先日、三重県のある地域のグループホーム事業者との意見交換会で耳にしたことだけど
介護職員の争奪戦は、この地域に限ったことではなく
日本全体に介護従事者不足の状況が大きな問題となりつつある。
あわせて、今では一部の地域、特に人口の少ないエリアに限って言えば
グループホームに入所する要介護者を、特養や有料老人ホーム等の入所系施設間で
分どり合戦が始まっているという。
団塊世代の高齢化が問題となり、予想される要介護者を賄うために
ここ数年で駆け込みとも思われる事業拡大が大手社会福祉法人をメインに
拡大されてきた結果、器のほうが需要を上回る状況が出てきたようだ。
本来、グループホームは認知症の人の専門職が
認知症の人のために専門性を駆使しながら安定した毎日を暮らせることを
目的として創設された。2000年に「介護保険制度が施行され
そこから一気にグループホームが新設された。
今では全国で1万件を超える事業所が認可されているが
そこで提供される認知症専門ケアの質が今となっては大きな格差を生んでいる。
何が違うのか?
一番大きな違いには、この人材不足が大きく影響を及ぼしている。
要するに職員の入れ替わりに際し、年月が経過しても事業所内部での認知症の専門性が向上しない現実がある。
また、人材不足は、派遣職員等の頼らざるを得ない弱点が
そのまま質の確保の足かせになっている。
派遣職員はあくまでも腰掛的就労であり、サービスの向上には無関心である。
時間だけ勤め上げれば良い。予定された時間を務めれば給料がもらえる。
ましてや、正規雇用よりも派遣の方が給与額が良ければ
正規雇用を望むものなんていないのは当たり前。
介護施設で提供されるサービスの質に変わりがない以上
利用料金の安い特養に要介護者は流れるのも当たり前。
グループホームが小規模事業者に唯一託された高齢者福祉事業として存続させるには
そこで提供されるサービスの質を上げて、地域社会に認めてもらえなければ
自然淘汰されても仕方がない。
そのためには、まずは介護を担ってくれるスタッフに働き甲斐だけでなく
労働に応じた対価として相応しい給与と福利厚生を目指さなければならない。
10年前の誰がやっても儲かる高齢者福祉の時代は終わった。
サービスの質、労働者雇用、働き甲斐を含め、小規模事業者だからという
言い訳が通用しなくなっている現実がある。
今日、種をまく前に集めた石ころ。
この一輪車に二杯出てきました。
こんなのがゴロゴロしてれば、芽も育ちませんよね!
少し短めの畝が3本。ここにはラディッシュとフェンネルの種をまきました。
畝の一番奥には、ズッキーニの種をまきました。
種をまき、その上にふるいを通した土をかけ、その上から散水してます。
右端の畝にみえるのは、先日、プロに笑われたソラマメの苗です。
これでも、最初に植えた苗の3倍に成長しているのです。
でも、よその畑に育つソラマメに比べても、小さすぎますけど。
まあ、でも、緑が育てば、この地が不毛の地ではない事が伝わります。
僕は、それだけで第一の目的は達成しています。
今年は実がつかなくても良いのです。
何とか、新設の施設が不毛ではないことを証明できれば
それでOKなんです。
今日も野良仕事をやって、昨日のたてた畝に種まきをした。
それはそれで、いいんだけど、
お昼を食べに家に戻る時、昨日渋滞していた桜の咲く公園脇を通った。
立派な桜の木の下で、十人くらいの人たちがキャンプ用の椅子やテーブルを
セットしてバーベキューをやっていた。
僕の常識としては、お花見にバーべキューは完全にアウト!なんだけど、
桜の木の下で何を食べても、そこに細かなルールはない事も確か。
しかし、お花見はやはりお弁当でしょう・・・
私のこの常識は古いのか?!
このブログを読む若い人はどのように考えるのか?
そこが興味あるね。
野良仕事の最中に耕うん機のガソリンが切れたので、家に予備ガソリンを
とりに戻ろうとした頃、ちょうど桜の木が満開の桜島公園横で渋滞に遭遇した。
いつもはこんな渋滞無いところで、車が動かない。
時間的にも昼の二時頃、お昼ご飯を食べた後に桜を見に集まる車が
駐車スペースを求めて減速して停車する。
そこから後ろに続く車が停車する。
そんな渋滞が発生していた。
野良仕事の場所から普段だと15分で自宅に到着するにも拘らず
今日は倍の30分かかった・・・
ガソリンの携行缶を取りに戻るだけで、このロスは辛い。
まあ、気候も天候も良く、桜がいよいよ満開ともなると
誰しも花見って思うよね!
週末は、ほぼ毎回、畑仕事をやっている。
今日も朝の9時から夕方5時まで、ずーっと畑で野良仕事をしていた。
一日中何をやるか?って、この畑は石が多いと以前からお話しするとおり
いくら取り除いても、土を掘り起こせば、また石が出てくる。
今日、ズッキーニ、ビーツ、ラディッシュを植えるために
畝づくりから始めたが、その前に購入しておいた牛糞、鶏糞の両方を土に混ぜる。
その作業から始めたが、耕うん機で耕せば石が出てくる。
畝を作るまでもなく、石を排除することが先になる。
しゃがみこんで石を拾い、一輪車に集める。
こんな作業をずーっとやっていると腰が痛くなる。
今日中に畝を作らないと、明日、種まきができない。
だから必死で作業を続けた。
一人で作業してても、この広い畑では、作業効率が非常に悪い。
特大の鋤簾みたいなもので機械で引いて集めるようにしないと
すべて手作業ではいつまでかかることやら・・・
夕方の5時近くになって、ようやく種まきができるだけの畝を作った。
最後に畑の作物に水やりをして帰って来た。
そう言えば、3月のはじめ?!頃に植えたジャガイモが芽を出した。
最近の気温の変化に、ようやく目覚めたようである。