もう30年も前の話になるけど、
今、ふと、彼のことを思い出した。
この人物、エイドリアンと言うのが正式な名前で
普段はエドって呼んでいた、カナダ人の風来坊。
僕の店にふらっとやってきて、そこで意気投合して
その日以来、毎週土曜日の午後、一時間程度の英会話のレッスンを受けていた。
カナダから単身、日本に来て、色々なところで英語を教えて生計をたてていた。
こいつは、とってもふざけた男で、僕のところに来て英語を教えているはずが
ただ単に世間話をやりながら、勝手にうちの冷蔵庫から物を食い、
勝手にジュースを持ち出しては飲んでは、しゃべり、食ってはしゃべり、
それで腹がいっぱいになると帰っていった。
おまけに僕はこいつに、月謝まで払っていた。
マア、まったくもってふざけた男だった。
彼は、女性が好きで、いつも「BIG OPPAI!」って叫びながら
「玉ちゃん、紹介して!」と言っていた。
僕は、このいい加減さが好きで、彼の冗談にいつも笑わせてもらっていた。
そんな彼も、いつにか日本に別れをつけて、タイ北部のチェンマイに
移住してしまった。
タイの北部で同じように英語教師をしながら
暮らしていた彼は、時々、日本経由でカナダに帰国し
その時には、必ず僕を訪ねてきてくれていた。
ある日、彼はチェンマイに遊びに来いよ!とうるさく言うので
女房つれて、おまけにうちの店のスタッフも連れて
タイを訪問したことがある。
約束どおりバンコクから国内線に乗りチェンマイに降り立った時には
エドが迎えに来てくれていた。
一泊二日だけのチェンマイだったけど
エドは朝から深夜まで、いろいろな場所を案内して
持て成してくれた。もちろん、費用は僕もちで・・・(笑)
彼は僕より10歳若い子だったから
今では55歳になる。あれから、ぱったりと連絡が取れなくなって
今ではどこで何をしているのか、僕は知らない。
若い頃の楽しい思い出だった。
防衛省自衛隊滋賀地方協力本部(大津市)が作成した自衛官募集ポスターについて、掲載された女性キャラクターのスカートから下着が見えており、セクハラに当たるとの苦情が寄せられていることが1日、同本部への取材で分かった。
ポスターはA4判で、昨年10月に民間会社と提携して作成。アニメの女性キャラクター3人がミニスカート姿で跳躍する様子が描かれているが、うち2人のスカート内に下着が見えるとの指摘があるという。
同11月から同本部の地域事務所などに掲示し、ホームページにも掲載したが、その後「セクハラではないか」「見るに堪えない」などの苦情が寄せられた。一方で、掲示や掲載の継続を求める声もあるという。
世の中、本当に窮屈な状態となってきた!
こんな実写でもなく、コミック雑誌の中のキャラクターだろう?!
そこまで文句言わなくっても良いと思うのだけど。
なんで、こんなことに噛みつくのか、まったく解せない!
セクハラ、パワハラ問題に関して、あまりにも過剰反応し過ぎではない?
子どもは大事だし、教育上の課題も多く存在するのは理解しているつもりだけど
どうも、あまりにも過保護になりすぎて、逆に子供に態勢が育たないのではないの?
僕は、子供にも大人にも、逆境にも立ち向かえる強さが欲しいし、
物事の善し悪しを判断できるまた分別できる大人と成長してもらいたいと願っている。
子どもが大人に成長する段階では、少しづつでも「悪」もかじって痛みを知らないと
大人になってから平気で人を殺してしまう人間にしてしまうようで
その方が僕は恐ろしい気がする。
住みにくい日本、ほんまに日本の将来はこれでいいのか??
健康診断の結果報告が、次々に事業所に送られてくる。
個人情報だから、この結果の扱いについては配慮が必要ではあるが
敢えてお話すれば、僕を含めて生活習慣病の者が多い。
コレストロールや、中性脂肪、肝機能が危険信号を発している。
一番の原因が食事なんだろうね・・・
フライ物をご飯と共に腹いっぱい食べる。って図が見えてくる。
僕自身、チーズや肉が好き。白米のごはんも大好き。
最近は脂肪を抑えるために、ご飯におかかをかけて、猫マンマで
茶碗に何杯も、美味すぎて食べ過ぎてしまう。
脂肪を抑えているつもりだけど、タンパク質を摂りすぎて
体内で脂肪に変化してしまう 。
若い時には、まだまだ血管も強く弾力があるが
今の歳になると動脈硬化が恐ろしい。
若いから放置しておいても構わないわけではないので
値が悪ければ、早急の内に治療しなければ
歳とってからが大変だ!
美味しい!美味しい!と際限なく食べてしまうことを考え直さないと・・・
と、思っている。(思っているだけではダメだ!と叱られそうだ)
それでね!ここで悪魔のささやきを一つ。
チキンのレモン焼き。って料理がご飯に合うのです。
作り方は、簡単。まず、鶏もも肉を100グラム(僕は200グラム以上食べる)
サラダ油、無塩バター10グラム程、カエンペッパー適量、レモン汁(レモン半分量)
塩、こしょう。(適量)
鶏もも肉に塩・こしょうをふりかけて、フライパンで両面に焦げ目がつく程度ソテーする。
肉に火が通るようにフライパンに蓋をしてジックリと焼いてください。
充分に肉に火が通ったら、レモン汁とバターを入れて、カエンペッパーを振り入れ
全体のソースが赤く色づいたら塩コショウで味を調えてお皿に盛りつける。
残ったソースを肉の上にかけて召し上がれ!
これは、鶏肉のうま味もともかく、残ったソースにご飯を絡めて食べると
強烈に美味い!
でも、これ、体に脂肪をいっぱい取り込んでいるのと同じで
結構ヤバイ献立のように思う。
美味いから、一度作って召し上がってみてください。
次の日に採血の検査がある場合は、食べるのは控えた方がよいでしょう・・・
僕は、最近とみに夏が苦手になってきた。
なぜ?と言えば、汗臭くなること!
自分自身から加齢臭が漂うことが嫌。
夏になると、スタッフの皆に「俺、臭くない?」と
癖のように聞く。
聞かれる方もたまった物じゃないよね。
上司に向かって「むちゃ臭いです!」って言えないものね!
そこまで分かっていれば聞くなよ!って言われるかもしれないけど
やっぱり聞いてしまう。
もうこりゃパワーハラスメントの一種だよね。
そして、加齢臭はスメルハラスメント。
夏の僕はハラスメントのオンパレードだ!!
そんな訳で、僕は夏が苦手。
しかし、最近は冬も苦手になってきた。
その理由が、着ぶくれによる身のこなしが困難になってきたからだ。
車の乗り降りの時、体が重い。
車を運転中に後方確認するために後ろを振り返りにくい。
首が回らないからだ!
狭い通路を歩くときに服が引っかかりやすく
トイレに行って用を足すとき、ズボンの上げ下げに苦労する。
僕はズボン下は真冬でもはかないけど、それでも
上着は何枚も重ね着する。
ズボンの中にシャツや下着にセーターって入ってくれない。
腰回りが窮屈だからだ!
今年はエルニーニョ現象が起こりそうだって。
つまりは、昨年以上に暑い夏が来る!
ようやく着ぶくれの冬を終えるのに
又すぐに糞暑い夏がやってくる!
これは、僕たちの世代を歌ったフォークソングなんだ。
戦後に生まれた子供たちが、60年、70年安保闘争という
学生運動を盛んに行っていた時代。
そんな世代が今、高齢者となり始めている。
第一号保険者となり、この中でも戦後すぐに生まれた人たちが
団塊の世代と呼ばれ、2025年問題と称し
一気に要介護高齢者が増加する危惧を抱えているとしている。
こんな世代も、数十年前には、訳も分からずに流行の一つとして
平和を題材にディベートを繰り返していた。
角材とヘルメットにタオルがユニフォームの学生運動家は
どんな田舎にもいた。
皆が若かった。膝も痛くない、髪の毛もフサフサ!
肌も艶々して、かいた汗が玉のように滴るほど張もあった。
ところが、この歳になると、階段上るのもひざの痛みをこらえながら
夏の暑い日にかく汗は、じっとりと肌を湿らせるだけ。
髪の毛はヒヨコの産毛のように、頭皮が透けて見えるごとく
腰に巻いたベルトは、胴回りを二周できる程細かったのに
今では、ベルトに余りが残らないほど成長し、
おまけに腹がベルトの上にのってしまう。
あの頃の若者は、一体全体何処へ行ったのか??
戦争を知らない若者が、今では節操を知らない初老に成り下がりつつある。