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ブログ-施設長の部屋

2017/3/17
愛犬、ショコラちゃんが逝ってしまいました。

今年の一月中旬以降、重篤な状態となっていた愛犬、ショコラちゃんが

とうとう逝ってしまいました。

昨夜、寝る前には顔をあげ一点を見つめていたショコラを確認していたのですが

今朝6時に起床した時にはすでに体は冷たくなっていました。

この4月で16年。犬にしては長生きした方です。

以前にもブログで書いたように

ペットの犬にしても、私の方から点滴治療をとめる勇気がなかったのですが

私たち高齢者介護を実践する者として、人の最終段階に立ち会うことも多くあります。

人が一生を終えようとするとき、どのタイミングで医療を切り離すのか?

緩和とは何なのか?

今回のショコラの件でも僕は獣医師と議論もしました。

全ての点滴が延命治療と断言できない事。緩和治療とは、それなりの目標となる苦痛があってこそ

対処する方法と言われたことに、僕なりに反論をしてきました。

反論をしながらも、ずるずると決断を先延ばしし今に至ったわけですが

ここまでの治療に苦痛を与えることはなかったのか?

本人が意思表示をできない状況下で、本人の思いを酌みとることの難しさ

本人の思いに寄り添って結論を出すことの難しさを感じました。

こんな話をうちの職員にしたら、獣医師も商売やから・・・・と点滴治療の継続に対して

意外とクールな言葉が返りました。

事の根本にはすべてに際して経済システムにのっかった上で生活をしている我々です。

商売だからとすれば、生きるのも金次第と割り切らなければいけないのか?

いろいろと難しいですね。

2017/3/16
本日の職員さん!!

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最近、普通の時の職員さんのスナップ写真を撮るために

前触れなくシャッターを切っている。

突然のカメラに驚いて顔を隠す者、

全く気付かない者も含め

撮影する側もピンと合わせが難しい。

時には手振れをおこし

ピントがずれる時もある。

それでも、普通の時の職員の雰囲気が伝わればいい!と

今回も飽きずにHPにアップさせてもらいます!!

見てやってください!

2017/3/15
NHKハートフォーラム 認知症700万人 「当事者と創る新時代」~世界のトップランナーたちと~

 表題のとおり、認知症の当事者が語る会が開催されます。

開催日 : 2017年4月30日(日)午後一時より(開場0時30分)

開催場所:大阪ビジネスパーク円形ホール

大阪市中央区城見2-1-61

定員  : 500名 参加無料(事前の申し込みが必要です)

第一部 クリスティーン・ブライデン講演

第二部 パネルディスカッション「当事者と創るこれからの社会」

出演:クリスティーン・ブライデン、ジェームス・マキロップ、ケイト・スワファー、丹野智文、永田久美子、栗田主一

詳しくは下記アドレスにアクセス願います。

https://www.npwo.or.jp/info/3030

700million.jpg

2017/3/13
加齢と認知症

先日、交流のある認知症専門医の勉強会に参加した。

認知症と薬をテーマにお話を聞いた。

その中で、認知症の一番大きな原因は長寿であり

80や90の年齢に伴い、大半の人が認知症となると言う。

90歳を越えれば、認知症でない方がマイノリティである。の言葉に

会場全体で大ウケ!

若い時には、認知症など気にも留めない。

自分には縁遠い病としか受け止めてない時代から

年齢を重ねるごとに、次第に認知症を気にし始める。

ちょうど年齢が初老に近くなると

いよいよ認知症が現実味を帯び、ふと不安な思いが心をよぎる時が出てくる。

単なる物忘れが、それまでの認識にある物忘れで無く

病的な物忘れと思いってしまいがちとなる。

昔の癌ノイローゼの様な不安な思いである。

そりゃ、たまの物忘れは若い頃でも起こり得る。

しかし、これが歳を重ね、会話の中に指示語が増え始め

「アレ」「それ」と思う単語や名称が出てこなくなる

だから指示語で相手に察してもらおうと期待しながら会話を続ける。

話を聞いている方は、指示語から言わんとする内容を想像出来ない。

こんな状況が続くと、まずは冗談めかしてボケた振りをする。

多少、指示語が増えても他人は気にしていない。

しかし、自分自身はごまかしが付けられない。

つまり

密かに不安な思いを抱き続けていく。

認知症の人は、自分の変化に敏感である。

自分が何年生きれるかは分からないが

見た目より遥かに認知症は進んできている様な気がする。

これはヤバイヨ !!

2017/3/12
ショコラの状況

金曜夜から昨日にかけ鮮血が確認される。

上部消化器官からの出血から下部消化器官に悪化してきたようだ。

今朝、動物病院を再受診視点的に止血剤を加えてもらった。

ラッキーにも止血剤が功を発し出血が和らいだ。

日中に少し下血はみられたが、以降深夜までに出血はない。

ショコラも少しばかり、ゆっくりと眠れているように思える。

彼女は自分のハウスの中におもらしをしない。

足腰がふらふらにも拘らず、何とかしてでもハウスの外に這い出てトイレマットの上で

排泄しようとするような子だ。

そんなショコラがハウスの中で静かに過ごしている。

このまま良くなってくれることを祈っているが

例え状態に変わりがなくとも、苦しみや痛みが和らいでくれているならうれしい。

毎日、朝起きてショコラのハウスの中を覗き込んで

「あ~ッ、まだ息をしている…….良かった!」と感謝する日々である。

どこまで命が続くか分からないけど、

今年の4月で丸16年。犬からすればとても長生きと言えるかもしれない。

ここで旅立っても「大往生」と言えるかもしれないが

なかなか今なお、撲自身の気持ちの整理がついていないのが現状である。


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