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ブログ-施設長の部屋

2019/1/28
「・・・なさけない!」の言葉

「情けない・・・」って言葉を認知症の本人が言った。

この男性は、うちのデイサービスをほぼ毎日利用している車いす使用者です。

普段から人が嫌うようなことをやっては、周りの利用者からひんしゅくをかっている人です。

僕も、正直、この人は人格に問題ありと思っていた人です。

室内でも送迎車の中でも、やたらと唾を吐くのです。

人をからかうことが好きで、歩行訓練する人に向かって

イチ!ニ!サン!シ!と号令をかけては叱られています。

今日の午前中も、リビングの椅子に座っていながら、椅子ごといざり移動するのです。

床のピータイルや椅子の脚が壊れる寸前の軋み音を立てています。

僕は、備品を壊されたくなくって、彼に声をかけました。

最初は不機嫌な応答で答えていた彼も

車いすを持って、真横に置いたら車いすに移乗すると言い始め

少しお手伝いすると簡単に車いすに移乗しました。

少し彼の行動を見守ってみると、玄関口に移動しようとするので

思い切って屋外の散歩を覚悟しました。

玄関を出て、施設の前の歩道を通って、隣のショッピングモールへと向かいました。

結構、今日も外は寒いです。本人は家に帰るために外に出たのですから必死です。

どっちへ行くの?どうやって行くの?この方向でええの?と、いろいろと質問してきます。

そのたびに、この方向で本当に帰れるの?と問いながら、彼の反応を見つつ車いすを押していました。

ものの5分もしないうちに寒くなってきたようで、何とかしてくれ!と訴えがありました。

僕は、彼に、寒いから一旦戻りましょうと促しながら車いすを施設の方向に向けて 進めました。

施設に戻って、彼の横でじっくりと話をしました。

すぐに忘れるだろうけど、ここに来てもらっている意味を説明しました。

この説明には十分な時間を費やしました。外を徘徊していた時間以上に何度も繰り返し説明しました。

その時の声のトーンは、普段より落としてゆっくりと簡潔に話をしました。

彼も、気持ち的に落ち着いてきたのか、普段よりも多くの事を語ってくれました。

その大半は理解できませんでしたが、その中で理解できたのが

「・・・・なさけない!」の単語でした。

いつも嫌われ者で、粗暴な彼の言動が今日はすっかりと消えているのに気づきました。

自画自賛しているわけではないのですが、介護の現場に、このようなたっぷりと避けるだけの時間がないのですね。

一人のために僕は一時間のうえ、べったりと付き添っているわけですから。

今の認知症ケアの一番の問題点が、ゆっくりとその人に寄り添うことが

現場では持てない「余裕のない現実」と思います。

 

2019/1/28
認知症ケアの不安なところ

認知症の人が昼ごはんを食べている。

放っておけば、副食の添えのポテトサラダまで一緒に味噌汁の椀に入れて食べてしまう。

其の物を認識できないから仕方ない行為ではある。この時点で介護が加わることは、自立支援の理念に反するのか?ポテトサラダは、単独で口に入れる方がおいしく食べれると考えるのは私個人の思いなのか?認知症のあるなしに係わらず、その人が思うように食事すれば良いのだけどしかし、普通に考えて、その人が以前からポテトサラダを味噌汁に入れて食べていたのか??が問われると思う。こんな不毛の議論をするつもりはないが、その人の自立支援ってのはその人の癖や習慣を知って初めて実施できる支援ではないのか?!食事だけをみても、認知症の人のケアには繊細な神経が必要となる。繊細な神経の持ち主は、精神的に非常にデリケートである。張り詰めた神経を維持していくには、認知症の人のケアは大きな負担となって圧し掛かる。結果的に認知症ケアから遠のいていく。

2019/1/27
パラスポーツから学ぶもの

パラリンピックが市民権を得たように、多くのパラスポーツが

メディアに取り上げられ、同時にパラスポーツのアスリートが表舞台に出始めている。

障害をもつ人々が昔のように、家の中に閉じこもる時代でなくなりつつある。

これは、社会にとってとても良い傾向で、この機に認知症の人も

思いっきり外に出て、自分を主張する好機だと思う。

社会全体が偏見と差別をなくし、「普通」と言う言葉を変えてしまう、そんな時代になる。

以前にも書いたが、車いすでも歩行器でも、すいすい屋外を歩き、自分で思う方向に移動できる道路

道に迷っても誰かれなく助けてくれる社会ができるかもしれない。

社会全体が障碍者を、何の抵抗もなく受け入れるような社会となれば

逆に障害を理由に弱音を吐くことができない社会となりうる。

何にでもネガティブなバイアスってのが生じる。

障害者をかばっていく活動が活発となると同時に

障害にやさしい思いやり社会だから、支援は不要と考える方向に傾く。

もっとわかりやすく言えば、優先席が用意されている車両だから、

そこに座らない老人には席を譲る必要はないと言う思考を言う。

障害をもつものが、健常者と同じレベルで生きていくには

まだまだ改革すべき点は多い。

認知症となっても普通のように生きることを掲げて

僕は認知症啓蒙啓発活動を自分のライフワークと考えている 。

認知症徘徊模擬訓練など先進地域として大牟田市や大府市などの取り組みを見て

今一つ、鈴鹿市ってのは熱い思いが伝わっていきにくい土地なんだと感じている。

2019/1/26
ぜんざいの話

今日は天気予報通り雪となった。

昼から夜にかけて結構吹雪いた。

車の上に数センチほどの雪が積もった。

寒い日は、温かいものが恋しくなる。

そう言えば、戸棚の中に小豆の缶詰があったことを思い出し

急にぜんざいを作ろうと思った。

缶詰を開けて、中の小豆を鍋にいれ、水をいれて沸騰させるだけ。

ムッチャ簡単!2~3分煮立てて、オーブンレンジで焼いたお餅をいれて食べてみた。

・・・・・甘いけど、なんだか鉄臭い!!

ちょっと変だぞ!と気づき、缶詰に書かれている賞味期限を確認した。

2017年3月・・・・・・・・

二年前で期限が切れている。

お椀一杯分は胃袋に入れてしまった。

でも、流石に残りは捨てるしかなかった・・・・

物を粗末にしてはいけませんが、缶詰の賞味期限は気にするべきなんでしょうね。

2019/1/25
このブログで今月は35本目。

近年、これだけ大量のブログ更新はなかったのですが、

過去のブログを見ていくと、結構、書いているのですね。

たとえば、

2010年の7月の記録が52本。

一か月に52本のブログを囲おうとすると、一日に2本を毎日書いているパターンです。

今月は、何を血迷ったのか、ここまで毎日更新を続け

多い時には一日に3本書いたりしているのですね。

ただ、写真が少ない。

以前、このホームページを管理してくれている会社のスーパーエキスパートが

(彼は、本当にパソコンのことに詳しく、当たり前のことかもしれないけど

おそらく部本さえあれば、自分でパソコンを作ってしまえるのではないかと思うくらい

そんなすご技の持ち主なんです。 前置きが長い…?!笑)

文章ばかりのブログよりも写真を挿入していくと、更に読みやすく親しみがわくよ!と

アドバイスしてくれたのですが、なかなか、毎日、ブログ更新のために写真を撮影する時間もなく

最近のブログは、読んでもらいにくい作りなのかもしれませんね。

先ほどのネブラスカの話でも、文章では想像しにくいでしょうし、

写真があれば、僕がいいたいこともさらにリアリティをもって伝える事が出来そうです。

今後はできる限り、色々な関連する写真を撮影して貯めておくこととします。

さて、そんな過去のブログを読み直してみると

結構笑えるブログが潜んでいるものです。

自分で書いた文章を読んでみると、その当時に感じていた色々な気持ちや思いが

思い出されて結構笑えます。

そして、ところどころで誤字や変換ミスがあって

この変換ミスの文字は何を言いたかったんだろう・・・?と考えてしまう

そんな面白さも残っていました。

劇的に変化してきたなと感じるところは

発送が前向きでなくなってきたところが年齢を感じさせます。

歳と共に前を向いていた自分が、過去を振り返る回数が増えてきたように思えます。
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