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ブログ-施設長の部屋

2013/5/14
もしも自分が認知症となったら・・・

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今日は、近所の総合病院で定期健診を受けてきた。朝の9時に入って、採血して主治医の診察を受ける。予約制だから10時から10時半に終わる予定が、やはり、案の定、終わったのは11時半であった。まあ、定期的に受信することと自分の健康維持に不可欠であり、そのことで安心を得ることができるのなら一時間遅れても良いではないか・・・!

 ましてや、今日は時間がかかる総合病院の実態ではなく、そこの待合で考えていたことを中心に話をすすめたい。

人は誰しもが、認知症を患うことを嫌う。うちのグループホームの入居者さえ「ボケると困るで、〇〇しよか!」と言う。ボケること=認知症、この言葉は広く社会に浸透した。一昔前は痴ほう症とかぼけ老人と呼ばれていた状態を、人権が重んじられ認知症となった。さて、そのような日本社会。認知症と診断されると、何が何でもアリセプトが投与される現実が、まだまだ存在する。アリセプトは認知症の救世主的脚光を浴びて認知症の人に投与されている。しかし、アリセプトを飲めば認知症は治るのか?と言われれば、どうもそうではないらしい。認知症の進行を遅らせることを主効果としているようである。

僕は、そんな薬を服用することで認知症で長く居たくはない。と考えている。どうせなくなる命なら、長引かせて後悔するよりは、いっそのこと進行早く、とっとと消えていきたいと願うものである。

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しかし、よくよく考えてみれば、認知症を患うことが周りの人間に熟知され、それに対するスキルが伴うのであれば、それはそれで記憶障害を抱えるにしても、それなりに人生を謳歌できるならば生き延びてみたい。

要するに、薬を投与され、その後の細かな支援が確保されないまま放置される生活であるならば、薬の力で長生きさせてほしくはない。医療と介護の連携とは、このことを言うのである。医療の発達と同様介護の現場にもスキルアップが伴わなければ、生き地獄を味あわせることとなってしまうことを介護する側は気づいてほしい。

高齢者の介護全般に、人として命をどのように考える、捉えるか?介護する者として、何が何でも長生きと健康老人を目指すのであれば、それなりの自覚と理念をもってスキルアップを望みたい。

2013/5/11
生まれ故郷、日本!

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Las Vegas

もうずいぶんとアメリカ旅行に行ってないが、この三枚の写真は、前回のラスベガスへの旅行の際に撮影したものだ。今回はネット上から拝借してきたものではなく、僕が自分のカメラで撮影したものだ。

そして、いつも感心することがある。大きく日本の景色と異なる部分が欧米の写真から感じ取れるものとして、空の色が違う。この写真を撮影した日が特別ではなく、いつもこのような真っ青な空が広がっている。

先日、オーストリアの田舎町で撮影された写真を見ながら、同じようなことを感じていた。それと同時に、街中に電信柱が存在しない。不揃いな看板や広告が街中に存在しない。建物の外壁の色が違う。

日本には四季がある。また、露という困った季節もある。大気中の水分がとにかく多くなり、その分、遠くのものが鮮明に映らない。などの特有の気候が大きく影響を及ぼしていることは確かではある。

しかし、逆にメリットもある。湿度の高い分、そこに生活する人々に対しても湿り気を与え、お肌の乾燥w緩和できる点である。ラスベガスは砂漠のど真ん中に存在し、乾燥した台地に作られた町である。空気が乾いていることもあって、ここに長く生活していると、お肌がガサガサになる。たかが数日の滞在だけのツーリストの僕でも、唇が荒れる。そして、指先が逆むけになり、ポケットに手を突っ込むと逆むけで割れたてが痛くなるのである。

しかし、どんなに厳しい環境であろうが、僕はこの何処までも青い空が好きだ。もうすぐ、日本の夏がやってくる。ジメジメと首筋に汗がにじむ、そんな煩わしい日々を耐えて、寒い冬を迎えなくてはならない。しかし、このような嫌らしい気候であっても、生まれ故郷の鈴鹿が好きだ。旅行と生活は違うのである。アメリカで暮らしていた若いころ。僕は年老いたら日本で暮らしたいと願っていた。とても七面倒な国ではあるが、やはり日本の空気が大好きである。 (続きを読む…)

2013/5/11
いわし専門店

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鈴鹿で有名、いや全国レベルでもイワシ料理の専門店として有名なお店がある。鈴鹿に来る著名人も多く集まる店で、僕自身、鈴鹿サーキットに来るレース関係者からも、この店の評判は聞いていた。僕は、まだまだなじみの客と言うほどでもないが、それでも時間を見つけては、新鮮なイワシ料理を楽しませてもらっている。

まずは、冷奴の上にイワシの刺身がのっかている料理。イワシの臭みが一切ない、とても新鮮なイワシを使っていることがよく分かる一品である。

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イワシのカルパッチョ。イタリア料理を和風仕立てで提供してくれる。このお店の良いところは、器にも神経を注いでくれる。店の女将が言うには、そこそこ高い器を使っているとのことである、

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定番、イワシの甘露煮。僕のオーダーには必ず、この一品を入れる。甘辛く煮たイワシは、骨まで味わって食べることができるほど柔らかく煮込まれている。今回は黒豆を添えて出してもらった。そして、この豆も旨い!美味!

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イワシのてんぷらの盛り合わせ。ゴマをまぶしたフライ。アーモンドを衣にして揚げたイワシなど、僕は塩で頂く方が好みである。一番上にイワシの骨の素揚げが乗っかっている。これが、また香ばしくて美味。ビールがすすむくん!だ。

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最後の締めくくりにお茶づけ。今回はしぐれを入れてもらった。これだけ食べると多すぎる程、満腹になってしまうが(当たり前か・・・!)まあ、今回も大満足な食事をいただいて帰ってきた。最後に女将と板長の写真をお願いしたが、あっさりと断られてしまった。

ア~そうだ、お店の名前を書き忘れた。(書かなくても分かるだろうが)きらく家さんという屋号のお店であって、鈴鹿市の岡田と三日市の間に存在する。よろしければ一度お尋ねください。店に入って私の名前を出してもらってもOKです。

2013/5/9
用途に合わせてコーディネイトしないと・・・

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さてさて、少しややっこしいお話をしたいと思います。ややっこしいというより、これを言葉で表現して面白さが伝わるか・・・ってのが疑問な話題なんです。

さて、三つの画像をネットから拝借してきました。そもそも、この話のなり染は、今日の午後、取引先の外商さんとお話をしていた中で出てきた笑い話なんです。

今日はトッズのシューズについてお話をしていたのですが、写真のような真っ赤なフェラーリのイタリアン・レッドに跳ね馬のマークの入ったコラボ商品が、都会では人気なんですよ!ってのです。フェラーリとのコラボレーションで製造されたものらしいのですが、フェラーリなんて車さえ持っていない自分には、買えない商品の一つですよ!ましてや、僕は唯一、超ブライトなオレンジ色のチノパンをアメリカ旅行の途中に購入してきたものの、日本に帰ってからは履いたことがないくらいなのに、真っ赤なドライビングシューズなんて・・・無理!

まあしかし、フェラーリを夢の車として、少しでも夢に近づく意味を込めて真っ赤なシューズを購入したとする。そして、パンツはもちろん、今まで履いて外に出たことのないオレンジ色のチノパンも、この際だから一度履いてみる・・・このパンツと素足に真っ赤なシューズまでなら、なんとか派手好きな親父ってイメージで受け止めてもらえるかもね・・・と。

しかし、最近僕の自動巻きの腕時計の収納に使っていたワインダーと言われる定期的に左右に回転する時計収納箱が壊れてしまったので、今は僕の自動巻きの時計たちは止まったまま収納ケースに収められているからいっそのことだから、この際全部取り出して腕に巻きつけて歩いてみたら・・・どう・・??って話。

まあしょうもない話になっちゃったけど、ちょっと想像してみてくれませんか?

両腕に3個づつの腕時計をまいて、パンツはオレンジ色、シューズは真っ赤なフェラーリ仕様・・・そして、自動巻きのゼンマイが劣化しないように、両腕をぐるぐる振っているおっさん。遠まわしに見てみれば、絶対にいってる親父だよね・・・!

しかし、それぞれのパーツを見てみると一応は理にかなっている。

腕時計に関しては、数多くある自動巻きの時計を劣化させたくない想い。

買ってはみたものの日本の社会では恥ずかしすぎる色使いのパンツに、たとえ一回でも陽の目を当てようとする想い。

なけなしのボーナスをはたいて、車は買えないけど、せめてフェラーリとのコラボレーションの真っ赤な靴。

それらを同時にコラボさせると・・・・でも、やっぱ、見た目はどっかのネジが外れた親父としかうつらないよね・・・・・・

こんな笑い話をしていた今日の午後のひと時。馬鹿笑いをしながら、張りつめて何ともすっきりしない気分が続くこの頃に、少しだけど心がゆったりとする時間だったような気がした。と言うお話でした。

2013/5/7
ルールを守るだけがおもてなしでは無い!

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少しルール違反な話をするが、随分昔、自分がまだ未成年だったころ。正確に言えば中学生の卒業した年のクラス会の時期の事。僕の担任の先生が、クラス全員を引き連れて椿神社に近い山間のキャンプ場に一泊のキャンプを計画してくれた。中学を卒業して、それぞれが思い思いの学校に進学していった時だから、まだ新しい学校生活に完全になれきっていない時の話である。今から40数年前の事。

皆でテントを張り、食事を作り、キャンプファイアーを灯し、更け行く山の夜を楽しんでいたころ、担任はウイスキーを取り出し、飲みたい奴は飲んでもいいぞ!と言い出したと記憶している。おまけにタバコを吸う連中も、担任の前でタバコに火をつける者まででた。今でいうと、不埒な学校教員として糾弾されるべき行動である。そして社会的制裁を加えられ、警察や教育委員会、そしてテレビ局のカメラが毎日、学校を包囲して取材合戦を繰り返す。言ってみれば正義の面した「魔女狩り的蛮行」が繰り広げられるだろう。

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この時の担任の行為は、今でこそ時効であるから公表しても差し支えないと思うが、その当時にしても大事ではなかったか?と思える。しかし、当事者の僕たちは、未成年者がっ喫煙する、飲酒するという行為に対して、それほどの大罪を犯した意識はない。それよりも、奥深くまで我々のクラスメイト同士のつながりを大切に考えてくれた担任ンお配慮に対して、今でも感動している。と言えるかもしれない。

その当時の風潮で新入学を果たした学生が5月に襲われる無気力な怠惰な感覚から自分を見失う時期を総称して5月病と称していた時代である。多くの学生が入学したての学校を退学していく生徒がいた。そんな僕たちの心を思ってか、担任はルール(法律までを犯すこととなる)を無視しても守りたかったものがあった。同じクラスで毎日けんかしたり、泣いたり、笑ったりした同僚たちは、言ってみれば家族も同然。担任の先生にはよく怒られ、殴られるものもいた。実際僕も一発食らった者の一人である。その理由は、すでに忘れてしまったが、殴られた後に猛省をしたことだけは覚えている。

おもてなしの心を時々、介護職員の前で説いている。相手を思う気持ちと介護を結び付けたいと願ってのことである。介護の現場だけではなく、客商売の現場では「接遇力」ってものが問われている時代。なんぼ教えても介護職員の接遇はよくならない。研修をまじめに受けていない訳でもない。しっかりと講義は聞いている。しかし、その場限りで忘れ去ってしまうのだろうか・・・それとも自分の問題として気づきに結びつけてくれにくい気質があるのだろう・・・?僕は、どちらかと言えば後者の方ではないかと想像している。僕たちは、その当時の人生の先輩と言うよりも師に思いやっていただきながら成長してきた者である。

良くも悪くも、全てを見てもらい世話をかけた。先生は先生なりに気苦労もあったと思うが、それでも今の教師よりも熱く直接介入してくれていたと思う。常に熱っぽく自分の夢を語り、指導してくれていた。そして、最後に生涯忘れえない大事な時間を与えてくれた。これを心狭い一部の親たちは「悪」と呼ぶのだろうか?違法は違法であることは事実であっても、それを貫き通して、代わりに何を得ることができるのか?そう考えると、今の時代に大事に育てられ、ネットや学校現場で受ける些細な仲たがいに、すぐに精神的に負けてしまう子供たちが大半の社会を形成していることの方が問題ではないかと思う。

おもてなしとルール違反のテーマから、倫理的な話に代わってしまったようだが、僕は相手を思う気持ち。この場合、将来的にいろいろな体験を摘んでいかなければならない我々子供たちにルールを無視してでも感じてもらいたいことを教えてくれた。そんんあ素晴らしい「おもてなし」を体験したという話でした。


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