今朝方、認知症の父が、とうとう逝ってしまった。
93歳にあと一か月ってところで逝った。
また、明日は母の誕生日にあたる日。その前日に逝った。
認知症で意味不明のことを呟いていた父だったが、
そんな父でも、僕は生きていてくれるだけで良かった。
何も相談もできないし、相談してもまともな返事すら帰ってこない。
でも、父親としていてくれているだけで、僕自身、大きなブロック塀のような
守られているような気がしていた。
僕自身も高齢者の分類に入る年齢となっても、それでも父の存在に守られている。
そんな気持ちがあった。
世の中、社会というものは、とても厳しい風が吹いている。
僕にだって、いろいろな難しい難題や刃が降りかかっている。
それらの苦渋は自分で解決して立ち向かっているにも拘らず
どこかで僕の折れそうな気持を支えて応援してくれているような気がしていた。
93歳、祖父よりも長生きした。大往生であり、眠るように息を引き取った父の死。
亡くなって、葬儀屋に持ち込む父の写真を朝から探している時に
涙が出た。まだ、誰も出勤していない事務所のデスクで
パソコンを開いて、写真データをひっくり返していた。
元気だったころの父や、母と一緒に写った父の写真を見つめながら
涙がこぼれ、それ以上続けて写真を探すことが出来なくなった。
鬼の目にも涙だね・・・・笑える。
今日、郵便で写真の布マスクが厚生労働省から届いた。
限りある資源を送って頂いたことに感謝!
決して十分な量のマスクではないが、それでも有難い。
充分に検討し、適切な使用に結び付けたいと考えている。
しかし、これ程、市場からマスクが消えてしまって
尚且つ、一部の者が高額で転売している、この社会。
そんな悪徳な商売をやっている輩は、新型コロナに罹患することもないのだろ・・・
マスクを買おうにも買えない弱者が、新型コロナによる肺炎で亡くなるのは腑に落ちない!!
たまに眠れない夜がある。
頭の中でモヤモヤと、何かが動き続けている。
何とも意味不明なものが、形となってこない。
モヤモヤしている状態と言うか、浮遊している。
悩むものがハッキリと表れてくれれば、解決の仕様もあるが
この状態では、割り切ることも、改善策も考えられない。
大府の研修の時に、ふらっと入った居酒屋で
適当にボラレタ時のように
どうも腑に落ちない・・・モヤモヤした嫌な気分。
実は昨日の夜も夜中に目が覚めた。
深夜の3時に汗かいて、その汗で目が覚めた。
首筋にべっとり汗が巻いており、そのうっとうしさに
枕もとの時計を見て、そこから5時まで眠れない。
真鈴川先生のように、モーニングランでも始めようか?!
でも、あいにくの雨模様。
ランニングを諦め、 早々と歯磨きして朝食を。
恒例となると、睡眠時間が極端に減少し始める。
あまり寝なくても生きていける。
なかなか、歳を重ねると便利な体になるものだ・・・
同じようにあまり食べなくても、しっかりと栄養が体の周りついてくれる。
寝る必要もないし、食べれば食べるほど、脂肪をためることが出来る。
なんとうまくできているのだ…と感動してしまうが
いかんせん、この状態で定期検診を受けると
先生から、思いっきり叱られる!
本気で痩せなさい!と注意され、自然の流れに逆らうように求められる。
人生、本当にうまくいかないものである。
久しぶりにサンタナを聴いた。
ロックミュージックの中でも懐メロに相当する古い曲である。
70年代半ばに、この曲に合わせて踊っていた自分を思い出した。
コロナウイルスの恐怖に停滞する世界全体の世相に
サンタナのギター、特に「鳴き」が素晴らしい。
中米、チカノ(Chicano)のリズムが、鬱蒼とした雰囲気を吹き飛ばしてくれる。
https://youtu.be/axbtig7w7a8
このUチューブも聞きごたえある。オバマ元アメリカ大統領もノリノリの画像。
https://youtu.be/Wqhkm0RThm8
僕の古くからの友人に「あきら」君がいる。
もっとも、このブログで個人のことを書くこと自体初めてなんだが
先日、僕の携帯電話に突然ショートメールを送ってきた。
それも深夜。
普段なら、すでに深い眠りについている時間帯に、
それこそ「ボソっ」と呟いてきた。
すぐに僕も返信メッセージを送ったが、
彼からの戻しはなかった.
彼とは、もう30年くらいの付き合いになるかなあ~
酒の好きな奴で、酔っぱらうと寝てしまう、少々困った奴だった。
僕の店で呑んで、酔いつぶれて寝てしまって、
蹴っ飛ばして無理やり起して車に放り込む。
今では考えられないことを平気でやっていた。
週末には、ほかの仲間と一緒にポーカーをやった。
酒を飲みながら,たばこ吸いながら、つまみを食べながら・・・
ラスベガスで買ってきたポーカーチップスを使い
アメリカンな気分に浸っていた時代だ。
みんな、若かった。かく言う自分も若かった。
徹夜でポーカーしてても平気だったね。
僕が40代半ば、あきら君が20代。
まだまだ、世の中が甘かった時代だ。
やんちゃな奴だったあきら君も
そろそろオジサンに成りつつあるのか・・・
先日のショートメールの内容は
「僕も空港ピアノ、好きです!」と書いてきた。
彼から、こんな内容のメールをもらって
僕はとても嬉しかった。と同時に「クスッ」と笑えてきた。
だって、うちの職員からは、「NHKが好きだなんて、爺さんだ!」と言われ
まだまだ若いと思っていた弟みたいな「あきら君」も
さぞや良いオジさんになってきたんだろうな・・・と思ったからだ。
歳よりだけしか好きにならないと言わず、皆さんも一度
NHK BSで空港ピアノ、駅ピアノ観てください。
感じることは違うだろうけど、みんな何か感動するはず・・・
最後に、あきら、また、一緒に遊ぼうぜ!!