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ブログ-施設長の部屋

2011/3/1
特別な環境、特別な心境のなか・・・?!

今日は、沢山の訪問者があった一日である。最後に、うちの職員さんが来てくれた。正直、うれしい!

何でなんだろう・・・・・そんなにも長い期間顔を観てないわけではないだろうに・・・・懐かしさとともに少しだけど気恥ずかしさもあって、何を話しいたらいいんだろう・・・?とまるでウブな高校生の頃のような気分で胸踊らせていた自分が居ました。もともとの自分自身は皆さんが持っているイメージとは真逆な性格で、それほど口が達者な人間では無いのです。巧みな話術でもって女性を口説くような事もした経験がない。真面目と言えば真面目ですが、人に言わせれば「面白みのない男」の一人だったのです。

そんな田舎くさい不器用な男でさえ、これほど心躍る気持ちにさせる要素は何処にあるのだろう・・・・。もちろん、来てくれた彼女たちの魅力ではあるのだが、この感情の高揚って、特別な環境、心境のなせる技なの?単にそんな簡単な変化が影響しているわけではないはず。まして、 そう考えてしまうと、せっかくの気持ちが失せてしまうし、その職員さんの気持ちにも「甲斐」が無くなってしまう。その時に自分が置かれている環境や心境も確かに影響は及ぼしてはいるが、ただそれで毛ではなくやはり根本に自分が信頼する職員さんであり、可愛がってきた職員さんの訪問であることが一番大きな理由でもある。

私達が実践している介護の仕事は、ヒューマンサービスと言われる業務であって、病院の看護師さん、ホテルの従業員などとほぼ同じ業種と言える。特にホテルの従業員は、私達が実践するサービスである、痒いところに手が届くサービスに比べると、ちょこっとだけ違った意味を持っている。私達は自立支援を行っている所であって、ホテルマン等のようにホスピタリティーを最前線に出す業種とは少しだけ違ってくるが、今回、世界屈指の高級ホテルのリッツ・カールトンの元日本支社長の書いたビジネス書を読んでみて思ったことが、このブログの冒頭に触れた馴染みの人の訪問の与えるイメージと言う点で重なるホスピタリティーの原点なのか?と・・・・

一部のデイサービス事業所では、職員にホテルマンと同じような視点で介護を行う事を求める事業所もあるようだ。タキシードで利用者(顧客)をお迎えしろ! 利用者の望みは全てを叶えて差し上げろ!とか、 痒いところまで手を届かせる介護等などである。僕から言わせれば、何不自由ないデイサービス、つまりは至れり尽くせりの介護を提供してくれるデイサービスで、何のメリットがあるんだろう。確かに一日遊んで、飯食って、風呂入って、楽しければ良いという考え方も理解は出来る。しかし、楽しければ良い。感覚で介護保険を使われてしまえば、それこそ少子高齢社会で、更に若い者に負担が増えてしまう。私達の考える高齢者介護は、痒いところに手が届くだけではなく、先の見えない高齢者に新たな光をともし、生きる方向性と夢を与えることができる介護にまで結びつけていきたいと願っている。その中の「馴染み」であり「おもいやり」であると考えている。

リッツ・カールトンと太陽の家では、事業規模も違えば歴史も違う。もとより比べる方が野暮と言うものかもしれない。しかし、私達、太陽の家は介護の世界で世界に名高いリッツ・カールトンと言われるような施設に成長させる事を約束する。

(ひや~ア、ちょっと大きくでたね・・・・・! 大丈夫ですか?と言われそうだけど、ここでそんな弱腰では元から無理な話。はっきり言って、壮大な夢かもしれないが、どうせ描くならちょうドデカイ夢を広げましょう!)はははは・・・・・

2011/2/28
体臭の科学

体臭の科学と、いかにも・・・って書き出しから始める文章・・・・さて、どのような結末になるのやら・・・・

なぜこのタイトルを思いついたかと言えば、汚い話ではあるが、今朝方早い時分にもよおしてきてトイレに入った時に思いついたことが「臭い」だった。昨日一日絶食して、胃の中に入れているのは水だけの生活をしてみるうちに便臭が無くなってきたことからである。それと同時に体臭も変わってきた。

臭いについては、自他共に認めるかなりの臭い過敏症である私。海外で生活している時には現地住民と同じ臭いを発している自分が居た。例えば韓国に生活するとニンニクのにおい、アメリカにいるとチーズや肉の臭い、タイにいる時にはレモングラスやパクチョイ等の香草の臭い、日本に暮らす時には味噌や醤油の臭い。日本人が醤油臭がするのは本当なんだ!日本に生活してると慣れもあって意識しにくいが、海外旅行から帰ってきて飛行場のロビーに立つと感じる。その国の臭いを・・・・

その国の、その人の食の文化によって体臭は変わる。うちの太陽の家にもペルーからの労働者が職員として働いていたことがあるが、彼女たちには私達日本人には無い体臭があった。傍によると匂うくささの体臭ではなく、その人のアイデンティティーとしての臭いである。よく幼児を抱く母親からは乳の臭いがすると言われたように、ほのかに漂ってくるにおいである。

ニューヨークは人種のるつぼと言われるほど多国籍な人々でいっぱいの街である。まあ、アメリカ全土が多国籍とも言えるが、その中でも中心部のマンハッタンには、それらの多国籍な人々が一日中活動的にうごめいている場所である。そんなマンハッタンの中を歩きながら、沢山の人とすれ違う時に、それぞれの国や文化や生活を想像させる臭いに触れることができる。

臭いこそ、その人の文化であり歴史である。それぞれの生活が交わり重なって、この鈴鹿の街の臭いを作っているのだと思うととて興味深い。またまた、臭いに対して興味がわいてくる。今度から、人に会うたびに「ちょっと、臭いかがせて・・・!」と傍によっていくようなことはしない様に心掛けないと、変態扱いされるよね!

  ところで、貴方のにおい・・・どんなにおい??? ははははは・・・・・・

2011/2/27
火災事故をおこさないように気を引き締めてくださいね!

別に取り立てて太陽の家の職員さんが注意力散漫であって火災事故の危険性が高まっていると言う訳ではない。来月3月の21日は、群馬県渋川市にある静養ホーム「たまゆら」で火災が起きて入居者7名がお亡くなりになっている。ちょうど二年前である。このたまゆらの事故から1年後には、北海道のグループホームでも火災事故。同じように7名の利用者の方がお亡くなりになっている。これらの過去の事故を思い起こし、もう一度、太陽の家における火災事故を検証するのも一つかと思うのです。

 ちょうど春の足音が近づきつつある今の時期、それでも時として真冬並みの寒さの日もあり体温調整も難しい時期です。こんな時には、ストーブ等の暖房器具だけではなく、火の扱い(厨房も含め)に注意が散漫になりやすい時期と言えるかもしれません。入居者の方の命、デイサービスを利用される高齢者の命、そこに働く職員さんや関係者の命、全ての命はとても重いものです。ちょっとした気の緩みが原因で取り返しのつかない事故を招いては、悔やんでも悔やみきれない事となります。

 2月を終えようとする今だからこそ、火災事故撲滅にむけて、もう一度気持ちを引き締めましょう!!!

2011/2/27
今日から僕と共に生活するポチを紹介します。

dsc02833.JPGdsc02832.JPG

青と白のこじゃれたポチ・・・いかがでしょうか???

何に? 痛々しそう・・・? 服を着たり脱いだりが不便ですが、意外と何をするにも支障のない様に計らっていただきました。もちろん、激しく腕を動かすのは痛いですよ!当然! でも、暴漢と対峙するわけでなし、少しの期間だけスローな生活をさせていただきます。 取りあえず、新物食いのわたし、ちょっとポチを伴って売店まで行ってきます。

そうだ・・・これで僕もいっぱしの入院患者の仲間入りです。今まで、普通の恰好なだけに廊下の隅を歩いていたけど、今日からは大手を振って廊下の中央を歩けるぞう!!

2011/2/26
喫煙の習慣

僕もタバコを吸っていた人間ですから、ちょっとした瞬間、特に何か仕事の場面を切り替える時や気分を入れ替える時の起爆剤として喫煙を行う気持ちは理解できる。しかし、デイサービスにおいて入浴介助に入る直前に、一斉に喫煙する習慣は何とかしなけりゃいけない。もともと、公平性の観点からも喫煙者が喫煙するのは、あくまでも己の休憩時間内に行うべきであり、現状の入浴介助前の時間は、厳密にいえば職員の休憩時間では無い。すなわち、その時間にタバコを吸っている事自体、業務放棄である。

しかし、そんな堅い事は言わず、ある程度、喫煙者の気持ちも理解したうえで解決策を共に考えようではないか!だいたい、介護職以外の管理者、ケアマネ、しいては施設長までが過去にはまったく野放しの状態におかれており、それこそアンフェアーな状況があった。だから、と言う訳ではないが、喫煙者にはわずかばかりではあるが情状酌量をもって、一定時間の喫煙を認めてあげよう。その分、喫煙パターンを喫煙者自身で話合って、今のように入浴介助前の数分間でも、デイフロアーから全ての職員が消えてしまう事は避けてもらいたい。

それともう一つ、喫煙者は非喫煙者との公平性を維持するためにも、何がしの思いやりを非喫煙者に与えてほしい。それが何かは問わないが、その点についても喫煙者が話し合ってもらいたい。

この両者の思いやりが、デイサービス全体のサービスの向上に結び付くのであろうと期待する。(ところで、タバコを吸わない職員って?誰や?)    


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