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ブログ-施設長の部屋

2019/3/13
今夜の会議は実際のところ一文字違いだった。

今夜は、介護人材の課題について

北さんちの北施設長と、亀山のはなの家の施設長の坂倉さん、

事務局として太陽の家の高木を交えて

白子のクレスと言うカフェ・バーで話し合った。

求人難が非常に大きな問題となっている今を

どのように魅力を発信して、人を確保するのか?について

現状と打開策の一案について話し合った。

打開策はともかく、話がすぐに脱線して

なかなか本題に進まない。とてもいい加減な話し合いではあったが

とりあえず、四人で協議して、僕の提案を実行するために

話し合いを継続する方向で意見は一致した。

そして、今回のメインの話ってのが

加齢について、お互いの実感を話し合い

結論から言えば、自分のイメージにある高齢者に

実際に自分が到達してしまった今

いよいよすべてのイメージが現実化してきて

非常に寂しい気がするということと

今までできていたことや記憶が飛んでしまうことに

四人で大笑いの場となってしまった。

坂倉さんは、僕たちよりも二回り程年下だから

えらい場所に来てしまった思いの方が強かったと思い

彼には申し訳ない事をしたと、今は少し反省している・・・

でも、実際、手元に介護保険手帳が送られてきたり

介護保険料が特別徴収でなくなり、年金から差し引かれるよう

所定の手続きが必要となったり、

調理中に鍋を焦がしてしまったり、

利用者のトイレ解除中に、他の人に呼ばれると

トイレに残してきた利用者のことを忘れてしまったりと、

兎に角、加齢ってのは非常に酷な世界となる。

先日、厚生労働省の開所させた「オーダーを間違えるレストラン」の

認知症のウエイターではないけど、同じように利用者の支援が

頭からすっぽりと忘れ去られ、一人寂しく便所に取り残される

認知症利用者を思うと気の毒としか言いようが無い。

実際、一番よくしゃべっていたのは北さんと僕の二人で

残りの二人は、まだまだ年寄りには程遠いわ!って顔で

聞いていたような、そんな漫才のような会議となった。

最後に僕以外がラーメンで締めて、今回の会議は終了。

後から思うと、今回は会議ではなく

二人の第一号保険者の介護で終わったような気がした。

お二人さん、誠に申し訳なかったです。

2019/3/13
認知症の人、JAZZ、結果報告

昨日のブログで書いたように、認知症の人にJAZZを聴いていただくプラン1の結果を報告します。

今日、その方に、事務所脇のスペースに椅子を置いてJAZZを聴いていただいた。

Chet Bakerの枯葉を流してみた。

JAZZを聴きませんか?の問いかけは成功した。

こちらからのお誘いに、しっかりと対応し、デイルームから事務所脇まで歩いて

指定した椅子に座ってくれた。

最初は、JAZZを聴く暇がなくって・・・と言っていた彼も

音楽が流れると、曲に合わせてリズムを取り始めた。

リズム感はしっかりと音楽に合っている。

そして、曲のフレーズに合わせて、なにやら口ずさんでいる。

一曲が終わり、次の曲が流れた。

まだ、座って聴いている。

三曲目も同じく。

そして四曲目途中に、とうとう立ち上がった。

そして、その場所を後にして、デイルームにむけて立ち去った。

約20分は、音楽を聴いてくれたが、集中できたのもそこまで。

僕のプラン1は、その時点であえなく完敗してしまった。

う~ん、選曲が悪かったか・・・?

明日は、曲調を変えて選曲し直し、プラン2にトライ!

また、結果を報告します。 

2019/3/12
今日、少し腹立ったこと。

今日の昼過ぎに、義理母に呼び出されて

うちの前のスーパーに行った。

義理母の住まいから家に届け物があると言うので

中央道路を老婆に歩いて渡らせるのも忍びなく

ばあ様の歩いてこれる最短の場所がスーパーだから

そこで手渡してもらおうと言う計画だった。

スーパーの入り口の脇でばあ様と立ち話をしていた時

外の喫煙エリアでタバコ吸っていたオッサン(僕くらいの年齢)が

呑んでいた缶コーヒーの空き缶をもって店内に入ってきた。

僕が丁度、そのゴミ箱近辺で,ばあ様と話をしていたところへ

何の断わりもなく、体をぶつけてきて

空き缶を捨てていった。

僕は、文句こそ言わなかったが

そんな無礼な態度に腹が立ち

その男の顔をまじまじと見た。

いたって普通のオッサンで、家に帰れば普通のように

女房と子供がいる家庭もちのオッサンと言うイメージ。

だけど、彼は「失礼!」も「ごめんなさい!」も一言もなかった。

僕も人を審判できる人間ではないけれど

なんか、すごく嫌な気分になった。

世の中が殺伐としているのも、

こんな人間関係しかできない大人たちが一番大きな原因かもしれない。

日本人のこんな社交性が僕は一番嫌い。

アメリカなら、このような場面では

必ず「EXCUSE ME!」とか「PARDON]って言うよ!

僕なら立ち話して自分の進路を妨害しているような人たちに対しても

「すみません!」の一言はかけるな。

日本人、全然、ジェントルじゃあない!!

2019/3/12
不釣り合いな音楽

また、音楽の話だけど

今日、僕はネットからダウンロードした歌を

パソコンで聴いていた。

どうも、その曲が周りの者には、非常に不思議らしく

皆に「どうしたんですか?」とか

「何かあったんですか・・・?」と聞かれた。

その言葉が、逆に僕には不思議で

なんで?そんな言葉がでてくるんだろうと。

その曲がテレサ・テンの『別れの予感』って歌。

僕は、この曲を知らない。

本当に知らない。

好き嫌いで聴かなかったから知らないのではなく

この頃、僕は日本に居なかった。

アメリカで仕事をしていた頃である。

今、この曲をテレビの番組で聴いて

一発で惚れてしまった。

すごく悲しいけど、強い思いが感じられる曲で

とても切なくなるけど、同時に勇気づけられる気がしてしかたない。

だから、ネットで一曲だけ250円払ってダウンロードした。

いつもはクラシック音楽やジャズを聴いてるだけだけど

この曲はいい!

当分、この曲を聞きながらブログを書けそう!

2019/3/12
認知症の人、その人の思いを読む

一言で認知症と言っても色々なタイプの人がいる。

これは当然のことで、認知症を患っても人であることに変わりはないのだから。

太陽の家のデイサービスを利用されるAさん、男性、

最近では意思の疎通がはかれずに、結構、一人で廊下をウロウロされている。

本人は状況を理解できないために、非常に不安な様子で

一日中、ぶつぶつと独り言をつぶやきながら落ち着かない。

以前、この方を交えてデイルームで皆さんにジャズのお話をしたときに

Aさんが、俄然と興味を示してきたことがあり

担当ケアマネをとおして、ご家族にお伺いしたところ、やはりジャズがお好きと聞いた。

ジャズがお好きなら、デイルームから離れた場所で、お一人でジャズを聴いてもらいたい思いで

今回、ポータブルCDプレーヤーを購入した。

今日、早速、その荷物が届いたので

ご本人を促し、事務所の横のスペースでアンドレ・ボッチチェリのCDを聴いていただいた。

今回用意できたのが、往年の映画音楽のCDだったが

英語やイタリア、スペイン語の曲ばかりで

本人曰く、「何の歌かわからん!」と。

選曲が悪かったのかもしれないので、明日は、もう少しジャジーな曲を用意しよう!

これで、少し気持ちにゆとりが生れれば、とても嬉しい。

 


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