写真とタイトルの不一致・・・?いやいや、そうでもないんです。この写真は今日の一日の業務を終えて駐車場に向けて歩く、太陽の家のスタッフなんです。今日の朝は、一番台風の雨風が強い中、手はずを整え、色々と準備して利用者のお宅まで迎えにあがり、利用者の皆さんは雨にぬれることもなく、ただ、職員達は上から下までずぶぬれ状態です。もちろん、これで良いのですが、本音を言えば「なんでここまでして、台風の日のデイサービスの提供を行うの?」となるわけです。
しかし、よくよく考えてみると、利用者の肩の中には一人暮らしの方もいます。一人暮らしの老人が、台風だからという正当な(?)理由でサービス提供を中止されてしまうとどうなるか・・・・?一番困るのは昼食でしょう。買い物もままならない老人達ですから、冷蔵庫の中に余分な食品が入っているのか?また身体の不自由をおして調理も出来るのか?答えはノーです。結果的に一食を抜いてただ寝るだけで終わってしまうのです。
私達のサービスは、そのような人の為に存在するわけですが、そこには、介護する側の生活も同様の理由で重視しなければならない点でも、非常に難しい課題を抱えています。それでも、我がスタッフは、それも幼子を抱えた主婦でもある人達は、朝からそんな老人たちを思い、職場に来てくれるのです。私達は、そのようなスタッフの力を借りて、サービスの提供を待ちわびている老人達の生活を守っているのです。
介護職員に限らず高齢者福祉を担っている者すべての資質が問われる現在ですが、全ての関係者や事業所が悪いのではないのです。もちろん、まだまだ勉強不足な点は否定できません。でも、この写真を見てもらって、この嵐の中、利用者の安全だけを第一に考えて自宅まで迎えに行き、それ以降、帰るまで、色々なサービスを提供し、今から帰って家族の為に夕御飯の支度をする女性達の後ろ姿。疲れているはずなのに、これからは家族の為の自分を提供するのでしょう。毎日、毎日、お疲れ様です。と言いたくなってしまいました。
この写真は昨日の夕方に撮影したものですが、この台風の影響からとても奇妙な現象がありました。
鈴鹿市内の山間部は晴れてとても大きな夕日が覘いているのにもかかわらず、平野部の一部地域では車のワイパーが間に合わないほどの集中的な豪雨。狐の嫁入りを極端にしたような天候に、びっくり仰天でした。
愛知県の日進市における花火大会の中止のニュースは、色々な意見が彷彿する問題を抱えている。事の発端は、東北地方の震災復興を兼ねて福島県、宮城県、岩手県の花火を日進市のお祭り会場で打ち上げようという企画から始まっている。この情報を知った一部の市民から、花火打ち上げによる放射能の汚染は大丈夫か?と言う疑問の声が上がったわけで、一部の市民からは、それらの花火を持ちこむ車の除染も完璧でない以上、放射線汚染を広げることにならないかと言う懸念から、花火大会自体が中止となったというニュース。この報道を聞いて皆さんはどのようにお考えか?
僕は一番に感じた事として、花火による放射線汚染の可能性について疑問を投げかける市民の存在は普通かな!と思った。多少、神経質になりすぎてやしないかとも思える内容だが、それとて自分の家族、特に幼児を抱える人々にとっては大きな問題である。放射線汚染が目に見えない存在であり、どこまで汚染され、どのように生体に影響を及ぼすのか分からない現状では、ある意味仕方ないのかもしれない。と考えた。しかし、腹立たしいのは、運搬車両が放射線を市内を通過することによって放射線をまき散らすと言う意見を持ちだした市民に対しては怒りを通り越して呆れてものが言えない。前述のとおり、放射線汚染は恐ろしい、しかし、いたって少数の台数でしかない花火関係者の車両が、福島県から訪れたにせよ、その車から放射線gまき散らされる危険性、そしてその放射線を道路脇で浴びる危険性を考えてもクエスチョンしか浮かばない。
僕たちは健康診断や病気治療の目的でCTやレントゲンを使って放射線を浴びることが皆無では無い人生をおくっているにも拘らず、一部の極論者によるアホな理論に翻弄されるのは止めてほしい。同じ国民として、福島県民であろうが三重県民であろうが、今回の震災被害を共有し同じ目線で対処することが、強いて言えば我々の国を元の元気な日本に戻す一番の力であると考えるべきだろう! ニュースでは国を超えて台湾からは、今回の震災に多額の支援金を集めてくれて、おまけに災害救助隊の派遣もいち早くおくりこんでくれたと言う。人種を越え、国を超えての支援を受けながら、日本人同士がお互いの「生」を育むことが出来ない、そんな国が今の日本なのか? 個人の権利もそこまでいくと単なる利己主義としか思えない。
うちのエアコンはブログにも書いたように12日から故障している。この亜熱帯的蒸しぶろ状態の日々の中、毎夜毎夜、自宅リビングでは、完全に窓を開放して少しでも多くの冷気を呼び込もうと苦心惨憺する日々をおくっている。まあ、エアコンの故障に関しては、今日の午後から新たにエアコンを買い替えることで、なんとか今抱えている問題は解決に向かいつつあるが、そんな昨夜。僕は、室外であるベランダに出ている方が涼しい事に気づき、外に出た。
うちのベランダは、隣の商業施設の為の駐車場となっており、結構な台数をとめる事の出来る駐車スペースが確保されている。この夜も数台の車が駐車されていた。そして、緑色の小型スポーツ車が一台。その車のわきに妙齢の男女が二名。手には某ハンバーガーショップのドリンクとハンバーガーらしきものをもち、談笑しながら夕食の途中らしい光景が目に入ってきた。このお二人、年齢的には40代くらいと思しき男女。車も派手な小型車であり、身なりも個性的である。ちょっと見、時代の先をあるくようなファッショナブルと言える系の人物。そして、時間が経過し、それぞれのお食事(立ちながらではあるが・・・・)が終わると、まず女性の方が、手にしていたドリンク容器を地面に置いた。そして、そのまま、助手席のドアを開けて車に乗り込んだ。
あれっ・・・・ドリンク容器は、置いてくのか・・・・?と目を疑っていると、次に男性も同じように反対側の車のドアをあけ車に乗り込んだ。車に二人が乗り込んで暫くしてエンジンがスタートし、その緑色の派手な小型スポーツカーとイケてる風の中年男女は、何事もなかったように涼しげな顔をして走り去ってしまった。先ほどまで車の停まっていた場所には、二か所にドリンクの容器、そしてハンバーガーの入っていた紙袋が残されていた。
僕は普段からイタリアンなちょい悪オヤジを気どっているが、このようなマナー違反はもっとも許せない事の一つで、最初に妙齢と書いた、ある程度の人生経験も積んだような人物が、公共道徳のかけらもない行為に腹がたつ。自分の身なりを気にする人なら尚の事、ルールとマナーを守ってこそファッションが生きると言うものだ! 道徳のかけらもない人物が運転するスポーツカーなんて、恰好良くないし、そんな奴はスポーツカーに乗る資格すらない。
この現実をみて、走り去る二人に同じ恰好を気にする中年(初老。・・・・?)の一人として、非常に寂しい思いになった昨夜だった。
空をみてビックリ! 我が家から西の方向の空一面に 写真のように色とりどりのバルーンがいっぱい。 そう言えば、近所のスーパーでバルーン フェスティバルのポスターを見た覚えがある。この不順な天候の中、うまく雨雲や台風の影響の合い間をぬって開催できたものだと感心する。バルーンと言えば、ヨーロッパ発生のスポーツであり、日本でも世界大会が開催されるなど、知る人ぞ知る的イベントが、この鈴鹿市でも、記憶は不明確ではあるものの1990年代初め頃より毎年継続的に開催されているイベントである。
僕もそれ程、このバルーン協議については明るくないものの、熱気球の特性を生かし上手く気流をつかんで目的地へより近く飛行することを最大の目標とするゲームである事くらいしかわからない。今日も、我が家から一番近くに浮かぶ気球を見てたら、バーナーをゴーゴーと音を立て燃やしながらも、一機の気球が下降してきた。今にも手が届きそうな(実際は、地上20から30メートルは離れているかと思うが)距離まで下降してきた気球から、長い帯のようなものを付けたウエイトのような物が放り出された。なんだか、目標となるターゲットにむけてマーカーを投げているような雰囲気で、地上に落ちたマーカーを確認するスタッフ様の一数人が、投てきを確認した後拍手していた。 熱気球は、元来推進力を風に頼る乗り物ゆえ、コントロール出来るのは浮遊高度の調整だけしかできない。皆さんも御存じなように、空中には、複数の層に分かれて違った空気の流れが存在する。極端な話、地上数十メートル上空では、風は南に吹いていて、それから100メートル上空では真逆の北に吹いている場合もあるようだ。熱気球のパイロットは、その気流の流れを読み取って自らの操縦する気球の高度を調整しながら、右へ左へと方向を変えながら、目的地まで飛行するわけである。
それと、熱気球ってのは、一人のパイロットだけで運転できるわけではない。空中に浮かぶ時点でもパイロットを中心に数名のアシスタントを乗せて、それぞれが役割を持って安全な飛行を管理している。また、さらに、一機の熱気球に対して数名の地上クルーがワゴン車ないしはトラックに予備装備を満載して、常に行動を共にしている。つまり、熱気球の行き先々まで地上クルーは車を使って追いかけているわけである。地上クルーの役割としては、熱気球の緊急時の対応や燃料であるプロパンガスの補充や競技上の作戦や情報などの管理を行っている。時々、気球が田んぼの真ん中に不時着することもあるが、あの大きなバルーン。地面に降りた時に、地上の風にあおられたり、一般道の交通の遮断につながるようなアクシデントから、バルーンや付近の住民の安全を守るために常にスタンバイしている役目を担っている。考えてみれば、一機のバルーンを空高く飛ばすには、本当に沢山のスタッフの協力があって成されている事が良く理解できるはずだ。
それと、この話は僕が十数年前に聴いた話だが、あのバルーンの価格。古い話で確実な線ではないが、あの気球にぶら下がっている籠の部分だけで400万円もかかる高価な物らしい。本場、イギリス製の籠とバルーン本体で一千万円近くの費用がかかり、パイロットになるためには資格取得が必要らしい。とにかく、バルーンと言えども、そう簡単に大空を自由に飛び回るには、それなりのお金もかかるようで、参加するにもちょっとやそっとでは出来ないものなんだね。