クラシックに関する面白い思い出
舌をかみそうな名前だけど、昔、よく御在所岳に登っていた頃
中道登山道を登りながら、ウオークマンを耳に
この曲を聴いていた。
僕が曲調に合わせて口笛を吹いていたら
一緒に登っていたアルファルファのスタッフ君が
「店長、水戸黄門ですか・・・?」と聞いてきた。
実際の音は水戸黄門とは打って変わって
とても粋なニュアンスで僕は感じているのだけど
僕の口笛の音は他人には肛門様に聞こえていたんだ!というお話。
一度、この曲を聞いて口笛吹いていてみてください。
笑えるかもしれない・・・
何度も、何度も、申し訳ない。
近い過去のブログでも紹介したように
僕の一番好きなアベマリアを紹介させてもらいたい。
アベマリアのタイトルで、色々な作曲家が曲を書いているが
この曲が一番いい。
悲しい曲調の中にも、優しさと包容力を感じる。
この曲を聴いていると優しい癒しの空間に包まれているような気になる。
そして、止めどなく涙があふれる。
センチメンタルな男に思われるかもしれないが
とにかく聞いてみてほしい。
ちなみにラフマニノフのボカリーズも感動ものだよ!
今日の夕方、デイサービスの送迎車両が業務を終えて帰社する時間帯のこと
一台の黒塗りレクサスが太陽の家の玄関スロープに添えられた手すりを壊して逃げた。
本人は逃げている気持ちだろうけど
残念ながらうちの施設に取り付けられた監視カメラに
全ての画像が残っている。
車のナンバーも判明している。
高級な車両に乗って、何というアホな男なのか・・・
一応警察には連絡したので、何らかの手が動くことになる。
おまけに自分の車の左側面アンダーパネルをひっかけて
現場に残して行った。
高級外車に乗って、わがもの顔で他人の車を押しのけブイブイ走り回る輩も多い時代。
レクサスに乗っているから上級市民とは限らない。
アホ丸だしの下劣な輩もいるもんだ・・・
『First time ever I saw your face』
By Paul Potts
携帯電話のセールスマンがタレント発掘のテレビ番組に出場して
その歌唱力が認められた話って覚えてない・・?
トゥーランドットから「Nessun Dorma」(誰も寝てはならぬ)を歌ってた。
前歯の一本が欠けて、気弱そうなうだつの上がらない風体に
ほんとにオペラを歌えるの・・・・?と思ったけど
あの歌は感動的だった。
人は、色々な特技を持っている。
僕の身近の人たちも、何か光るものを隠し持っているかもしれない・・・。
これは僕の様な介護に携わる者が言ってはいけない言葉だろうけど
高齢者の介護には金がかかる。
グループホームなど経営していると
色々な方から言われる言葉だ。
高齢者の介護に金がかかると言うよりも
日本の社会は高齢者には住みにくい社会なんだとつくづく思う。
認知症となってしまう高齢者の数も増える
認知症でなくても要介護者となる日本人高齢者が増える。
65歳をこえて生きるのは、非常につらい社会がここにある。
国民皆年金制度と言いながら、国民年金だけでは老後の生活は営めない。
イギリスや東欧の福祉先進国を見習って保険、年金制度を構築し
介護保険制度まで創設し、今や公的サービスだけでなくインフォーマルなサービスまで使わないと
支えきれない老人社会となってしまった日本。
かたや8050問題と危惧される一部の親の年金で生活する無職の子供たち。
一生懸命働き、少ない所得でも必死になって親を支えようとする者もいる。
こんな不道理な社会に少し息切れがしてきた。
死なない年寄りに更なる延命を施し
本人の意思に関係なく人口蘇生を行う。
命が救われているのか、人間としての尊厳が無視されているのか
本当によく分からない社会である。
人生は一度。これっきりの命。
どうやって始め、どうやって終わるのか・・・
少 し日本人のええ歳の人たちは、一度考えてみなきゃ!!
フランク・シナトラの『MY WAY』 を聞いてみてね。