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ブログ-施設長の部屋

2011/5/3
これはデイの職員さんへの注意です!

これは完全に、職員さんへの注意として読んでもらいたい。今日のデイサービスの業務終了時に職員さんの一人が、施設の自転車を玄関口に収納してくれたのですが、その自転車を収納した場所について一言注意をしたい。

 とても口うるさいオッサンのようだが、太陽の家の玄関はデイサービスが終了したら後は誰も使わないと言う訳ではないのです。ついついデイサービスの職員さんとしては、自分の業務以外には注意が行き届かなく事もあるかと思うのですが、夜間の事故や火災などが万が一にでも起きた場合、夜勤者は一人で入居者の方を玄関口などから屋外に退避させなければならないのです。ここまで言えば察しの良い人には、僕が言わんとする事が読めると思うのですが、今日、玄関口に置かれた自転車は、玄関ホールのど真ん中にどど~んと置かれていたのです。

 二階から自立歩行の入居者を先に言葉で誘導して、入居者だけで玄関口に避難してきた時に、玄関のドアを塞ぐように自転車が置かれていたらどうなると思いますか?入居者は恐らく、その自転車を避けようと回り込んだり、または自力で自転車を移動させようとするかもしれない。そして、自分の着てる服を自転車の部品に引っ掛けて転倒するかもしれない。そのように考える事は出来ませんか?

 これは玄関口に限らず、一階の職員さんには、夜間の避難路の確保を念頭に、一階の業務終了後に整理整頓または安全に配慮した机のレイアウトに戻すなどの配慮をお願いしたいです。そう言えば、一階に簡易物干しに洗濯した浴用タオルを干して帰っているのですが、これも意外と裏のベランダを避難口に使う場合、障害物になり易いですね。東日本大震災で大きな被害がおきたところです、もう一度、デイサービスの職員さんも一緒にグループホームの利用者の方々の安全を如何に守るかに協力してください。ちなみに、いつも下駄箱側に寄せて置いてもらってますが、これも、入居者さんの靴が入っている以上、やはり一番ベストな場所は、植木のある方。要するに下駄箱の反対側に寄せておいてもらいたいですね。

(ブログに国際情勢など書いてる場合では無かった! 先にこの問題について書き込みすべきだったね)

2011/5/3
今日一番,懸念される国際情勢

最近の「施設長の部屋」は、施設の問題や認知症についての話題から、日本政府の話題にまで及んで言いたい放題のブログ展開となっているが、今日はまた手を広げて国際情勢と来たぞ!(さて、どう言う結末になるのやら・・・)

 今日の昼過ぎにネットのトピックに報道されたタリバンの指導者殺害のニュースから、今日の夜のテレビ報道でも大きく取り上げられ世界的に大きな話題となっている。アメリカ合衆国大統領の勝ち誇ったようなアナウンスメントを見ながら、それを喜び喚起する一部のアメリカ国民と9・11被害者の家族の中にはお祭り騒ぎのように歓喜する事も出来ない人の両面を報道していた。僕も、正直いってこの報道を知った時に次の報復テロの可能性を考えてしまった。

 9・11世界貿易センタービルへの旅客機による自爆攻撃は、流石に度肝を抜かれた衝撃的な映像として今でも、僕の記憶の中に鮮明に残っている。結婚した時に女房を連れてニューヨークに旅をして、エンパイアーステートやW・トレードセンターに登って最上階の展望エリアからマンハッタンを見降ろした事を思い出し、あの建物が崩壊していく中継映像を見ている事が恐ろしく感じられたものだった。同時に政治とはまったく無関係な人達が、このテロによって大勢犠牲となり、とても信じられない、人間の残虐性みたいなものを感じて身震いした。またこの当時に日本人の若者がアラブ系過激派に捕まり、首を切られた映像がネット上で配信された時でもある。世界の敵がアラブ系の人間と恐れられ、逆に全てのアラブ系の人々が悪人にしたてられ、妙な色眼鏡で見られる事となった事件でもある。

 しかし、あのテロ事件から10年の歳月が過ぎ、今になって、その主導者が殺害されてしまった。テロの主導者として当然の報いと言えばそうかもしれない。しかし、逆にヴィンラディンを殺害する事で、彼を崇める者からすれば、一人の人間であった人物が殺害されたことから神へと変わり、その神の名の元さらなる聖戦に発展する事は無いのだろうか? 人の命をもって平和に世の中を変えることは不可能であろう。常に犠牲になった者の家族からすれば、被害者であり、憎しみや怒りが起こってくるのも自然と言えば自然である。報復に対する再報復。なんだか、エンドレスで無意味な事に世界の指導者たちは躍起になっているような気がしてならない。宿敵タリバンを懲らしめることで自分の存在を強調し、次期選挙に勝利するための手法であるとすると、政治ってのは、何と本音でモノを語らない世界なんだろうと呆れてしまう。

 これら一連の問題の犠牲者は一般人であり、政治家本人では無いところが遺憾であると思う。指導者には常に護衛が付き命を守ってくれる。しかし、私たち一般人の命は自分で守らなければいけない。運悪くテロに遭遇しても、アンラッキーな出会いであるわけで、それで命を落としても仕方ないのである。我ら小市民と呼ばれる者達は、あくせく働き小銭をためて、清水の舞台から飛び降りる決死の決断をしながら海外旅行を計画。その旅行中にテロにあい命を落としてしまう可能性だってある。世界が掛け値なしで平和になると言うことは不可能な事なのだろうか?富と貧困の格差は、絶対に解消できない永遠の課題なんだろうか?

 

2011/5/2
施設長の言葉は神の声ではないよ!

今日は、施設のレクリエーション会議が開催された。次月からの大きな行事を話し合う場である。レク担当委員ってのが集まって色々と話し合うのだが、この中における施設長の意見ってのが大きく取り上げられてしまう。もちろん、正論である。施設長である以上、正論を述べるのは当然であり、それなりに多角的に物事を見ながら判断した結果を話しているのだが、果たして、それら正論が全てなのか?と言えば、決してそうとは言い切れない。 なんせ、相手は色々な身体状況や精神状態の課題を抱える高齢者のこと、概して正論とは毒にも薬にもならない、言うなれば「安全策」という中途半端な道を行く危険性をはらんでいるものだからだ。こう言う書き方をすると、自分で自分の意見を否定して居る様にも聞こえるが、単純に否定しているわけではなく、出来れば職員さんにもっと考えてほしいと願っている結果である。

 そういう意味で言えば、施設長の意見と言えども、会議の場で納得いかない場合は、徹底的に(時間的に無理であれば、日を変えても)逆に施設長を納得させるだけのおまけを付けてしまえばいいわけで、なにも施設長の一言で、全てを覆す必要は無いわけである。

 僕は、常々、主任介護員に意見を求めるようにしている。意見の時もあれば、彼女の考え方を参考にさせてもらう時もある。これは、介護主任に限らず、事務長でも管理者でも同じで、僕自身の判断材料とするために色々な意見を集約しようとしている。レク会議での僕の発言は、参加者の考え方や対象への思いの深さを感じ取る場であると考えている。

 ある退職した職員が言った言葉に、施設長は自分のブログを使って職員に指示を出している。とあった。僕は、このブログを使って職員に指示を出した事は一度もないと思っている。僕はあくまでも自分の考え方を述べ、それを読んでくれた職員さんが、自身で考え、結論を見出してくれるように期待しているだけで、言ってみればアドバイスと言うものと同じと考えている。

 ただ、絶対に考えてほしいのは、私達の行う介護や行事は利用者の為にあるべきで、施設長を納得させるために考え、検討されるものではないと言うことである。施設長として、利用者の皆さんのために有益であるならば、どんな企画でも賛成する。そして、そこに必ず全職員が同じ方向をみて、同じ情報を共有し漫然として行動を実施できることが不可欠であるが・・・。

2011/5/2
最新式コーヒーマシンの登場

 テレビやネットで評判の某メーカーのコーヒーマシンを導入した。

 失敗した!

  まずかった!

 誰か、ほしい人には販売しますよ!

 ってわけで、今回4月いっぱいは表示価格よりも安く販売すると言うCMに踊らされて、ネット販売を利用し、さっそく昨日、日曜日に商品は届いた。もともと、僕はコーヒーはあまり飲まない方で、それ程の必要性を感じていないものだったが、職員さんを始め利用者の方も結構コーヒー通の方が多く、まあ、この程度の価格なら買ってみてもいいか!!!という安易な気持ちで購入を決めた訳です。一夜明けた今日、さっそく事務所で開封、試しにコーヒーを入れてもらった。

 ・・・・・・・・?ってのが,正直な感想。また、これで倉庫の肥しを一つ追加してしまったようである。

2011/4/29
ロイヤル・ウエディングをみて!

今日夜中継映像が全世界に配信されたイギリスのロイヤル・ウエディングを皆さんはどのように見られましたか?

僕は、結構、気持ち良くイギリスの王族の結婚式を観ていました。僕は右派でも左派でもなく単なるミーハーなオッサンかもしれないので当然かもしれませんが、このような結婚式に対して税金の無駄使いだとか、この景気の低迷期に・・・とか思えないのです。逆に、日本の場合、あの大震災の被害者が今も重い空気の中で毎日の生活をギリギリおくっている時だからこそ、このような国を挙げての盛大で華やかな結婚式を実施する事で、平民である我々にも大きな夢や希望を与えてくれる材料になっているように思うのです。

 ただ僕だったら、あのような多くの人の前で結婚式を挙げる緊張に耐えきれないとは思いますが・・・(笑)また、世界的にも著名な人に囲まれながら主役を演じきる王子とケイト嬢の姿を見ていると、本当に素直に「おめでとうございます!」と言いたくなるのですが、僕と同じようなミーハーな大勢の観衆の歓喜の声がテレビ中継から溢れてくる状況をみてても、やはり多くの人達が手放しで祝福している姿が理解できます。

 このウエディングから、イギリスの歴史を見る思いがしました。日本の皇室の結婚式とは違って、やはり古くから王室を維持してきたヨーロッパの大国に守られてきた伝統と文化、過去には辛い歴史も抱えながら今なお国民の象徴として愛され続けているロイヤル・ファミリーの偉大さを感じていました。

 


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