認知症の人を代弁する専門職として、一応皆さんには私のことは理解いただいていると思います。
そこで、皆さんにお願いすることとして、
皆さんの自宅の周りの景色を、写真に撮って私に送っていただけないでしょうか?
メール添付で結構です。
鈴鹿市だけに限らず、いろいろな地域の写真が集まれば
その写真をもとに、認知症の人と思い出話に花を咲かすことが出来るのではないかと考えています。
昔言ったことがある景色、昔味わったことあるお菓子、なんでもよいと思います。
お酒のボトルでも結構。
昔、飲んだ!と懐かしく思い出してもらえれば、其れだけで結構です。
皆さんから頂戴した写真は、このホームページでも紹介していきたい。
中には、認知症の爺さん婆さんの思い出にヒットするものがあるかもしれない!
私からのお願いです。よろしくお願いします。
認知症になると短期記憶に障害を負うことになる。
つまり物忘れが激しくなる。
普通の人たちは、認知症イコール子供の顔も分からなくなる。と思われがちだが
決してそれほどひどい記憶焼失は、僕もケアしている中でお会いしたことはない。
何となく自分の関係する人物だ!ってことくらいは最悪でも理解できる。
うちで飼っていた真っ黒な子犬を観て、鯨!と叫ぶほどの人でも、
息子さんの顔を見ると、うれしそうな顔をして着いていく。
僕も、最近、物忘れが激記録を残せば
約束事もメモを残さないと、忘れる。
いろいろな人との面談の予約を電話で受ける。
メモに残さないと、必ず約束した日時があやふやになる。
これが認知機能の低下と言う症状で
僕の中でも確実に認知s機能の低下は始まっている。
その時に紙に書いて残さないと、頭の中にインプトはされにくい。
今の自分には、人の力を借りなくても、記録を残せば もの和うsれに対応できている。
もう少し認知機能が低下した場合、自分だけでは管理できにくくなる。
これが生活に支障をきたす状態と言う。俗に言う認知症状。
ここで、第三者が支障をきたした部分を手助けしてあげること。
これがケアの基本だ。
忘れてしまっても良いように紙に書いて、それぞれの約束を思い出すよう促してあげる。
これを基本に、使う材料を色々と必要に応じて加工することも
その人の障害の重さによって調整が必要となる。
メモ書きの記憶用紙が、部屋の壁中に貼られていても、これでは記憶を手助けすることとならない。
もう少し、整理して、必要最低限度の内容に言葉をそぎ落とし、わかりやすくすること。
文字ばかりでなく、挿絵や写真などを張り付けるなど
その人の抱える障害によって、見せ方を変えてあげる。
認知症は決して頭の中の脳細胞が空っぽになるわけではない。
だから、私たちはその人がなくなるまで、その人の思いを想定し、思いを読み取り
其れに添って私たちの気持ちを添える。それが「心を添える」と言う意味である。
味(AJIWAU)
視(MIRU)
聴(KIKU)
嗅(KAGU)
触(FURERU)
人間であること。人間として。人間だから。
五感は生きている証。
脳の器質的変化が生じたとしても、人間に変わりはない。
五感を大切にし、毎日。生きている実感を感じること。
そんな介護でありたい。
新型コロナ感染拡大に対する太陽の家の指針 Vol-3の2
『濃厚接触者』への接遇について
新型コロナ感染急拡大に伴う指針Vol-3に関し、県内及び市内の感染者数の急拡大に
伴い、感染者としての確定診断以外にも濃厚接触者として指定されるご利用者並びにご家族の増加は、指針として不十分と判断し、
本日、追加項目として以下の事項を設定いたします。
太陽の家通所介護事業所をご利用中の方々に関係する濃厚接触の
疑いあるケースについて以下のとおり、当事業所は対応させて頂きます。
2022年1月31日 追記
1.ご利用者様の同居家族が新型コロナ感染症濃厚接触者として指定を受けた場合。
ご家族の中に濃厚接触者が判明した場合は、当該家族のPCR検査陰性の検査結果
が出てから3日間の通所介護のご利用はご遠慮いただきます。
2.ご利用者ご本人が濃厚接触者となった場合
当事業所をご利用の要介護者の方々が、他の介護保険事業所を併用利用されている中で濃厚接触者に指定されたケースを含め、ご利用者本人が濃厚接触者となった場合は、PCR検査陰性であることを含め、濃厚接触に指定された時より3日から5日間の通所介護利用をご遠慮いただきます。この場合、待機期間の幅に関しては、濃厚接触と判断された状況に応じて施設長が判断します。例えば、送迎車両内にコロナ陽性者が同乗していたが、その間の会話もなく、車内換気も行っていた場合は3日間。等の判断を行います。
3.上記1、並びに2.に相当するご利用者様には、通所介護再開に際し抗原検査を受けて頂く場合もあります。
太陽の家デイサービスセンター
施設長 玉田 浩一
〒513-0808 鈴鹿市西條町495番地の1
電話 059-383-8383
歳をとると、よく「ありがたい!」「ありがたい!」と言う。
内の親父も,お袋も晩年には息子の僕が訪ねていくと、そう言っては拝むのである。
その当時は、照れくささもあって「何を言うてんのや!」と笑いとばしていた。
しかし、そんな自分が、父や母の年齢に近づくにつれ
何となく、その当時の父や母の気持ちが分かるように思う。
最近少し動いても息が切れる。
何でもない段差に足を取られ転びそうになる。
靴下をはこうと体を折り曲げることがしずらくなってくる。
薄暗がりの中で,物が良く見えなくなる。
いつも耳鳴りがし始める・・・等
歳を重ねると、何かわからないが、気弱になる。
不安感から、自分が信頼する者に会うと救われた気がする。
これが「ありがたい!」「ありがたい!」の言葉で表現される。
僕は、そう思っている。
まだまだ寒い日が続いていますが、太陽の家の住人の皆さんは元気いっぱい!
揃ってお散歩。
それほど遠くに出かけることは無いのですが、一日中、部屋のなかでウトウトする日々でなく
少しでも外の空気をすって、歩くことは重要です。
また、寒さを肌で感じることも重要で、今の季節を実感してもらい
見当識の強化に役立っていると考えています。
この調子で、雨や雪でない限り、外の空気を吸う機会を大切にしたいと考えています。
飛躍的かもしれませんが、雪が降っていたとしても防寒着をまとい
雪降る状況を体験して頂くことも大事なのです。
また、食品の価格が値上がりする。
今年に入って、生活用品の多くが値上がり。
今日の報道ではケッチャップやピューレの類が最高8%の値上がりだそうだ。
世界的な食品需要の拡大による原材料不足が値を吊り上げていることが原因という。
食品需要の拡大とは、僕を含めて食べることの好きな人間が増えたということ。
そして、エンターテイメントの世界では大食いを売りにするタレントや番組も増加
何かおかしいよね!と考えながら
やはり認知症でもない若者が、満腹中枢のいかれたオツムを芸の一つ代勘違いし
世界的なフードロスを助長している社会。
日本を含め、富める国では食べ残しの食材をゴミとして排出する行為は
結果的に原材料の高騰により、さらなる食品の値上げに反転され
更なる食生活の不平等に拍車をかける悪循環が進んでいきそうである。
人間の社会構造自体もフレイルサイクルに陥っている様相である。
新型コロナに向けて指針を発表したところだが
今回の第6波は、今までとは違った電波スピードと
その感染力の強さに危機感を抱いている。
感染者数の拡大が進むことによる、濃厚接触者の増加は
我々のような高齢者福祉に携わる者にとって
直接運営に影響を及ぼしかねない重大な問題である。
コロナに感染していなくとも、濃厚接触者となることで
自宅待機を余儀なくされ、ただでさえマンパワー不足であえいでいる事業所は
そのまま事業運営が継続できなくなる。
利用者もサービスを受けることが困難となり
施設側も、利用者にとっても負の要素しかない。
この感染拡大を検証していくと
福祉施設で働くエッセンシャルワーカーだけの感染予防だけでなく
利用者のご家族の協力も不可欠な状況である
誰しも、コロナにかかりたくて罹患するわけではないし
目に見えないウイルスから、どのように防御していくのか
本当に難しい問題ではあるが
私たちにできることを確実に実行し、自分だけでなく
周囲のものからもコロナ陽性患者を出さない。
日々、常に緊張を緩めず、密を避け、手洗い、手指の消毒を徹底するしかないのかもしれない。
皆さんも、ご自身だけの問題でなく、家族を守るために
個々人が自覚をもって行動しましょう。
新年あけましておめでとうございます!と、年も変わって、すでに17日過ぎる頃となりました。
年明けから、新型コロナ感染症も新たな局面を迎え、第6波の兆しが・・・・
新型コロナ感染症ウイルス変異による感染の急拡大に
当事業所も慌てて、新たなる指針の設定と発表を余儀なくされたわけです。
とにかく、この感染の急拡大と言うか、伝播スピードが尋常でなく
たかが一週間程度で第4波の感染者数に近づき
これは入居者を守るためにも、早急の対応が必要と考えたわけです。
ただね、認知症の人の家族とのつながりを考えると、感染リスクと心身機能の悪化リスクの
どちらを優先すると、非常に難しい判断が求められているように思います。
ワクチン接種2回終了の入居者さんが、仮に感染しても重度化しないかもしれない。
それなら心身機能の悪化を防ぐために面会等の家族との絆を大切にしたい。
僕は、コロナの影響で、認知症高齢者が家族の見守る中で死ねない。この状況には疑問を感じている。
だからこそ、感染リスクよりも心身機能の悪化予防に軸を置いて運営したいと願っています。
この思いを重視しながらも、可能な限り感染させたくはない。
だから今回は、面会の完全中止はうたってないのです、特例として管理者が認めた場合 は
時間・人数限定のもと面会を可能としました。
新型コロナ変異株・オミクロン株の感染急拡大に対し
其の感染力並びに感染スピードは、以前の第5波に比較しても
非常に驚異的であり、二回の予防接種を受けた者、また過去にコロナに罹患した者を含め
オミクロン株の伝播に当事業所全体の新型コロナ感染症に対する指針を以下のとおり改訂する。
太陽の家デイサービスセンター新型コロナ感染防止のための指針
2022年1月15日 改訂
新型コロナ感染症の拡大は新たなオミクロン株と称して、急激に感染者数の増加となっています。
今現在、三重県内の専門病棟使用率や重傷者数は増えていないものの、過去に二回の予防接種を受けていても
感染する可能性高く、特に65歳以上の高齢者、または基礎疾患を抱える者にとっては重篤化する可能性も高く
今回の新型コロナ感染拡大が引き金とならないよう、当事業所内での感染の予防を徹底させるよう努めます。
1.デイサービスご利用者様の県外への旅行、県外親族宅の訪問、訪問客との接点への注意をお願いします。
要介護者の皆様の活動量は、健常者の活動量に比べて少なく、言ってみれば外部との接点はご家族を通じての二次的接触が主になります。
また、通所介護やグループホーム等の職員を経由してウイルスとの接触が行われることが考えられます。感染拡大中の今、オミクロン株の
エアロゾル感染も考えられるところから、ご利用者様、並びに当事業所職員の県外移動に際しては充分な注意を徹底させて頂きたい。
また、同居家族以外の親族や訪問客との接点に対しても、厳重なる注意を怠らず、密の回避、換気、マスク着用、手洗い、趣旨の消毒等
基本的な要望策の遵守をお願いします。
2.県外の訪問ある場合の自宅待機期間の設定
止む無く県外に旅行することとなった場合には、必ず当事業所までご連絡をお願いします。
また、県外からの訪問客のあった場合においても同様、訪問者との関係、訪問者の居住地、
PCR検査の結果を含めご連絡願います。
上記の行動に際し、PCR検査陰性の場合、自宅待機期間を3日間とします。
また、当該期間に接触者のいずれかに、感染があり、濃厚接触者となった場合は、基本10日間
の待機をお願いします。但し、要介護者の公的サービスを長期間中止する事は、本人の心身機能の
更なる低下を招く恐れのあることから、PCR検査、または抗原検査陰性をもって待機期間を短縮できる。
3.送迎時の体温確認を継続させていただきます。
4.無症状の感染者もいますが、当事業所の基準値を体温37.5℃とします。
5.新型コロナ抗原検査キットを常備しております。
感染疑わしき症状の場合は、当事業所において抗原検査を実施いたします。
抗原検査において陽性と判定受けた場合は、当事業所協力医療機関を経由し所轄の保健所に
届けて指示を仰ぎます。
6.通所介護ご利用中の体調の変化に対し、場合によっては抗原検査を実施す
ることがあります。その場合は事前にご家族様の承認を得ることなく検査を致します。
8.当事業所内にて感染症陽性者が発生した場合、速やかに所轄の保健所に
連絡した上で、全てのご利用者のご家族様向け情報を発信いたします。
事業所としての予防策
1.当事業所に関係する全職員には、県外への旅行、訪問を厳しく制限し、
止む無い場合は自宅にての自粛を実施しております。また、抗原検査を
行い、感染の有無を確認しております。
2.毎朝の体温測定と記録を行っております。
3.外来の訪問者に対しましては、一部の補修・点検作業以外の入館をお断り
しています。止む無く入館する場合は、体温測定、連絡先の記入を実施。
4.毎日、手すり、ドアノブ等の手で触れる箇所のアルコール消毒を行って
います。尚、一日6回、窓を開放しての換気を実施。室内では4台の加湿
空気清浄機が作動しております。
5。送迎車両の内部手すり、座席、シートベルトの全てを使用後に次亜塩酸
ナトリウム希釈液で消毒を行っています。
6.全職員は、ウイルスを持ち込まない、持ち出さない目的で私服と作業着
へ着替えを実施。作業着は毎日、洗浄して常に清潔な着衣で介助して
います。
更に厳しい対応となりますが、このコロナ感染症の急激な感染拡大に対し、
ご利用者の皆様並びに施設の職員と家族をお守りするためであり、如いては
皆様の安心、健全な在宅生活の維持につながるものと考えております。
どうか皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
太陽の家デイサービスセンター
施設長 玉田 浩一
〒513-0808 鈴鹿市西條町495番地の1
電話 059-383-8383