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ブログ-施設長の部屋

2011/7/12
デイサービスにおけるレクリエーション・・・・

目がみえない、耳も聞こえにくい。そんなデイサービスの利用者が若干名居る。デイサービスとして、この太陽の家に来てもらっている以上、何かの形で役に立ちたい。ただ単に時間が過ぎていく中に身を置いているだけで、特に何も接すること無く、感ぜず、体験することも無く、飯食って、風呂は入って、トイレに行って終わりという一日にはしたくない。

しかし、参加に制限が加えられている。ICFで言う身体機能の低下から参加に制限を受ける障害である。理屈からすれば、この方の障害となっている見えない、聞こえないという阻害因子を削除すれば、参加は可能となる。しかし、身体機能を医者でも無い我々介護の職員が治療することはもちろん改善することすらできない。それでは、ICFの理念は絵に描いた餅か?

いや、治療は無理でも参加できるように支援することは出来る。この時の「支援」とは?何を意味するのか?である。極度な難聴の高齢者の耳の代わりに?目の代わりに?介護職員がなると言う意味では無い。この場合の支援と言う言葉には、要介護者にその気になってもらえるように促す、働きかける、その気にさせる何かを探す。などの選択肢を提供する。それにより、要介護者の自身の行動の選択肢が増える。僕は、これらの支援が、実際のところ大半の高齢者に必要なサービスであると思っている。風呂に入る、食事する、トイレに行く。この三大介護は重要であり、人の人生において健康を維持するためにも充分なケアが必要な部分であるが、高齢者特に在宅の要介護者には、生きる喜びまでは求めなくとも、生きる目標や理由付けをしてあげたい。とかく生きることに苦痛や不安を抱えて、いつ迎えが来るのかと不安な気持ちで自分の死期を待ち続けることは、高齢者だから当然といった風潮が家族の中に潜在するなかで、我々介護職として、その一連の不安感や苦痛を緩和できる立場にいるのではないか?と思う。言ってみれば「緩和ケア」であり、緩和するための支援。緩和するために個別機能訓練であり、レクリエーションではないか?と考えている。

2011/7/12
暑い一日。今日の空!今日の雲!

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2011/7/9
物が無い、買えない!何も出来ないのでしょうか?

福島と宮城の震災被災地のグループホーム協議会空の連絡では、テレビのニュースで報道されるとおり、普段の生活の中で必要な物品が不足してる。市場に出回る前に欠品する。必要なところに、必要な物品が届かない。震災直後にペットボトルの水や乾電池が品切れとなって、この近辺でも品薄な状況は長く数ヶ月も続いていた。あの震災から4ヶ月が過ぎようとしている。あと二ヶ月で半年。もうこんなにも時間が経過してしまったのか?それともまだ4ヶ月なのか?は、その人のおかれた立場によって違う。しかし、4ヶ月が経過して尚、商品、物品の流通が回復していない。と言うよりコントロールされていない。 復興担当大臣が辞任し、新たに大臣が選任されて活動を開始したが、原発事故の影響で電力供給量が減少している中で節電や省エネルギーの必要性に躍起にならざるを得ない状況に、エアコンではなく扇風機やその他の冷却アイデアが切望される。東北地方も梅雨はまだ開けてはいないものの、連日30度を超える暑い日が続いている。じいさん、ばあさんも感覚は鈍ってくるけど、エアコンも扇風機の風も無い部屋に居れば熱中症にかかりやすい。

本当にすべてを急いで、超特急で行うことで、少しでも被災地の生活のレベルが普通に戻るなら日本国も精出して助けてほしい気がする。認知症のばあさんや爺さんは暑くっても温度はわからない!と決め付けていないとは思うが、この被災地の高齢者を救えない行政または日本の社会福祉は、とても大きな荒療治をもって改善されていくのかもしれない。

2011/7/9
取り立てて言う必要は無いけどね・・・・

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今朝のよしずです。昼過ぎには風を受けて、よしずの下部の波が更に大きくなって段差から外れていました。

ちょっとブレましたね。結構望遠でひいての撮影ですから三脚無しでは厳しいですね。今日の夜の月です。

2011/7/9
我ながら迅速な対応!

今朝がたのニュース報道を見ていて、福島県や宮城県の東日本大震災被災地では、この暑い夏の始まりに扇風機が買いたくても店頭には商品が欠品状態で手に入らないらしい情報。さっそく、三重県の認知症グループホーム協議会の会長と話をして現地に現物を送ってあげようと決定。朝から市内の家電量販店やDIYショップを訪ねて、まだ在庫で扇風機を持つ量販店を発見。私の方は10個まとめて購入し、そのまま福島県の協議会へ発送をお願いした。個別に送料が必要で割高ではあるが已む無し。また、地元の人にも扇風機は必要なところもあろうが、取りあえず福島へ送らせてもらった。買占めはいけないのですが、福島県の認知症グループホームに10個送ったところで、焼け石に水状態。必要な施設に配布しても、一事業所に一台が渡るか否か?

そのような状況の中、少しでも暑さに耐えて熱中症を予防できるよう効果を最大限発揮してくれれば、この扇風機の大きな役目は達成されたと思う。今回の物品配送にかかった時間、スピードは我ながら大したものである。と自画自賛!福島の仲間が喜んでくれる顔を想像して、今後の更なる支援を考えていきたい。


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