いくつになっても公園の遊具に触れると童心に戻るようです。
この満面の笑顔。楽しそうですね。
事業所としては、事故につながる可能性を考えると許される範疇を超えているかもしれません。
しかし、あえてリスクを考えるより、その時の気持ちを大切にする方を私は選びます。
それで事故が起きたとしてもです。
年寄だから静かにしているべき!ではなく、年寄でも楽しい時間を持てる人生を応援します。
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伊勢真一監督とお会いしたのは、昨年暮れの「お福の会」でした。
認知症を題材にする映画は、今回の映画を含め数は少ないのですが
この映画は見終わった後で、胸が熱くなる思いがしました。
小児科医の妻がレビー小体型認知症となり、早期発見・早期治療が言われる中
診断をお誤り精神疾患の治療を受けたことから短期間のうちに重度化し
レビー小体の特徴である極端な精神症状による重介護は家庭を崩壊に・・・
長い年月をかけて実在の人物をフィルムに収めたドキュメンタリー映画であります。
医療と介護の連携の重要性と有益性が、どれほど本人を救い、家族を助けることとなるか・・・
私たち介護する専門職としても一見に値する映画であります。
今回は、地元の認知症専門医の医師と認知症ケア専門家を招き
地域ケアの必要性と重要性を参加者と共に考える場にしたいと思っています。
主催:一般社団法人 三重県地域密着型サービス協議会
後援:鈴鹿市、鈴鹿亀山地区広域連合、鈴鹿市医師会、鈴鹿市社会福祉協議会
認知症の人と家族の会三重県支部等を予定しています。
開催日 : 平成27年6月4日 午後6時半より9時まで
場所 : 鈴鹿市文化会館 さつきプラザ
費用 : 三重県地域密着型サービス協議会 会員事業所・・・無料
非会員(一般)・・・・500円
6月2日(火曜日)午後1時30分より二時間程度ですが
地元の老人会を対象として、公民館をお借りして
「健康相談会」を開催することとなりました。
プロジェクターを使って、高齢者と認知症について簡単に説明し
その後に、当事業所の看護師やケアマネジャーによる健康相談を
実施することとなりました。今回は、地元の老人会へアプローチし
この企画を承諾いただけたことから実施が決まりました。
出来る限りわかりやすく、聞き取りやすいように資料を作成し
楽しく参加していただけるよう、今から考えて練っていこうと思っています。
定例の研修を実施いたしました。
太陽の家の2つの事業所は、それぞれ個別に職員研修を月に一回、実施しております。
今回はデイサービスの職員さんの研修です。
普段、ケアに専念しながらも、誰しもが「あれっ???」と思うことはありませんか?
今回の研修では、グループワークを用い、その疑問や不満に思うことを抽出し、
改善するための話し合いを行いました。
なかなか同僚や上司に向かって、改善提案をすることは難しいし、遠慮もあります。
今回のグループワークですべての遠慮を排除できたとは思いませんが
少なくても、個々の職員の心の中にくすぶっていた課題については
何らかの前向きな回答を得ることができたと思っています。
利用者の皆さんも人間であると同時に、そこでかかわる職員たちも人間です。
人間関係を円滑に維持していくことはケアの質と同様重要な問題ですし、
人間関係が悪化すると、ストレートに介護の質まで低下してしまうものです。
私たちは極端な仲良し関係を構築するつもりはありませんが、
最低でも相手を思いやる気持ち、職員間で協力できる関係づくりは
維持していきたいと、今日の研修参加者全員の共通した結論となりました。
このように毎月一回、必ず職員研修を実施しながら学びと結束(チームケア)を
向上させるために職員一同が努力しています。
毎年の恒例写真。太陽の家の裏庭に咲くマグノリア(モクレン)です。
鼻の寿命は短いのですが、今日のような暖かな日に咲くモクレンをみると
春を感じます。
青い空をバックに咲く純白の花に心が洗われる気がします。
僕にとって「つくし」ってのは、旬の食べ物なんですね!
出来る限り太っちょでいて、花が開いていないもの。
それを佃煮にして食べると旨いのです。
お酒のつまみにちょうどいい!
食感も良く、味も春の味がするのです。
でも、なかなか美味しそうな土筆に出会うことも少なくなりました。
これも除草剤の影響ですかね・・・・
平成27年3月12日 午後7時より鈴鹿商工会議所にて認知症サポーター養成研修を
開催させていただくこととなりました。対象は商工会議所青年部の会員の皆さん。
若い経営者の方々を対象として、認知症となっても安心して暮らせる地域づくりを
目指して2時間半の研修を実施いたします。
この研修で特に私が伝えたいことは、お買いもの支援を実践するうえで商業者側の理解と協力を。
そして、近隣の認知症の人への支援と理解を求め、適切な支援に結び付けることができる地域力を育む。
合わせて人間の最終段階についても触れながら、尊厳についてもともに考えたいと思っています。
商工会議所青年部は、自分を育ててもらった古巣でもあり、かっての生きがいを感じて活動していた組織でもあります。
しっかりと参加者の皆さんに認知症を伝え、理解してもらえるよう最善の努力を行います。
太陽の家の玄関先に春がきました。
一本だけしかありませんが、梅の木に花が満開となりました。
今年は昨年以上の花が咲きました。
沢山の実が結実することが楽しみです。
また、利用者の方々と梅ジュースが飲めるかと思うと
今からこころ踊る気分です。
太陽の家デイサービスセンターでは二名の視覚障碍をもつ高齢者がサービス利用されています。
視覚障碍者の一般デイサービス利用には色々と不備が露呈してしまい、ここでの役割と自立支援に課題を抱えてしまいます。
健常者と同じ土俵で、サービスの提供を受けてもレクリエーション自体、同じように楽しめる場面が少なすぎる難点を抱えています。
目が見えないこと。耳が聞こえないこと。何にしても不自由な点が人生の楽しみを奪い続けているのが現状です。
ある日、僕が学んだ日本福祉大学の旧友である聴覚障碍者に相談したところ
機織りなら視覚障碍者でも可能だという事を教えてもらいました。
実際に視覚障碍者が機織りする動画も見せてもらい、これなら見えなくても楽しめると確信したという経緯があります。
もちろん、うちのデイサービスでの生活は視覚障碍者であろうとなかろうと、容赦なく移動を自分の力で行ってもらってます。
拍杖を使いながら室内の障害物を避け、トイレやお風呂に行くことから、自分で元の位置に戻る訓練も行ったうえでの
活動を推進しています。時間が余った時にでも、機織り機があれば、雑音ばかりで楽しめないテレビの前で耳を傾けるより
すっとやりがいを感じてもらえるのではないかと考え始めました。
私たちの施設運営の主体は営利法人ではありますが、この業界での営利は非常に難しいのが現状です。
限られた予算の中で、利用者の皆さんに公平に同じ時間の価値を体現してもらいたいのです。
もしも、このブログを読まれる方々の中で、使っていない機織り機をお持ちでしたら、譲っていただければと願っております。
高齢者は認知症だけではなく、色々な障碍を抱えて余生を過ごしています。
年齢だからと諦めることなく、死ぬまで自分自身を保ち続け、自然に息を引き取るような支援。
そんな支援を追及していきたいと思ってます。
このブログを読まれる皆様に、自分の将来の姿を重ねて考えて頂ければ幸いです。
太陽の家は駐車スペースの関係から、極限まで無駄なスペースを排除して社用車を駐車してます。
ここに掲示した写真のように、縦に縦列駐車を側溝ぎりぎりで車を駐車しなければなりません。
誰もが嫌がる縦列駐車を今まで強制されて、度あるごとに前輪を側溝に落としてしまうアクシデントが
多く発生。そして、結果的にフロントエンドとホイルカバーを傷つけ、事故報告書を提出させてきました。
そこで、とうとう思い切って側溝をふたすこととしました。
グレーチングと呼ばれるスチール製のカバー。
これさえあれば側溝にタイヤを落とす心配はなくなります。
ただ、今度は、側溝に沿って立ち上がるブロックの境界にボディをこすり付ける
そんな事故が増えそうですね。
いずれにせよ、なんだかんだと経費はかかります。