。部屋に戻ってもう一枚追加のウインドブレーカーを羽織りました。

真冬用のグローブをつけ鼻から口全体を覆い、空気に触れているのは目の周りだけと言ったいでたち。こんな真っ黒づくめのオッサンが近くによって来たら、不審者に間違われるでしょう!?ってな感じ。写真でも分かるように、自転車用の衣服ってのは、科学的にも優れもので、薄く軽く作られているが意外と保温効果は抜群なものが多いのです。今回の僕の着衣は、自転車用のハイネックのアンダーシャツと競技用長袖ジャージー、ウインドブレーカーの3枚。それぞれの衣服はペラペラの素材で軽い。逆に体に密着していることから寒さを感じないのかもしれません。

最近のツーリングは、堤防を走ることが多いのですが、一般車道を走行するには危険が伴うからです。自家用車の運転手からすれば、ロードバイクってのは邪魔な存在のようです。間違って接触でもすれば車の運転手に罪がかかる。かと言って自転車を追い抜き損ねれば、後続車にも迷惑をかける。そんなリスクを嫌う心理が働くのでしょうね。逆にロードバイク側からすれば、一生懸命自転車をこいでいるのですが、路側帯には砂利や溝も多く、決して最高のコンディションの中を走行できているわけでもない。以前にも説明したように、ロードバイクのような細いチューブのタイヤってのは、縦の筋に弱い。間違って筋に沿ってタイヤが進むと、その勢いで転倒する可能性があるのです。歩道側に転倒する分には、打ち身程度で済ますことができるのですが、これが車道側に転倒すると恐ろしい。後続車両に踏みつけられて死に至る大事になり兼ねないのです。

そのような環境の中、ロードバイクを走らせる者としては、出来る限り自分のペースで、安心して走行できる環境が一番リラックスし、気持ち良い環境なのですが、この日本では、そのような環境ってのが少ないのが事実です。まあ、何れにせよ、出来る限り他人に迷惑をかけないよう、最大公約数を求めて、遠慮しながらヒッソリと走行を楽しむのです。
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2014/3/6
認知症ケア・・・重度な精神的障害のデイサービスにおける共存

 一般的な老人デイサービスの大半は、認知症の人も含めて障害も雑多な高齢者を集めて運営が行われているはずである。認知症専門のデイサービスも存在するが、利用単価が一般のデイサービスより高い分、介護保険サービスの限度額から利用回数が若干目減りする分、一般的なデイサービスに利用者が流れているようである。実際に認知症デイを運営する事業所に聞けば、やはり小規模にしても定員を確保することが困難なようである。この問題に関しては、ただ単に月に利用できる回数の差だけではなく、認知症デイも通常のデイも、何ら大した差も無いサービスが提供されている点で、利用者サイドからすれば、認知症に特化したデイを選ぶメリットが得られない。と言う課題も存在する。

どちらのサービスを利用しても、結果は、認知症の人に変化や心の安定も期待できないのであれば、これは事業者側の問題として、今後の運営において重大な改革が求められる。さて、そのような現状の中、通常のデイサービスにおける重度の精神的障害を抱える認知症高齢者の共存について考えてみたい。

今、私は悩んでいる。一つは激化するデイサービスの競争であり、新規利用者の獲得が困難な状況があること。第二に、ほぼ無制限に近い状況で乱立する福祉サービスの増加による人材不足の問題である。特にデイサービスに関しては、地域単位の総量規制の枠はない。誰もが人員配置基準等必要な要素を満たせば開始できる。増え続ける要介護者を当て込んで毎年、新たな施設が立ち上がってくる。もちろん乱立する施設の競争自体が、介護保険の創設と同時に市場原理の導入によるサービスの質の向上を目論んでいるわけではあるが、そこに想定したほどの市場原理が働かなかった。逆の想定外の事態が起こっているようである。

結果的に、全国のコンビニ店舗数を上回ると言われるような福祉関係施設が立ち上がってしまい、一部の事業所を除いて、大半の事業所間での客(利用者)の取り合いに結びついているようである。

さて、それ程、サービスの質に格差がないデイサービスの現状を考えると、経営者は何かしらの得意技や特質を求め始める。最近贈られてくるDMで多いのは、デイサービスの稼働率99%を実現させるための研修だとか、人が集まるレクリエーション術などである。如何にして要介護者を飽きささないで、その施設利用に興味を見出してもらうか?そんな研修会の案内や本が大量に出回っているのである。

私が次に悩むところは、そのような競争の激しい現場に、自分自身の感情コントロールもままならぬほど重度の精神的障害に発展した利用者と、他の要介護者の共存方法である。精神的障害のために、断続的に幻覚、妄想がでて声を上げ続ける人。熟練した職員が付きっ切りで話し相手になっていても、時々叫び始める。その理由として薬剤による体調の異変と苦痛、幻視などによる不安感、妄想や錯覚など。部分的には会話がつながる時もあるが、ほぼ9割は言葉ではなく叫びであり、物事の理解は不可能な要介護者がデイサーbすを利用する他者の感情に及ぼす影響を考えるとき、抗精神薬に頼らざるを得ない現状。

施設を運営する以上、その人一人を救うために他の利用者が犠牲になることは避けなければいけない。抗精神薬の使用は、その人の尊厳を奪うだけでなく、その人を薬によって行動や感情までも抑制してしまう、言ってみれば『拘束』に値する。そう考えると、薬に頼るだけではなく、他の対処方法を考えなくてはならに。今までにいろいろな対処法を考えてきた。時には有効な結果を得ることもあったが、原因がそればかりではなく、人間の感情が如何に繊細で緻密かがよく分かるほど、その不穏要因は数多く、まだまだ安定した状態を維持することに成功していない。

デイサービスを利用するすべての人が公平に、そこに提供されるサービスを成就できれば問題はない。しかし、現実は結構厳しい。静かだったデイルームに突如として奇声が発せられ、喚き散らされれば、周りの利用者には迷惑以外の何物でもない。また、不安定な感情を安定させるよう働きかける職員としても、とても大きなストレスを負うこととなる。

一人の人を救いたい。どんな難題でも解決できると伝えてきた自分としては、何としても精神的な安定を維持してあげたい。しかし、私の思いとは裏腹に、その人を見る他者の目に憎しみの色が増加し始めている事を思うと、今後の自分の考え方に迷いが生じて仕方がない。

2014/3/5
ホームページを新しくします。

来月には、太陽の家のホームページを新しく作り変えます。新たなシステムとしては、施設長の部屋を更にバージョンアップして、双方向からのアクセスを認めて、いろいろな意見を書き込めるようにしようと思っています。今の一方向の言いっぱなしホームページから、このHPを訪れてくれる誰しもが、色々な意見を書き込めるようなシステムにしたいと考えています。

それと、もう一つの特徴として、認知症に特化した情報共有ページを創設しようと考えています。誰でも「認知症」について気兼ねなく相談やアドバイスができるような井戸端会議のような共有スペースを設けようと思っています。

ただし、これもホームページ制作会社の見積もりによっては実現できないかもしれませんが・・・。

まあ、こうご期待!!

2014/3/5
直近の写真

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これは何の写真と思いますか?先日、サイクリング途中で出会った風景なのですが、海のそばにあった廃屋から突き出た煙突。海のそばだから、恐らく昔の魚類加工工場の後かな~と思いながらシャッターを押しました。あいにくの天候で、薄暗くとても不健康で薄気味悪い写真となってしまいましたが、天気さえよければ歴史を感じる風景ではありました。

そういえば、カリフォルニアのモントレーやサンフランシスコの波止場近辺には、古い缶づめ工場があって、今ではアートギャラリーやレストランに替わっているような所とよく似た雰囲気。何となく見てると,陶器を焼く工場の煙突のようにも見えますね。


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