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ブログ-施設長の部屋

2012/3/1
LCC (Low cost Carrier)

今日、三月一日からピーチ エーイビエーションが華々しく就航した。成田と関空発の国内線格安航空機だ。通常の料金の半額から程度の格安航空運賃で旅行が可能となった。格安なだけに、今までのレギュラー航空会社のサービスと違って、座席間隔も狭く、食事などの飲食は実費、手荷物などにも一定の制限がある。

安いから、ある程度窮屈でも、飲食できなくてもエエヨ!と思う人が乗れば良い。とっても考え方が現代的と言うか、徹底的な無駄の削減が低コスト絵な運賃を生み出したワケである。安くて旅行に出かける顧客の増加が目論まれているようだが、こんな理論が社会福祉に、特に高齢者福祉サービスに取り入れられたら…?!と考えると恐ろしい。

利用料が安くなったから、介護報酬がマイナス改訂されたから、提供サービスも下がって当然。と言う考え方だ。入浴サービスは希望者に実費。食事も好みの献立を実費、トイレを使う場合は一回100円、昼寝の必要な利用者には、昼寝スペースの購入を一回200円………ってな具合に、全てのサービスを有償、個別価格設定にしてしまえ!と言わんばかりの高齢者施設ってどうなの…?となる

まあ、しかし、介護保険で一律の利用料金の割には、提供されているサービスの質に格差がある今、逆に言うと個別価格設定の今、個別の価格設定と共に確実に価格に見合うサービスを保障するLCCも、顧客の本来のニーズにあっているのかもしれない。

2012/3/1
現代風海外移住の術

今日の朝のテレビ報道の中で、現代版海外移住の話題が紹介されていた。日本では古くは明治から大正年代にかけて、貧しい農家の二男、三男などが海外の新天地を求めて大量に移住した時代があった。しかし、現代の海外移住の多くは子育て世代に多く、その理由として日本の行く末を不安に思う気持ちが大きな原因であるらしい。また、福島の原発の後遺症である放射能汚染や年金制度の破綻から将来への期待が出来ない点をあげている。

 明治、大正の時代に移住した人々は、子沢山の水飲み百姓と言われ、引き継ぐ遺産も無いことから海外に出て、一旗揚げようという意気込みを持って渡航した人達である。基本的に移住する根本理由が違う。今の世代は子供を中心に人生を考える。しかし、昔の日本人は「家」を中心に人生を考える。「家長」とか「家徳」とかが大手を振って成り立つ時代であった。だから、水飲み百姓でなくとも、家督を相続する長男以外は、全てが”スペアー”の時代。自分に何も授かる物が無ければ、他で儲けてこようという考え方が自然に発生する土壌があった。

 アメリカの今を作っている白人社会も同様、イギリスやフランスから遠く離れた未開の地で、一旗揚げるつもりで海を渡った人達の子孫で構成されている。みな同じ夢を抱いて、未開の荒野を耕し、作物を植え、家畜を育て、家族を育ててきた。何処で、どのように暮らそうとも、寝てるだけでは夢はかなわない。先日のテレビ番組でフランスで一流モデルを夢見る女性がインタビューに応えていた。

 「 夢は自分でつかむもの。夢をただ単に待っていても夢はかなわない。」まさしく、その通り、世の中には、沢山の頭の良い御仁が沢山いる。年齢に関係なく頭脳明晰で、それなりの社会的地位を築いた人達は、生まれながらにして頭が良かったわけではない。全ての人が生まれた時は、同じくらいの頭脳の持ち主だったはず。もちろん、その中でも特に優れたIQを持つ人もいるが、それでも大半の子供たちは、同じレベルでスタートをきる。そして、義務教育、高校、大学と生育段階で、徐々に格差が生まれる。成人を迎える頃になると、頭の善し悪しを理由に、社会に背を向ける者まででてくる。しかし、よく考えてみれば、頭のいい連中、または社会的地位を持つ人たちは、それまでに多くの困難を乗り越え、自らが努力を惜しまず努力してきた結果が、今のその人だと。

 言うなれば、今の僕は、それなりに努力もせず、自分で頑張ってきたということも無い、いたって平凡で一般的な生活をダラダラとしてきただけの人間で、同じような歳で日本を動かすような人を羨んだりするのは、筋違いというものだ。そのように社会の成り立ちを学ばず今まで過ごしてきて、この歳になって気付くのが、遅すぎた気がしてならない。もう少し早くに気付いていれば、今の自分では無い自分が存在したかもしれない。

 そう考えると、今の若い世代に時を粗末にするな!と忠告したくなるのも、歳をとった証拠かもしれない。はははは・・・・

2012/3/1
チーム ワークの勝利・・・!

昨日の男女二つのサッカーの試合をみて思ったこと。それは、タイトルのごとく完全なチームワーク(チーム プレー)の重要性である。男子サッカーのザック・ジャパンは、一点を獲得する事の出来ない惜敗と評価され、女子サッカーのなでしこジャパンは、先制された一点を逆転して勝利へと結び付けた。僕は、それ程のサッカー大好きなファンではないが、時々、世界戦などをテレビでみる時がある。戦略は僕には理解できないが、男子と女子の試合を見比べてみると、男子サッカーよりも女子サッカーの方が、チームプレーが出来ていたように感じる。ボールのすすむ先を予測しながら、個人個人が同じ絵を頭に描きながら、その理想的なパターンを目指して、各選手がフィールドを駆け巡っていたように見えた。当然、得点圏でのシュートチャンスを確実にものにした女子サッカー。それに反して男子サッカーには、世界で活躍する超有名スター選手ばかりのチーム構成の中、見た感じ、それぞれのプレーヤーの頭の中では、バラバラで統一性の無い絵が描かれていたような、チャンスに対応できていない。そんな感じを受けた。

 介護の業務の中でもチームプレーが要求される。その理由に、数居る職員によって異なる支援の量と質、方向性では要介護者に混乱が生じるし、また、単発のケアでは、効果も薄く改善に期待が持てないからである。どんなに優れた技術を持っていようが、卓越した知識を持っていたとしても、しっかりと周りの支援者との連携がとれなければ、この男子サッカーと同様、得点につながらない、哀れな介護の実践となってしまう。


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