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ブログ-施設長の部屋

2011/3/10
総員大集合!

昨夜の夕食前に私の病室の静寂を破ったものがあった。別にベッドに横になって目を閉じている生活ではないが、それなりに一人で静かに(静かにしてなければ、他に何もやることが無いんですよ!)過ごしていると、うちの太陽の家の事務長を先頭に、デイサービスの職員さんと看護師さんが大群で押し掛けてくれた。

何が嬉しいって、そりゃ皆の顔がみれる事です。いつも気にかけて、それなりに成長を楽しみにしていた職員さん達と一緒にすごしているわけでもなければ、夫婦でもないけど、それでも僕はこの子たちが大好きである。この子たちとは失礼な言い方ではあるが、ある意味、僕はこの職員さん達だけではなく、職員さん達の家族も含め見守る責任があるわけで、その責任から、例え僕よりも年配の職員さんであろうと、僕は自分の子供への目線と同じ目線で見守っていかなければいけないと考えているからである。

 兎に角、皆と手術後の体調や気分を話しながら、色々な笑いを貰った。やはり楽しい時間である。それと同時に、僕は、この人たちのためにも、早く施設に戻って、仕事がやり易いように管理、運営を行わなければいけないと思った。あと数日、そんな逸る気持ちを抑えて、つかの間の楽しさを味わった一瞬だった。

2011/3/10
アイデンティティータッグ。

dsc02863.JPG

このアイデンティティータグは歓迎できないね!なんせ、不愉快だよ! 朝から晩まで、それも寝てる最中、全てにおいて僕よりも幅を利かせているんだ! こういう大きな病院では、僕の顔や名前だけではなく、このタグが全てにおいて物を言う。太陽の家にいる時は、名札無くても、僕は「校長先生であり、オーナーであり、施設長であり、玉ちゃんであり、アホ、ボケ、カスでもあるわけだが」ここでは、全てをこのタグで確認して処置がすすんで行く。

それと、こんなタグを付けている事自体、病人の証であって、健康な人間はこんなタグは不要なわけである。人の一生は、結構長いかもしれない。しかし、そんな長い人生、たった数週間でもこんなタグを付される生活を必要とされなければ、その方が良いに決まっている。ヨーロッパではタバコの販売に更なる規制強化がとられるようで、店頭や自販機などで一般の人の目に触れる販売を規制するそうである。何だか、タバコを買い求めるのが罪な気がしてくるでは無いか? もちろん、僕はタバコを辞めたけれど、そこまでタバコに対して敵視する必要性は見えないけどね・・・・しかし、今回の病気治療で初めて、喫煙の愚かさを知らされた。大きな手術を受ける者には、やはり喫煙癖は致命傷である。なんせ、息苦しい。酸素が入らない!!!!!息できない!!!!そして、痰が出せない!!!!! つまりは、全てにおいて呼吸する事に大きなデメリットを抱えてしまうのである。

食べ過ぎる習慣、喫煙の習慣、不眠不休を自慢する愚行、年齢と共に体の色々な部位で次第しだいに悲鳴を上げ始めていた事に気づかないでいると、このようなタグで管理された生活を余儀なくされる。皆さんもご注意ください。

2011/3/10
書きかけの文章。

僕のブログは、全くの気まぐれで運営をされている帰来がここ数カ月続いている。まあ、それよりも、今日こそは何か書いてあるかな・・・?と楽しみに訪れてもらえる皆様には大変申し訳なく、言い訳のしようのない状況に ただひたすら平身低頭する以外お詫びのしようがないのであるが・・・・・まあ、そのような中で、ただ一つ私の言い訳を聞いて頂くとすれば、毎日、ブログ更新を意識的に書かないわけではないと言う事をご理解いただきたい。一応、書こうと言う気持ちで更新のページに入り、そこに色々な文章や思いつきを並べ始めるのが、毎日中途半端に終わってしまい、完結していない文章の山が、この追加更新専用ページには残されている。いつか改めて公開すれば良い!と思いつつ、時間が経過して読みなおしてみると、もうすでにその文章は、僕の文章ではなくなっている。  「自分しか書かないのに、なんで時間がたってしまうとお前の文章ではなくなるのじゃ???」と叱られそうだが、ブログって想いを一気に書き上げると以前のブログで言いました。その通りで、僕の場合は、文法も文脈もなにも関係なく、ただひたすら頭に浮かんだ言葉を文章化して行くだけの作業。読み返してみると、そこには言葉自体に力強さを感じられない、また、意味プ~・・・( ひょっとすると、今まで自分では錯覚してた?元より、僕の文章って意味プ~なの??)

まあ、兎に角、今朝から三回目の書きかけ文章を作るところだったが、なんとか、この文章は完結させて公開するまでにこぎつけた。

春、まだ遠い毎日ですが、それでも日中の温度は、以前に比較しても随分と過ごしやすくなった事と思います。しかし、油断は大敵、インフルエンザもまだまだ流行しているようです。手洗いとうがい、ぜひ皆さんが健康でハッピーな毎日を過ごせますように。

2011/3/1
特別な環境、特別な心境のなか・・・?!

今日は、沢山の訪問者があった一日である。最後に、うちの職員さんが来てくれた。正直、うれしい!

何でなんだろう・・・・・そんなにも長い期間顔を観てないわけではないだろうに・・・・懐かしさとともに少しだけど気恥ずかしさもあって、何を話しいたらいいんだろう・・・?とまるでウブな高校生の頃のような気分で胸踊らせていた自分が居ました。もともとの自分自身は皆さんが持っているイメージとは真逆な性格で、それほど口が達者な人間では無いのです。巧みな話術でもって女性を口説くような事もした経験がない。真面目と言えば真面目ですが、人に言わせれば「面白みのない男」の一人だったのです。

そんな田舎くさい不器用な男でさえ、これほど心躍る気持ちにさせる要素は何処にあるのだろう・・・・。もちろん、来てくれた彼女たちの魅力ではあるのだが、この感情の高揚って、特別な環境、心境のなせる技なの?単にそんな簡単な変化が影響しているわけではないはず。まして、 そう考えてしまうと、せっかくの気持ちが失せてしまうし、その職員さんの気持ちにも「甲斐」が無くなってしまう。その時に自分が置かれている環境や心境も確かに影響は及ぼしてはいるが、ただそれで毛ではなくやはり根本に自分が信頼する職員さんであり、可愛がってきた職員さんの訪問であることが一番大きな理由でもある。

私達が実践している介護の仕事は、ヒューマンサービスと言われる業務であって、病院の看護師さん、ホテルの従業員などとほぼ同じ業種と言える。特にホテルの従業員は、私達が実践するサービスである、痒いところに手が届くサービスに比べると、ちょこっとだけ違った意味を持っている。私達は自立支援を行っている所であって、ホテルマン等のようにホスピタリティーを最前線に出す業種とは少しだけ違ってくるが、今回、世界屈指の高級ホテルのリッツ・カールトンの元日本支社長の書いたビジネス書を読んでみて思ったことが、このブログの冒頭に触れた馴染みの人の訪問の与えるイメージと言う点で重なるホスピタリティーの原点なのか?と・・・・

一部のデイサービス事業所では、職員にホテルマンと同じような視点で介護を行う事を求める事業所もあるようだ。タキシードで利用者(顧客)をお迎えしろ! 利用者の望みは全てを叶えて差し上げろ!とか、 痒いところまで手を届かせる介護等などである。僕から言わせれば、何不自由ないデイサービス、つまりは至れり尽くせりの介護を提供してくれるデイサービスで、何のメリットがあるんだろう。確かに一日遊んで、飯食って、風呂入って、楽しければ良いという考え方も理解は出来る。しかし、楽しければ良い。感覚で介護保険を使われてしまえば、それこそ少子高齢社会で、更に若い者に負担が増えてしまう。私達の考える高齢者介護は、痒いところに手が届くだけではなく、先の見えない高齢者に新たな光をともし、生きる方向性と夢を与えることができる介護にまで結びつけていきたいと願っている。その中の「馴染み」であり「おもいやり」であると考えている。

リッツ・カールトンと太陽の家では、事業規模も違えば歴史も違う。もとより比べる方が野暮と言うものかもしれない。しかし、私達、太陽の家は介護の世界で世界に名高いリッツ・カールトンと言われるような施設に成長させる事を約束する。

(ひや~ア、ちょっと大きくでたね・・・・・! 大丈夫ですか?と言われそうだけど、ここでそんな弱腰では元から無理な話。はっきり言って、壮大な夢かもしれないが、どうせ描くならちょうドデカイ夢を広げましょう!)はははは・・・・・

2011/2/28
体臭の科学

体臭の科学と、いかにも・・・って書き出しから始める文章・・・・さて、どのような結末になるのやら・・・・

なぜこのタイトルを思いついたかと言えば、汚い話ではあるが、今朝方早い時分にもよおしてきてトイレに入った時に思いついたことが「臭い」だった。昨日一日絶食して、胃の中に入れているのは水だけの生活をしてみるうちに便臭が無くなってきたことからである。それと同時に体臭も変わってきた。

臭いについては、自他共に認めるかなりの臭い過敏症である私。海外で生活している時には現地住民と同じ臭いを発している自分が居た。例えば韓国に生活するとニンニクのにおい、アメリカにいるとチーズや肉の臭い、タイにいる時にはレモングラスやパクチョイ等の香草の臭い、日本に暮らす時には味噌や醤油の臭い。日本人が醤油臭がするのは本当なんだ!日本に生活してると慣れもあって意識しにくいが、海外旅行から帰ってきて飛行場のロビーに立つと感じる。その国の臭いを・・・・

その国の、その人の食の文化によって体臭は変わる。うちの太陽の家にもペルーからの労働者が職員として働いていたことがあるが、彼女たちには私達日本人には無い体臭があった。傍によると匂うくささの体臭ではなく、その人のアイデンティティーとしての臭いである。よく幼児を抱く母親からは乳の臭いがすると言われたように、ほのかに漂ってくるにおいである。

ニューヨークは人種のるつぼと言われるほど多国籍な人々でいっぱいの街である。まあ、アメリカ全土が多国籍とも言えるが、その中でも中心部のマンハッタンには、それらの多国籍な人々が一日中活動的にうごめいている場所である。そんなマンハッタンの中を歩きながら、沢山の人とすれ違う時に、それぞれの国や文化や生活を想像させる臭いに触れることができる。

臭いこそ、その人の文化であり歴史である。それぞれの生活が交わり重なって、この鈴鹿の街の臭いを作っているのだと思うととて興味深い。またまた、臭いに対して興味がわいてくる。今度から、人に会うたびに「ちょっと、臭いかがせて・・・!」と傍によっていくようなことはしない様に心掛けないと、変態扱いされるよね!

  ところで、貴方のにおい・・・どんなにおい??? ははははは・・・・・・


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