一般社団法人 三重県地域密着型サービス協議会主催で『ホスピタリティ』に関する著書や講演で有名な元リッツカールトン日本支社長「高野登」をお迎えして人と人をつなぐホスピタリティをテーマに講演会が開催されます。今回で二回目のご講演です。僕は、この高野氏の理念にとても共感していて全ての著書は読ませていただいております。今回の講演には、当協議会とは関係なく非会員の方も参加が可能です。宜しければ沢山の方々に聴いていただきたいと思っております。講演会日時 : 平成30年3月21日(祝日の水曜日)午後1時30分より(開場1:15PM)会場 : 三重県総合文化センター 視聴覚室にて三重県津市一身田上津部田1234参加費用 : 会員事業所は無料、 非会員1000円/一名参加方法 : 事前にお申し込みが必要です。太陽の家までお電話でお申し込みください。その際に参加を希望される方々のお名前をお聞きしますので、その点をご了承ください。電話番号(059)383-8383
認知症、特にアルツハイマー型認知症の高齢者の書字障害の要因は様々である。
失行による失書だけではなく初期の認知症においても失書は見受けられる。
特に平仮名より漢字の失書が多くその要因として漢字の資格的イメージ(字形)の想起困難、
及び書字行為の間、そのイメージを保持することの障害により生じる可能性も存在する。
今回のタイトルにある書道教室における作業手順の見直しが
重度の認知症書字障害にある程度の好影響を与えたこととして興味深い結果を得ることができた。
重度の認知症症状を持つA氏は、偶然にも今回の書道教室の先生に長い間
書道を学んだことのある人物である。
久しぶりに顔を合わせたにも関わらず、先生の顔を認識することもできなかったし、
また正しく手本通りの漢字を書くことができなかった。
書道家の先生は、手本の漢字をできる限り小さな偏に区切って指導しはじめた。
これは、複雑な漢字の写字困難を簡素化することで容易にしていくことで
全般的認知機能低下した人でも視空間認知を手助けすることになる。
小さな手助けながら指導の仕方で、それまで漢字を写字することも困難だった人が
間違えることなく漢字を書くことができた。
それと同時に、その人は先生の顔に対する認識も取り戻し昔書道を
習っていたことを部分的に思い出すことにつながった。
まだ実施回数も少ない書道教室であることから認知症の改善のエビデンスとはし難いが
今後の認知症ケアにおける、一つのアプローチとしては気になるところであった。
去る平成29年12月19日に表題のとおり「社会福祉法人夏秀会」を登記しました。
理事6名、監事2名、評議員7名
主たる事務所を鈴鹿市稲生町に置く予定です。
当初の予定では、この地において認知症ケアの拠点を置くつもりです。
今後、詳細については決まり次第、このお知らせページにて
発表させていただくつもりです。
今回の社会福祉法人設立に際し、役員の皆様には多大なるご苦労をおかけしました。
度重なる書類の準備にご協力とご理解を頂きました。
公式な申請書類に慣れない私の度重なる不手際に合わせ、
準備期間途中に施行された新たな社会福祉法の改正に
すべての書類の書き直し等、本当にたくさんのご迷惑をおかけしました。
それでも「乗りかかった舟、今さら降りることはしない!」と言っていただきました。
皆様のあのお言葉は本当に嬉しく、また勇気づけられました。
また、今回の法人設立と同時進行で行った「独立行政法人 福祉医療機構」からの
借入申請に際してもご協力いただいた特別養護老人ホーム カサデマドレの
谷口施設長、水谷勉税理士事務所の水谷先生、楠井法律事務所の西澤先生、
本当にありがとうございました。
皆さんのお力添えがなければ、この法人設立は成されていなかったと思います。
皆様から頂戴しましたご恩を忘れず、認知症ケアに全力で精進させていただきます。
一年がかりの大仕事でした。
いりいろと苦労しましたが、何とか昨年末に念願の社会福祉法人の認可を得ました。
認可を受け、即、法務局に登記しました。
『社会福祉法人 夏秀会』が正式名称です。
法人登記終わるまでは、この名称を名乗ることができないため
今になりましたが、苦労した分、嬉しさもひとしおです。
同時に、とっぷりと足の抜けない世界に踏み込んでしまった感もあり
その責任の重さに浮かれてばかりいられない気分です。
そもそも社会福祉法人は、社会福祉を目的とした法人ですから
営利法人と違って、利益を求めて業務をおこなうことはできないわけです。
全てが奉仕活動に準じて、地域の福祉に貢献していかなければならないのです。
この正月は、久しぶりに何にも追いかけられずにのんびりと過ごせました。
この法人の設立趣意は「認知症の人の支援」を主にしております。
「人として生きることを応援する」が法人理念です。
そして、いよいよ新設の施設建設に着手する段階となります。
また、今日から忙しい毎日となりそうです。
長い間のご無沙汰となってしまったブログですが
新年を迎えて、新たな気持ちで今年も頑張って社会福祉に貢献したいと考えています。
皆様、今年も旧年同様ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
さて、年の初めのお話として、以前見つけた面白い文章があったのでご紹介しよう。
『 商売はあきないという
それはおもしろくて仕方がないからあきないなのだ
いつもおもしろいから 笑顔が絶えないから「商売」となる
「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」
いつも活発だから「勝売」となる
あきない商売をおもしろくないと思っているとすぐ飽きる
いつも不平不満や、愚痴がでてしまう心が次第に傷ついて「傷売」となってしまう
こんなお店には、そのうち誰も寄り付かなかくなり「消売」となって消えてしまう
「笑売」をしているのか、「傷売」をしているのか「勝売」をしているのか
「あきない商売をしているのか」』