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ブログ-施設長の部屋

2017/9/28
僕が認知症となったら…….

今日の午後、デイサービスでは久しぶりのカラオケを全員参加で行っていた。

もちろん僕も参加!利用者と共に「兄弟船」を熱唱!!(笑)

さて、そんなイベントの最中、利用者と共にカラオケを口ずさみながら

自分が認知症となったら………と考えていた。

とにかくうるさい親父なんだろうな。

やたらとダメだししているかもしれない!

「あかん!あかん!そんなんではアカン!」やら

「君らなぁ~全然、出来てへんわ!」とか、完全に嫌われ者のパターンや。

一番可能性の高い姿は、ぼけ老人になっても施設長のままの気分でいることへの不安。

腕組んで職員を見つめたり、やたらと指さして指示(それも意味不明の指示)を飛ばしまくっているかもしれない。

以前一度、このブログにも書いたように、自分が認知症となった時に聴きたい音楽や食べたい料理をあげたと記憶している。

黙って一人で好きな音楽を聴いているだけなら、好々爺として職員にも好かれ可愛がってもらえると思う。

しかし、ボケて尚更、施設長風を吹かせまくるオッサンは好かれないな!(笑)

もう、今から、職員のみんなにはお断りしておく。まず、そんな風になったら「ごめんね!」と謝っときますね。そして

いつまでも施設長風吹かせている僕には、そのまま「はい!ハイ!分かりました!」と対応しといてね!

その対応で満足している僕を見て笑わんといてな!

2017/9/28
ラン伴の応援グッズ作成中!!

10月19日(木)は、認知症啓蒙・啓発事業の一つである「ラン・トモロウ(Run ・Tomorrow)ラン伴」がつながる。

19日の朝、鈴鹿市役所を出発したタスキリレーは、我が太陽の家に到着。

15分ほどの休憩の後、次の中継点である鈴鹿市社会福祉協議会に向けて走る。

太陽の家からも認知症当事者を含め7名が参加する予定。

タスキリレーを太陽の家総出で応援するために

応援グッズを作成している。

市役所から太陽の家に到着する時間は、平成29年10月19日(木)午前9時33分頃

太陽の家から出発する時間は同日9時48分としています。

オレンジ色の揃いのTシャツを着た軍団が中央道路を社協に向かって走ります(歩きます?!)

この日一日、鈴鹿市内を様々なチームが走ります。

車で移動中に見かけたら、応援してあげてください!img_2259-002.jpgimg_2260-002.jpgimg_2263-002.jpg

2017/9/28
非常用照明の交換時期。

おおよそ5年に一回程度、非常用照明の内蔵バッテリの交換時期がきた。

毎年、数個づつ交換が必要となる。

このバッテリー一個が一万数千円する。

業者さんに交換を依頼すると、品代と交換手数料等で

3個交換して約7万円ほど必要となる。

非常時、特に火災の発生時には、この非常灯の役割は大きい。

今回、交換の必要な3か所のバッテリーをネット注文することとした。

バッテリー交換は自分でやる。

バッテリー代4万円。2万5千円程を節約したこととなる。

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2017/9/26
ハロウイーン パンプキン作ったぜ~!

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今日、パンプキンを手に入れた!

早速、ハロウイーンのデコレーションを施した!

顔を切り込み、蝋燭を立てるように仕立て

このまま乾燥させる!

乾燥したら、内部に残った繊維を掃除して

キャンドルを灯そうかな。

結構簡単に出来上がった。

次はキャンドルを灯した写真をアップしようっと!

2017/9/26
久しぶりに親父と話をした。

一週間ぶり?!……….いや、もっと長いかもしれない。

とにかく親父を誘って散歩した。

目的の一つに栗きんとんを買ってきたこと。

それと日の光にあててやりたくなって誘い出した。

一階ロビーで早速、栗きんとんを。

紙包装を開けるのに必死になっている。

力任せに引き裂こうと踏ん張り始めたので

そろそろ私が開封してやるべきと判断して、包装を解いた。

次に和紙で包まれた栗きんとんを取り出すのに苦労していた。

これは、僕の手を借りずして、何とか中身を取り出すことに成功した。

几帳面に一個食べ、まだ食べたそうな顔をしていたので

「もう一個食べる?」と聞くと「もったいないでええわ!」と返る。

戦前生まれの親父だから、なんでも「もったいない」と言う。

それでいて、まだ物足りなさそうだったので、もう一個箱から出して手渡した。

二回目の今回は、中身を取り出すのに苦労せず、すんなりと食べ始めた。

口の中がもたつくからか、お茶を要求する。

言葉が出ないけど、手ぶりでお茶が欲しいんだ。と理解できる。

事務所にいた管理者が気づき、湯飲みいっぱいのお茶を用意してくれた。

旨そうにお茶をすすり、親父の悪い癖である、お茶で口を漱ぐ。

マア今更、その癖、見っともないから止めろ!と言うのも無意味だから何も触れないでいた。

二個の栗きんとんを食べて、少し車いすで散歩に出た。

隣のショッピングモールを散策しながら、駐車場の日陰にあるベンチで休憩。

この間、車いすを押して散歩していたにもかかわらず、

すでに誰が車いすを押していたのか忘れてしまったようで

ベンチに腰掛け、僕の顔を見ると「なんや、あんたやったんか……?!」と言う。

親父に「俺が車いす押してたの知らんかった?」と聞くと

親父は「知らんかった!」と答える。

これは、一遍試してみようか?と思いたち

「俺、誰やと思っておったん?」と聞いた。

僕の予想では「浩一やろ!!」と期待していたところもあるが

実際は名前が出てこない。考え抜いて出てきた名前が「たまだ しゅんいち」(実際に実家近くに実在する人物)

この質問を繰り返すことは本人も困り果てるだろうから、適当にお茶を濁して次の話題にシフトした。

偶然、親父が周りを見回しながら、マクドナルドの看板を見つけた。

「あのマクドナルドの後ろにケンタッキーがあるんやで!」とつなげた。

親父はフライドチキンやハンバーガーが大好物で

息子の名前は思い出せなくてもケンタッキーは覚えている。(これは笑えるよね)

時間的にも昼食を終えて一時間程度しか経過してない時だったけど

「マクドナルドでも食べるか?」と聞くと、またまた満更でもなさそうな顔。

しかし、他の入居者の前でマックを食べることに控えめな発言があった。

マックのお店の中で食べていけばええやん!?」と言うと、本人その気になった。(笑)

車いすを押してマックに行く。

風除室を介して直角に曲がるエントランスを車いすを押して入店。

単品のチーズバーガーを注文して、テーブルに着く。

二人で一個づつチーズバーガーを頬張りながら

マックの窓越しに、うちの施設の前にある大型スーパーを指さして

お前んとこの家の前のマックスバリュー(店の名前も、私の家の前に存在することも当たっている)、ようけ車入っていくな~」と言い

「なんや、交差点か!」と、スーパーの駐車場に入る車とその横の交差点を右折していく車を混同した自分に気づく。

なんのかの言いながら、マックのチーズバーガーを2/3個食べて、さすがに食べきれん!といいながら持って帰ると言い出す。

腐るから捨てていこう!と言うと少し首をかしげる。

もう何なんや!!繋がったり、断線したり!と私の方が混乱するわい!と笑えてくる。

ボケ爺さんと少しの時間だったが、親子水入らずの散歩を楽しんだ。

二階のグループホームに戻る途中に、親父がボソっと「また連れてって!」と言う。

この言葉を言われえると弱いんだよな~と、しげしげと毛の薄くなった親父の頭を見ながら思った。


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