太陽の家

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ブログ-施設長の部屋

2011/7/20
最近通販で購入した商品。コーナーシェルフです。

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我が家のトイレの片隅に散乱する雑貨品をいつも気にしながら、結果的に床に並べたままで過ごしていたのですが、インターネットのショッピングでコーナーシェルフを発見。スチール製の四段棚で9000円ちょい。安いのか高いのか判断が出来ないのですが、僕にとってはトイレの整理が出来て、非常に満足しているのです。まだ、それなりのディスプレーも出来ないまま、ただ単に床に転がっていた雑貨品を適当に棚に並べただけの状態です。ドライフラワーや置物などを飾れば、もう少し雰囲気はでてくるのかなア~と考えています。そのうちに、もっとディスプレーが旨くできたら写真を添えてご紹介します。

 次に通販のショッピングで失敗したものもあるのです。それは、某インスタントコーヒーの製造販売を行っている大手有名企業の販売するイタリアンコーヒーやエスプレッソに近いインスタントコーヒーメイカーを特価で7500円程度で購入したのですが、これは最悪の失敗の巻。泡立ちが良くイタリア風のコーヒーが簡単に提供できるマシンとして販売されていたものを実際の現物から出されるコーヒーの味も確認せず、通販の説明だけを信じて購入。使用するコーヒー豆はローストして自分でひいたものではなく、あくまでもインスタントコーヒーを入れてカップに注がれるだけのマシン。やはりインスタントはインスタントの味しか出せない。結果的にインスタントコーヒーを飲んでいることに変わりは無く、誰に聞いても美味しくない!と言われる始末。僕自身も数杯は試しのみをしたのですが、決して想像していたイタリアンカフェの味には程遠い。今では、誰もこのマシンを使ってコーヒーを飲まないので、綺麗に水分を抜き、箱にしまわれ、近いうちに天井裏の倉庫に眠るようです。

 今まで色々なものを通販で購入したのですが、結構無駄使いをしてると自分なりに反省をしています。本当に必要でほしい商品は、ある程度の時間をかけて商品を見定めて購入するほうが良いのでしょうね。それでは、また通販で特別なものを見つけたらご紹介します。

 

2011/7/20
高齢者デイサービスが関われる範囲

デイサービスと言う事業、社会福祉の世界では児童や障害者など向けのデイサービスもあれば、我々の実践している高齢者向けのデイサービスもある。度の種別に関係なく昼間の間だけ要介護者をお預かりして、必要なお世話を実施するサービスがデイサービスの役目である。児童向け、障害者向けのでサービスよりも数の上でも多く存在するのが高齢者デイサービス事業所である。朝夕のラッシュ時に、車いすマークを付けた改造バンが、一般道で通勤に焦るお父さんやお母さんの車の前をノンビリ進むことから、結構色々な方に文句を言われることが多い。送迎車両が行き来するデイサービスです。

 さて、このデイサービスの提供するサービスについて、これは、ここの事業所の考え方によって格差がある。本来ならば格差があってはならない提供サービスではあるが、福祉産業もビジネスである以上、ある面で採算を考えて運営が実施されているのは仕方ないのかもしれない。赤字になってまで事業を継続できないというのも理解できる。しかし、何を持ってして赤字になると言う判断がされるのか?である・・・やみくもに人件費ばかりが膨張すれば赤字にはなる。今の相場で、デイサービス事業所における人件費率は売り上げに対して約55%~70%程度かかっている。都心部などの人件費の高い地域によっては80~90%という地域もある。それ程の人件費率では経営が困難になるのは当然である。しかし、その人件費をかけて何を提供しているのか?その提供されるサービスの内容で利用者の満足はえることげ出来ているのか?が問われるべきである。

 デイサービスは通いのサービスである。自宅の生活がメインであり、全ての管理は自宅で行われるべきであり、自宅では補えない部分や専門的な支援を必要とする場合に、デイサービスのような専門機関(と言う得るか否かは別問題)が実施することとなる。また、デイサービスのサービス内容について、基本、本人の承諾を得た内容であり、本人の希望を出来る限り盛り込んだ支援内容となっているはずである。しかし、実際は本人の年齢的、機能障害などによって本人の意識で物事を判断できる環境に乏しいケースが大半である。ヒトの多くは加齢と共に自分自身で役割や立場を喪失してしまう場合がある。家庭における主役は息子夫婦に替わり、極端な場合は孫を、ひ孫を中心に家庭全体が動く場面もある。すると、まず食事内容が変化する。魚、野菜中心から肉、揚げ物、チーズ等の洋食が中心となる。生活のリズムが深夜型に変化すると同時に土日祝日などのお休みの遠出など活動範囲が広くなる。つまりは、活動自体が活発になるにつれ高齢者には体力的に同行することが難しくなる。結果的に家にお留守番が増加する。 自宅に一人で暮らす高齢者は、昔の高度成長期時代の日本の児童と同じで「カギっ子ならぬカギっ婆と爺」となってしまう。一日中変化の無い部屋でテレビの番をしていれば、人間、どんなふうになるかと言えば、「ボケる」若者でも外出することなく。万年自宅の部屋の中でテレビだけの生活を行えば精神的にも普通で無くなる。そんな高齢者の生活を一生懸命改善しよう、意識レベルを改善しようとするのがデイサービスの一番大きな役目と言うのかもしれない。

 しかし、ぶっちゃけ、本来必要としているのは高齢者の意識改革ではなく介護者の若い世代に高齢者福祉を解読すべきであり、学んで改革してほしいのは人がボケる過程をしっかりと学んでほしい。年寄りの生活を改善するには家族ぐるみの努力が不可欠である。極論から言えば、週一回二回程度のデイサービス利用で、その人の何が補足できるか?!デイサービスを主体とするならば、そこで行われるサービスの継続を各家庭でも実施すべきである。高齢者に対する若者の意識は理解できる。とても接遇に苦労するケースも存在する。しかし、今提供している家族介護の実態は、将来の若者が受ける事となる介護サービスの実態であるとすならば、将来的に非常に厳しい、寂しい、悲しい事態となるのではないか?と考えてしまう。

2011/7/20
日本の夏、台風の夏

 日本の夏、特別に意識するわけでもなく、日本に住む以上必ず体験する「夏」。太古の昔から日本には特有の蒸し暑い夏がやってくる。日本の気候分布は一部地域は亜熱帯と呼ばれる区域で熱帯に次いで暑い地域だと昔、小学生の頃の社会化の授業で習ったように記憶している。必然的に台風やモンスーンの影響の大きな地域柄であり、今回の台風6号などの影響を大きく受けやすい場所に位置している。

 話は変わるが、京都に行けば夏の「凉」については独特の文化を持っている地域がある。鴨川等の湖畔に高級料亭が店を連ね、川面の上に桟敷を設けて食事を楽しむ文化がある。もちろん我々庶民が、そんな高級な料亭で食事することは考えられないが、庶民には庶民なりの夏の凉を求める方法として、打ち水、風鈴、蚊帳をはり窓を開放する等の夏の文化がある。近頃のようなアスファルトやコンクリートに囲まれた環境では、打ち水は逆効果で、蓄積された熱が水蒸気となって気化熱が温度を奪うどころか逆に蒸し暑く感じることさえある。風鈴も風鈴で、風の強い時などは、隣の住人から騒音公害と文句を言われ、夏の風流もかたなしの時代背景が見え隠れする。さらに、窓をかけ放って蚊帳をつって夜寝れるかと言えば、それこそ痴漢、強盗など善からぬ輩が横行する時代に、無施錠で蚊帳ってのも危険極まりない。原発事故の影響で節電が全国的に重要視される中、窓を閉め切ってエアコンをフル稼働させ、冷蔵庫で冷え切ったビールや麦茶を飲んでは凉を求めることしかできない時代。日本の夏は、もはや懐かしい昔の夏を楽しむ余裕すらない、非常に殺伐として嫌な暑さを耐え忍ぶ夏になり果てたのかしらん・・・・

2011/7/18
燃費の良い車に替えた。

今まで乗っていたアルファードを下取りに、プリウスを購入した。プリウスの中でも一番下のグレードだが、燃費は一番良いのも、このグレードだけ。10モード値では、1リットルあたり38kmも走行できるようだ! 一回の給油で1000Kmは走行する計算になる。満タン給油で鈴鹿~東京を二往復できる計算である。実際に車が納車され、自分で運転してみると、なかなかアクセルワークが難しい。燃費を考えると、アクセルの踏み込みも丁寧になり、発進スピードもとてもゆっくりっとしたペースで進んでいく。それと音がしずか! ゆっくりと発進するときなど、電気自動車らしく、無音状態で車が動き始める。聞こえてくるのはタイヤが転がるときの音だけである。

 しかし、この車の燃費を気にした運転は、時折、後続車両の運転手をイライラさせることに直結している。この車に乗るまでの僕も同様で、信号再スタートするとき、やたらとノンビリと発進するドライバーがいて、後ろに繋がる自分としては結構イライラしたものだ。運転手としては結構せっかちな自分は、信号の変わり目に、意識的に加速して信号が変わる前に交差点に入るような運転をしたりしていたが、この車に乗り換えてからは、今までの自分とは打って変わって低加速、低スピード走行に徹している。我儘と言うか、自己中というか・・・・?! 今となっては、僕の運転する車が、国道23号線等の幹線道路の動くシケインと化している。

 今、ちょうどガソリンゲージは半分量を使ったところを指示している。そして、走行距離は430Km。残りの半分を使った時点で今の数値から想像しても軽く800Kmは超える。未だかって、自分の乗る車が満タン給油で800Kmを超えて走るってのは初体験である。とてもワクワクするし、面白い。次のガソリン給油の時には、写真も掲載して高燃費な車両のお話しの続きを書いてみたい。

2011/7/18
高速道路の成りが違う、日本とアメリカ。

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東北の震災被災者の高速料金無料措置が、高速道路の料金所での大渋滞の原因となり社会問題化しているそうだ。現政権は、政権奪取のときから高速道路無料化を唱えており、政権をとってから以降、公約に近づけるために全国の高速道路を部分的に無料化をすすめてきた。今回の東北自動車道などの路線で、被災者は被災証明書の提示で高速道路が無料になるという。何の目的とメリットをもって被災者が高速利用料が免除されるのか?僕には、その目的と有効性が理解できない。震災被災者を支援することは素晴らしいことである。しかし、目先の利益だけが目立つ施策というのは、兎角、実体の伴わないスタンドプレーと酷評されやすいし、まず第一に目立つ施策ほど軽く見られがち。そんな施策も、ひょっとしてアメリカの高速道路、いわゆるフリーウエイ(タダの道・・・?)を目標に、日本全国の高速道路を無料にすることで、国民の生活を活性化させる狙いがあるのかもしれない。しかし、アメリカの高速道路と言っても、アメリカで車を運転した事のある人なら理解できると思うが、アメリカの高速道路って、思うほど整備されている道路では無い。

 地域的にフリーウエイを見てみると、確かに日本のそれよりも車線幅は広く、車線数も多い。特に大都市のロサンゼルスやサンフランシスコの都心部に近くなると、極端に車線数が多くなる。サンフランシスコの都心に入る高速道路は南からは101ベイショアー・フリーウエイ、280号線(John F Foran Freeway)に代表される大動脈がシスコの街に直結。車線数も片側5車線。立体交差も多く、慣れない人には、迷路のような高速道路網が確立されている。ロサンゼルスにしても、都心から空港、ベッドタウンから空港などの重要な路線には、日本以上に整備された高速道路が張り巡らされ、朝夕のラッシュ時には5車線、6車線もベンチュラフリーウエイ,サンディエゴ・フリーウエイなども、入る隙間の無い程の車の列が続く。

 しかし、この高速道路網も言ったように都心部の一部区間だけで、それ以外の高速道路は片側二車線程度。路面も荒れて、50年代のモータライぜーションに建設された高速道路も、部分補修の繰り返しで継接ぎだらけ。また、車検整備の法的義務もない国であるからか、高速道路のいたる所に故障車が放置されている。路側帯は土地に余裕のある国だけに充分な広さをもっているので、放置された故障車も邪魔にはならない。しかし、広大な土地だけに管理するにも費用がかかりすぎるのか、道路上に落し物やゴミは溢れ、高速走行をするには、前方の障害物に注意しないと危険な場面は多い。

 アメリカは自由の国。何をするにしても基本は自己責任。同時に訴訟王国。何でもかんでも相手を訴える裁判が多い国でもある。他人から訴えられないように、問題に絡む事の無いように国民は他人事には首を突っ込まない。そんなドライな国民性のアメリカである。高速道路を走行するには、それなりのリスクを運転手自身が負いながら自由に使っている。

 かくいう自分もアメリカ滞在中や旅行中は、自動車を運転する。移動には飛行機と乗用車を使う。一般道からフリーウエイを乗り継ぎ目的地まで移動する。なんせ広い。旅行するにも時間がかかる。高速道路が無ければ、尚の事時間がかかる。例えば、ロサンゼルス市内のホテルからマリナデルレイのヨットハーバー沿いのシーフードレストランまで約30~50Km。高速道路網が整備されているから20~30分程度で到着する。高速道路と言いながら、日本で言うバイパスのような役目を担っているのがアメリカの高速道路である。

 しかし日本の高速道路は、落下物もなければ故障車も放置されている事は無い。例え運悪く車が故障した場合はJAF等のレスキューシステムが整備されており、数時間後には回収されて安全な場所へ移動されている。分離帯の植栽も手入れされ、路面状況も最高!とてもスムーズな運転が約束されている。あまりにも運転手に負荷がかからない配慮のせいで、逆に運転している緊張感も減少し、運転すら他人任せの感情が芽生えて居眠り。そんな事故が日本の場合は多い。

 長い文章となったが、アメリカの高速道路網は、日本のそれとは根本的に利用目的と存在理由が違う。日本の点と点を結ぶ道路網に比べアメリカの高速道路は面と面と言われるくらい広く、多方面に張り巡らされた道路網では、無料の意味が違う。日本の政治家さん達は、そんなことはまさにお見通しの事と思うが、その割には理想とする姿に独自性がみられない。


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