平成29年4月8日(土曜日)午後1時より、鈴鹿市役所12階 会議室にて平成29年度 鈴鹿市キャラバンメイト連絡協議会総会が行われました。
昨年に引き続き、若輩者の私が会長、西部包括鈴木センター長が副会長として指名されました。
今回の総会を記念して、大逆転の痴呆ケアの著者、品川にある総合福祉事業所『大起エンゼルヘルプ』取締役の和田行男氏を
講師にお招きし講演会を行いました。
和田さんは、30年にわたる高齢者ケアを実践する中で、関わりを持った認知症の人それぞれの性格や抱える問題を
その経験と英知を活用し、その人の思いに添った支援を実践してこられた人です。
私たちが気づかない視点や、深く掘り下げることもなく放置してきた難ケース
本人だけではなく、家族に対する思いやりにも新たな気づきを教えていただきました。
今日の講演から、認知症の人を支えていくには、家族だけではなく、私たち介護者の側にも
決意と覚悟が不可欠であることを気づかされました。
また、昨年度の認知症サポーター養成講座の開催回数の多いメイトに対し
プレゼントをお渡ししました。
さて、平成29年度、世界情勢もきな臭い状況が見え隠れします。
政治の世界には無頓着ですが、世の中がどのように変わっていっても
認知症の人も生きていかなければなりません。鈴鹿市が認知症の人にとって
暮らしやすい地域となれるよう、今年も頑張って地域に啓発、啓蒙活動を継続していきます。
デイサービスにおける支援に関して、いろいろと職員間で話し合った結果
午前中に、作業療法士による筋肉や関節の可動域訓練を行い
入浴して体をほぐし
午後からは、それらの筋肉を使った個別の訓練を実施する方向が決まった。
今まで、集団で同じことを日替わりで実施してきたものを
個別に、それぞれの個性や思いを聞きながら対応できれば尚の事良い!と結論付けた。
4月1日よりスタートさせた新たなチャレンジ。
同業の事業所から見れば、何も変わってない!と言われそうではあるが
この個別の思いを活かした支援は意外と難しい。
職員全体のレベルを上げないと、やっていることの効果が期待できない。
生意気なことを言うようであるが、デイサービスにおける個別訓練を
しっかりと実践するためには、事業所ぐるみの支援が不可欠である。
だから、太陽の家は良いことにチャレンジしていると自慢しているわけではない。
この取り組みを花開かせるには、今後の職員の個別の自己覚知とスキルアップが
当然望まれる。
太陽の家のデイサービスの取り組みが、更に発展することに期待している。
もうすでに昨日の話で恐縮ですが
太陽の家の駐車スペースに白線を手描きしました。
今まで、適当に隣の車を睨みながら、ざっくばらんに事業所の車を駐車していましたが
やはり適当に駐車する。その時の運転手次第に。では
運転席への乗り降りに不都合が生じてました。
そんな現状を改善するために、昨日の晴天穏やかな日に
太陽の家の作業療法士に手伝ってもらいながら
白線をひいたわけです。
思った以上に上出来のホワイトラインに
至極満足な私です。
写真を添付します。見てやってください。