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ブログ-施設長の部屋

2010/5/12
補足文章・・・新型うつ病へ

 新型うつ病が流行っているというブログを書いたが、そのことについて補足的な文章を書き込みたい。

 新型うつ病について考えていたときは他頭の片隅に残っていたのだが、ブログを書いているうちに何処かへ飛んでいった事。それは、最近の傾向か、やたらと新しい病気が出回っているように思えて仕方ない。昔はなかった症状だから新型うつ病となるのだろうが、これって、昔には本当になかった病気なのか?と言う疑問である。 実際は昔から存在はあったが、表立って取り上げられることもなく個人の内々に処理されてきたことではないのか?という疑問。つまり、病名をつけてあげなければ、患者(・・・・?)が納得しない。からか? または、社会に説明が出来ないからか?

 それにしても、医者が新しい病名をつけると、そうでなくても病気のような気持ちになるんじゃあないの?  病は気から!って言葉もあることだし、あまり医者がしゃにむに病人扱いしないで欲しい!という気もするね。

2010/5/12
スーパーマーケットでお買い物する楽しみ。

 僕はスーパーマーケットでお買い物をすることが好きだ。野菜や果物、生鮮食品などお菓子も含めて、いろいろと商品の品定めをしながら、献立を考えている時間が好きだ。野菜でも、旬のものや珍しい輸入野菜などを眺めながら、この材料を、どう調理して食べよう?と考えている。自ずと滞在時間は長くなり、行きつけのスーパーで一時間、迷いに迷い、徘徊をつづけている。この前に調理することが好きというブログを書いたが、調理することは楽しみではあるが、一番の楽しみは『食べること』、二番目に好きなことは「食べる物を加工しているとき(調理しているとき)・・・・こうやれば美味しく出来上がるだろうな・・・・!という期待をこめて調理している。そして、その調理する食材を選んでいる時間も大好きな時間であり、また大切なひと時なのである。

 魚には、今旬の香草をいっぱい詰めてソテーするとか、粉をつけて焼き上げ特性ソースをかけて食べるとか・・・・肉だと、トマトソースで煮込んだり、これまた香草でいぶしたり・・・・パスタ料理は最高の創作料理として、定番のメニューだけではなく、色々な組み合わせを考えてオリーブオイルで絡めてみたりして楽しむことが出来る。パスタはアルデンテに茹でた茹で上げパスタに限ると言われるが、僕は昔懐かしいトマトケチャップで合えたナポリタンなども大好きだ。今では子供のお弁当くらいにしか入ることの少なくなった赤いウインナーなどを混ぜて作るナポリタン。僕達の若いころの喫茶店メニューの定番だった。そんな時代に食べた味が逆にオリーブオイルでべったり調理されたパスタに飽きたと感じるときには、素晴らしい献立として我が家の食卓にのぼることがある。

 まぁ、このブログのタイトルから脱線しっぱなしもまずいので、もう一度、スーパーでの徘徊について触れておこう! 今はもうなくなったが、名古屋の一社のほうに輸入食品をメインに取り扱うスーパーがあった。冷凍だが蛙の肉やらアヒルの肉なども販売していた。また野菜に関しては、完全に輸入野菜が多く、アーティチョークやらビーツなどの珍しい生野菜が販売されており、食事の献立を思い巡らせみているだけでも楽しい時間を過ごせた。(僕のように、みて楽しむだけで買わない者が多すぎたのか、いつの間にか店はたたまれていた)。東京の代官山にイタリア食材ばかりを扱うスーパーとレストランが一年前にオープンした。パスタだけでも、本当に沢山の種類が店頭に並び、パッケージを眺めているだけでもイタリアに旅した気分にさせてくれる場所がある。一年前のオープン当初はレストランも並ばなければ食べられないほどの賑わいだったのに、先だって久しぶりに訪れたときには待ちなしで食事できるまで変わっていた。そう言えば、オープン当初はイタリア人のウエイターや調理人が大勢居たが、この前は全て日本人スタッフに替わっていた。

 まあ、熱しやすくさめやすい日本人気質。僕もその典型的な日本人だが冷めやすいと言うほどではない。ただ、何時も行きつけの近所のスーパーも、一社の輸入食材屋もそうだけど、見てるだけではなく、もっと品物を買ってあげないとビジネスとして生き残れない現実もあるんだと。我ながら反省するのである。しかし、毎日毎日、豊満な食材を使って自分の好みの料理ばかり食べていると、それも自らの健康にも良くない。そんな現実的な思いも頭の片隅をよぎる。

2010/5/11
新型うつ病の増加

 今日のインターネットニュースで、新しいタイプのうつ病について取り上げられていた。昔は5月病と言って、新入社員が4月に入社して5月の今頃、ちょうど会社の様子にも慣れてきた頃に突然、会社に出勤することが意やんある病気(?)であった。精神病名で適応障害がそれに当たるらしいが、今の若者には季節に関係なく年中行事として「新型うつ病」が蔓延しているらしい。この新型の特徴は、5月病のように、ストレスを感じないときも塞ぎ込んでいたが、新型うつ病では、自分の好きなことをやっている時には気分の落ち込みは無く、十分に楽しんでストレスも感じないらしい。しかし、また、職場に戻れば耐えられないストレスを感じ、うつ症状となってしまうらしい。

 驚いたことに、今の若者の多くが新型うつ病にかかっていると言う事実と、この病にかかってしまうと離職するか、長期休暇を取るかしてストレスを受ける環境から身を引かない限り直らないらしい。これは、雇用する側も本当に困った話で、せっかく探し当てた人材が新型うつ病で長期に職場を離れなければならない状況に陥ってしまうと、その時点でまた新規採用に頭を悩まさなければいけない。

 また、当の本人も新型うつ病で落ち込んでいるときは、非常に辛いらしく、他人からは病気として認識してもらえず「怠慢」やら「ずる」やらと誤解を受ける事に対しても苦悩するようである。

 私たちの年代の者からすれば精神力が欠けていると思いがちな状態だが、それも本人にとっては辛いようである。偶然、太陽の家の職員さんには、新型うつで悩む者は居ないようだが、こんな職場におけるストレスの問題が発生してくると、尚のこと職場における精神的ストレスへ対処が難しく複雑と成ってくる。

2010/5/9
資格四面(?)

 高齢者福祉ビジネスに参入してまだ日も浅い時に、私は資格など『まったく関係ない!!』と強く訴えていた。確かに資格は紙切れ一枚と言えばそれまでである。また、資格は持っていても、その人の人間性に合致せず資格が生かしきれていない有資格者も多い。まぁ、私自身も「なんちゃって、有資格者」だから、それ程他人のことをとやかく言える立場でもないが。しかし、資格の有無は兎も角として、福祉に精通することは、ある意味必要不可欠で在ると考える。福祉に精通しないまでも、福祉を幅広い視点で勉強することは、この業界に携わる以上、絶対に必要であると考えられるからだ。

 例えば、接遇の方法に関しても。その人の抱える障害や疾病が、どのような行動や感情の変化につながるのかを理解していると、自ずと接遇の仕方にも幅の広さが生まれる。また、的確に相手の思いを読み取ることも楽に出来るようになる。認知症に関して言えば、大脳疾患の精神医学を勉強することで、その特異な行動パターンや問題行動に対する理解が深まる。また、世界の社会福祉の歴史を勉強することから、今後の日本の社会福祉を考える上で、非常に大きな糧となる。変わったところでは、開発途上国の貧困問題と地球環境の問題との関係を勉強することで、私たち日本の社会構造と世界の中の日本の立場を理解できる。心理学を学び、子供の成育に及ぼす親の働きかけの大きさを知り、人間の精神の繊細さにあらためて驚愕し、欧米諸国と日本の社会保障を比較することで、日本の不足している部分を知り、高齢者介護とは縁遠い科目であっても、広義の意味において我々の実践する介護に関係していることを学べば、生産性のない、エンドレスな、繰り返しの連続の、ストレスに押しつぶされそうな高齢者介護も別の視点を持ってみることが出来るようになる。

 5月に入って、新人職員の中には、早々と、高齢者介護に見切りをつけて退職を考える者も多いことと思う。資格ではなく、福祉をもう一度勉強しなおすことにチャレンジしてみましょう。色々な角度から社会福祉を見直してみると、意外と新しい興味と疑問がわいてきます。福沢諭吉ではないですが、社会福祉を実践する多くの仲間達におすすめしたい。『学問のすすめ』といったところです。

2010/5/8
生産性の無い高齢者介護と言われることに対して

高齢者介護をある人は「生産性のない職域!」と言う。私でなくとも、この言葉に腹が立つ人は多いと思う。しかし、なかなか、この生産性の無いと言われる所以に対して反論が出来ないでいた自分が居る。確かに、高齢者には後が無い。どのような訓練や施術を実施しても年寄りは年寄りであって、若返ることも、ばりばり働く事が出来るわけでもない。残すところ「死」を待つだけの生活である。また同時に、介護の現場では、砂漠の中に池を作るがごとく、職員が毎日毎日バケツの水を一生懸命注いでいるような日々を送っているようにも見受けられる。しかし、私達の社会から福祉を除いてしまった世界を想像しても分かるように、福祉の低迷する社会は、夢も希望も持てない混沌とした社会であり、まさしく映画「マッドマックス」の世界がそこにはある。

 中世ヨーロッパの文化は素晴らしい文化遺産を残している。その文化遺産は富める者の文化であり、一般庶民の文化では無い。その当時のヨーロッパに暮す庶民は、毎日の最低限度の生活を維持する事だけが精いっぱいであり、そこには将来に対する夢も希望も描けなかった状態だったと学んだ。社会保障が充実しない国の経済は衰退する。そのまま歴史が物語っているではないか!

 日本の社会保障制度とは年金、医療、福祉の三本立てで賄われている。社会保障費の額や国民負担率は兎も角として、私達の日本では低水準ではあるが、一応の形は整ってきている。日本の文化、経済の両面に於いて、ただその局面だけに勢力を注げば人間は幸せになれるか?と言えば、必ずNO!である。

 私達の実践する高齢者介護も日本の社会保障の一環をになっている。また、今の日本の経済の基礎を築いてくれた先人達の行く末をしっかりと、その人たちの人間としての尊厳を守り見守る事は、そのまま、今の若者達の老後の安心と安全を構築している事につながる。

 以上の理由で、私達の行っている高齢者介護、はたまた社会福祉全体は、決して生産性の無い職域では無い!


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