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ブログ-施設長の部屋

2012/1/10
リスクマネージメント

高齢者介護の現場で無くともリスクマネージメントと言うのは存在するし、今では、このリスクマネージメントと重ねてコンプライアンスと言う項目も重要かつ優先的にケアして行かなければいけない課題である。つい先だっても、大手企業でコンプライアンス意識の欠如が問題となったが、我々、介護の現場におけるコンプライアンスとリスクマネージメントと言うモノをもう一度真剣に考えてみる必要がある。

 まず、今日、職員の一人から電話が入った。子供がA型インフルエンザに罹患したので、当面お休みを貰いたいと言う内容。子供は風の子・・・なんて時代は遠き昔の話。今の子供は温室育ちが多く、やたらめったらと風邪をひく。また、社会全体の衛生管理が向上した半面、全体的に無菌室生活に近い分、ちょっとした雑菌にも抵抗力が無くなっている。

 そう考えてみると、幼い子供を抱えて人ごみの中に入ることは、インフルエンザ等のウイルスに感染する大きなリスクを背負っている事になる。特に年末年始の人込みは、普段の人込みとは程度が違う。それこそ、風邪をひいていようが何であろうが、多少の体調不良でも外に出掛けたくなるものである。よく言うではないですか、正月早々、寝込んでいて勿体ない!と。

 温室育ちも結構、無菌室育ちも結構、しかし、それならそれで、しっかりとあらゆるリスクを計算して、自分の子供を守りなさい。そんなリスクマネージメントもできない者が、高齢者の介護を、ましてやリスクマネージメントなんてできっこない!

2012/1/10
まだ、今年に入って2本目のブログを書いているのですよ!

自慢じゃないけど、とってもスロースタートな自分。新年も10日が過ぎると言う今日。ようやく今年のブログ2本目を書いている最中。正月から、一体全体、何をやっていたんだ!?と自責に念にかられている。今の世の中、10日も時間を過ごしていれば、色々なことが起こる。世の中も刻一刻と変化する。特に爺になってきて、殊更、時間の過ぎるスピードが速くなっている中、僕の中の正月明けは、どんな様子だったのか・・・・?って???  正月三が日は、べたっと自宅で寝正月と言う訳では無く、いろいろな所へ出掛けたりはしたものの、旅行ってイメージでは無い。ただ単に時間つぶしのドライブ程度。

 四日目からは通常通りの仕事が始まり、今年は年頭の誓いとして「タイムカード」をしっかりと打刻する事と誓い、初日の就労から打刻する。・・・・しかし、退出時の打刻忘れが続いてしまい、結果的に正月明けから今まで満足なタイムカードの記録が取れていない状況である。まあ、はやくも一年の誓いも何処へやら・・・・は~ァァ・・・・

 そう言えば、この成人式前の日曜日、うちの前の大通りで面白いものをみた。それは、今頃の時期になると新成人が暴れたり騒動を起こしたりとテレビニュースを賑わすが、そんな同様の現象が、とうとうこの鈴鹿のような田舎でも出現。派手派手紋付袴のヤンキー達がオープンカーに改造したワンボックスカーに箱乗り乗車、中央通りをパレードしていたのである。車のボディーには決して上手とは言えない無茶苦茶なペイントで訳のわからない言葉(?)が書かれているような、そして、マフラーからは水道管のようなパイプが空に向かって突き出されている状態で、例によってブイブイ言わせながら、のんびりと信号無視を繰り返して走行。丁度、真後ろを走る事となってしまったが、相手は信号を無視して行く連中。こちとら信号は守る男。当然、そんな面白い連中の後ろについていくことは不可能。すぐに放されてしまい、その内に居なくなってしまった。

 まあ、人それぞれ、好きなことが出来る社会。箱乗りも良いけど、あぶないね! やっぱり!

2012/1/7
縁起でもない!新年早々・・・

『東海から四国の太平洋沖で国が新たに想定するマグニチュード(M)9に近い巨大地震が起きた場合、各地の沿岸を襲う津波の高さは、従来の想定の1・5倍前後に達するという推計を、東京大総合防災情報研究センターの古村孝志教授らがまとめた。

 古村教授らは、従来の東海・東南海・南海地震(M8・7)で想定してきた震源域(深さ10~30キロ)より浅い場所まで地下のプレート(板状の岩盤)境界が滑り、M8・9の地震が起きた場合を計算した。その結果、津波の最大の高さは、土佐湾で20メートル、三重県周辺で15メートル、愛知・静岡県周辺で10メートルとなった。

 政府・中央防災会議の専門調査会による従来の想定は、M8・7の地震で各地を最大12メートル、9メートル、8メートルの津波が襲うとしていた。』

 この情報は今日のヤフーに掲載されたニュースをそのままコピペさせてもらった情報だが、三重県を襲うであろう津波は従来の想定サイズの1.5倍と書かれている。また、別の情報では震源域によっては、津波の到達時間も短縮され、逃げる余裕すら無い場合も想定されると言う。昨年の東日本の大災害を目の当りにしたからか、本当に恐ろしい。先ほど、デイサービス利用者の送迎に加わり、海側の送迎車を運転しながら、穏やかでくっきりと澄み渡った伊勢湾を眺めながら、知多半島がすぐそこに見えるほど、今日は空気が澄んでいるのか、はっきりと半島の全てがみえた。そんな穏やかで平和な状況の中、もしも巨大地震が襲ったら・・・と考えると恐ろしすぎる。

 うちの送迎運転手さんには、送迎車を運転する際には、かならずラジオのスイッチをオンにして、もしもの時の緊急通報をキャッチできる体制で運転してください。とお願いしてある。もちろん、運転の妨げになるような大音量でラジオを聞きながら運転することは常識的に認められないことは大前提ではあるが。

とにかく、巨大地震がおこるぞ!おこるぞ!と常に言われ続けている東海地方。今更、堤防のかさ上げ工事や防潮堤の新設なんて間に合わない。こうなってくると、全ては、ここに住む人々の防災意識にかかってくると言っても過言ではない。自分の身は自分で守る。我々のような介護を専門とする者としては、自分の命を投げ出して利用者を救うのか、それとも利用者を放り出して自分の命を優先するのか・・・・?これは、介護職員の全てが抱えている大きな問題である。命を投げ出して利用者を救えば、助かった相手は一生涯、そのギルティーコンシャスに苦しみながら生きなければならない。また逆に、自分の命を優先した者は、救えなかった利用者への罪の意識を背負いながら生きなければいけない。どちらにせよ、結論は出せない大きな課題なのである。

 僕は、この課題に対して協議会の中では、自分の命を先ず最優先すべきであると説いている。しかし、これとて、自分の立場に置き換えてみれば、結構、もがき苦しみながら一人でも多くの利用者の命を救おうとするのではないかと思う。そして、その気持ちのベースには、正当制のバイアスと言われる作用が働き、自分は絶対に助かると言う思い込みで突っ走ってしまいそうである。 いずれにせよ、この際、もう一度、職員全体と自然災害に対する姿勢を話し合ってみる必要性はありそうだ!


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