太陽の家

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ブログ-施設長の部屋

2016/7/28
ドクターヘリの現場出動

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ドクターヘリが舞い降りたから…….って、子供じゃあるまいし……….

そう思われるかもしれませんね!(笑)

昨日、協議会のブロック研修を伊賀市にて行ったのですが

その研修中、消防車が駐車場に入ってきて、拡声器を使いながら何やら叫んでいるのです。

その後、プロペラのまわる轟音と地響きが伝わってくると同時に

白色に赤のペインティングが施されたドクターヘリが舞い降りてきました。

ヘリポートでもなく、公用駐車場にヘリコプターが下りてくるってのは見たことないので

結構、子供のように胸躍らせながら見入ってしまいました。

これは訓練ではなく、間もなく救急車で運ばれてきた患者さんを乗せて

飛び立っていったのですが、この瞬間の出来事に

研修もそっちのけの私でした。

2016/7/26
地元の盆踊り大会に参加しました。(やはり地域密着はええなぁ~!!)

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タイトルにも書きましたように、地域密着の良いところが満載の写真を見てください。

特に私の父の写真には、地元の馴染みの人との再会を喜ぶ姿がにじみ出ています。

私の父のケースは、とてもレアなケースであるかもしれませんが

しかし、いつも運営推進会議に参加いただいている総代さん(町内会長)や民生児童委員の

皆様には、とても良くしていただきました。

食べ物、ジュース、お茶やおつまみ、焼きそば、アイスキャンデー等

それこそお腹がはち切れそうになるほど頂きました。

盆踊りの輪にも入れていただき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。

顔が見える介護。地域に密着したケア。

本当に大事だと痛感した時です。

2016/7/22
pokemon Go、堪忍してください、任天堂さん!

マア、これが世代の違いなのかもしれませんが

非常に煩わしいゲームを開発されたものです!

私たちの太陽の家は、鈴鹿の中でも街の中心部に位置し、大規模チェーン店が軒崎を連ねる商業地域にあります。

こんな場所にグループホームを建てた貴方が悪い!と言われればそこまでですが、

ここは普段でさえ朝な夕なに関係なく、車の通りと若者の深夜徘徊の多い地域です。

そこに、今回のゲームソフトが入り込むことで、時間に関係なく更なる深夜徘徊が増加し

おまけにゲームに熱中するあまりにあがる奇声が予想されるのです。

東京都内の眠らない街ならともかく、ここには認知症の人たちが生活しています。

任天堂の株価が上昇したと投資家は喜び、若者たちは時代に乗り遅れないよう

必死で流行を追おうとします。

認知症の人を地域社会で支える活動を広める私としては

このような無神経で無秩序な商いをすすめるコンピューターゲームソフト企業に

非常に複雑な思いでいます。

2016/7/22
久しぶりの外出です。

夏も真っ盛り!暑い日が続きますが、この日は日差しは強いものの結構ドライな気候。

こんな日は外出に限ると、急遽、亀山の『穴虫の郷』めがけて爺さん婆さん共々、車四台で出発!

鈴鹿山系のふもと、ハスの花で有名な穴虫の郷に行ってきました。

・・・・・なんでハスの花の写真がないの???と思われるかもしれませんが

残念ながら、ハスの花は終わり。ハスの種が残っているだけでした。

一昨年は今頃、畑一面に背丈ほどのハスの葉と花が咲き乱れていたのですが・・・・

しかし、せっかくここまで来たのだから!と、行き先変更。

元の道に戻り、更に山の懐ふかく入り、坂本の棚田を見に行こう!!!

ここにスナップ写真の一部を掲載します。
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2016/7/14
認知症グループホームにおける虐待の報道に関し、注意喚起を行いました。

先般、愛知県安城市のグループホームにおきまして入居者に対する暴言。暴力の実際が報道されました。営利法人の運営するグループホームで虐待が常態化していたことで、営利法人を母体とする事業所への社会の目が一段と厳しくなります。

当三重県の協議会としまして、このような入居者に対する虐待行動は、絶対に避けなくてはなりません。精神的なストレスが過重にかかる業務ではあり、職員全体のやり場のない葛藤などが引き金となり、そのうっぷん晴らしに入居者がターゲットとされることは遺憾であります。

弱者を守り、その代弁者としての立場をわきまえず、誰にも見えないから、または訴える恐れのない認知症の人への攻撃は、介護者として、人間として絶対に許されるものではありません。

当協議会会員事業所の皆様におかれましても、再度、自らの事業所を見直し、虐待につながりかねない職員間の精神的ストレスや憤懣など今一度確認いただきますよう心よりお願い申し上げます。

また、事業所のスタッフの方々におかれましても、もしも虐待を見つけた折には、出来る限り速やかに当協議会、地元保険者や第三者委員会への通報をお願いいたします。

虐待・身体拘束のない三重県を継続し守り抜くために、皆様のご高配をお願いいたします。

2016/7/14
認知症サポーター フォローアップ研修を行いました。

鈴鹿市社会福祉協議会にある中部包括支援センター主催の認知症サポーター フォローアップ研修の講師をさせていただきました。

すでに認知症サポーターの資格を取得された方々50名の市民を対象とした企画です。

認知症をもう少し深く理解していただくこと。

サポーターの方々に実際の活動に協力いただくことを目的として

今回の研修を企画させていただいたのですが

参加者の皆さんには、2時間にわたる長時間

しっかりと研修を受講いただき

真剣に認知症について考えていただいたようです。

今回は認知症の話題からは少し外れますが

『リビングウイル』に関しても話題提供させていただき

それなりに皆さんには、自分自身の最後を真剣に見つめて

本人の意思を表示し、残された家族に託す。

そのようなきっかけにつなげることができたのかな?!と思いました。

認知症の人の行動、感情を分析し、その人の思いを読み取る、くみ取ることの大切さを

熱く語ってきました。

今後も、このような研修は継続していこうと思っています。
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2016/7/11
愛知県のグループホームでの虐待報道を聞いて…….

先週の今頃は、愛知県安城市のグループホームで行われていた虐待報道をうけて走り回った。

随分と昔から、利用者に対する暴言や暴行が行われてきていたようで

その真相はすべてが明かされていないようである。

その事業所に勤める介護職員による内部告発がきっかけとなって

表面化した今回の虐待問題。

全国に一万件を超える事業所が存在する中で

このような虐待が行われることは、真面目に介護を行っている事業所にとっては

とても辛いし、寂しい限りである。

認知症の人を支援することは非常に難しいことは確かである。

良かれと思って介護する者も、理解力の低下した認知症の人がすべてbに拒否する姿勢に

悶絶することもしばしばであり、そのストレスは大きなものがある。

認知症ケアは、そのような場面での葛藤との戦いともいえるかもしれない。

しかし、私たち自身が、その道の専門職としての認識を捨てて

感情的になってどうする!

非常にお粗末な認識しか持ち合わせていない現場に

この連中を育てていくためには何をするべきか?大いに悩むところだ。

報道では、この虐待を氷山の一角と言う。

この評価が恐ろしい。社会全体が、認知症グループホームに対し同じような色眼鏡で見始める

どうせ見えない場所だから!認知症で虐待を受けたことすら忘れるから!という

甘えは、絶対に表面化する。

2016/7/6
第三回 認知症を考える会(お福の会)を開催しました。

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昨日の夜、鈴鹿市白子駅前カフェ・バー・クレス において、第三回 認知症を考える会(お福の会)を開催しました。

今回は、鈴鹿市長をお迎えしただけでなく、鈴鹿市医師会長まで出席いただき非常に緊張する会となりました。

前回同様、鈴鹿市白子駅前のカフェ・バー クレスを会場に、夜8時から10時までの二時間

たっぷりと話し合っていただきました。今回で3回目となるお福の会宣言の読み上げを

鈴鹿市社会福祉協議会 局長にお願いしました。

そして、今回の話題提供は、お福の会・鈴鹿の代表である真鈴川先生から

肺炎治療(特にNHCAP;介護を必要とする高齢者等)に対する診療ガイドラインを説明していただきました。

NHCAPに分類される高齢者の肺炎治療には、本人の予後を見通して、全体として延命がQOL保持と両立しない場合には

医学的介入は延命ではなくQOLを優先する。このガイドラインに関して、患者の立場として、また介護する側の覚悟について

話し合いを行いました。非常に難しい課題でもあり、また人間の永遠のテーマでもある「生きる」こと、「生きるための支援」と

結論のない大きな課題の前に話し合いは堂々巡りとなってしまいました。

毎回、この会の進行をさせていただいておりますが、数多くの専門職と医師の方々の思いを一つのラインにのせることの

難しさを痛感し、無力な自分自身に腹を立ててしまうのです。

お福の会の骨格となる「立場・職種を超えて共通言語で認知症を語る」までには、まだまだこのジレンマを乗り越えて

いかないと立場を超えることは難しいのかもしれません。

まぁ~色んな意味で勉強させていただいております。

2016/7/1
お福の会・・・そしてお福の会宣言

『お福の会』とは、知る人ぞ知る、知らない人は皆目何のことかわからない。

始まりは2008年1月に放送された、NHKスペシャル「認知症 なぜ見過ごされるのか」

この番組製作スタッフと出演者が収録後に、『まだ話し足らない!』と新宿の小さな居酒屋『お福』で

認知症について議論したことが発端となり、全国の認知症に関係する仲間たちに声をかけ

職種、立場を超えて『認知症』を共通言語として理解する場が創られました。

残念ながら新宿の居酒屋「お福」は存在せず、今は品川区大井町にあるバーロマンに不定期とはなりながらも

継続的に開催されています。

認知症を共通言語として理解する。職業・立場を超えて意見を言える場。

これは、我々のような介護分野で働く者を含め、医療側と対等な立場で意見交換できるという

とても奇遇な場であると感じています。

そして、お福の会では、参加者全員で「お福の会宣言」を唱和するのですが

今回は、このお福の会宣言をご紹介させていただきます。

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人は人として生まれ人として死ぬ

そしてその過程で誰もが認知症という病に遭遇する可能性をもっている

かつて認知症になると「人格が崩壊する」「こころが失われる」と

恐れられた時代があった

だが、今や私たちは知っている

認知症になっても自分は自分であり続けることを

付が欠けているように見えても月が丸いことに変わりはないのと同じである

自分が、認知症になっても家族の一員、社会の一員として、友人として

権利と義務を有する国民の一人として生活を続け人生を全うしたい

同じように家族や友人が認知症になってもともに人生の旅路を歩き続けたい

「お福の会」はそういう思いを持つ市民が本人や家族、医療、介護、行政、

その他の立場を超えて集う場である

認知症になっても生活の主体者として人生を全うできるように私たちは力を尽くしたい

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