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ブログ-施設長の部屋

2011/9/29
想定外の津波への対策・・・・老婆心ながら一言。

 東南海、南海、東海地震の発生が危惧される中、東北の策の震災被災地では、津波を防ぐための防潮堤の建設など、次に備える会議が盛んにおこなわれている。この鈴鹿市においても、津波に襲われない確率は低いかもしれないが、絶対に無いとは言えない現状がある。そして、特に若松地区、長太地区など伊勢湾に面した地域では、避難場所に適した高層建築物の少ない地域であり、それこそ、先の震災の津波の規模が襲来した場合、多大な被害が予想される地域である。

 その津波被害から住民を守るために頑丈で高い防潮堤や防波堤で囲い込むことが一番のような構想に対して、この前の震災で経験した想定外の津波から身を守る事の可能な防潮堤はあり得ないと言う教訓は何処へ行ったのやら・・・と素人考えで心配をしている。

 どれほど高く防潮堤を積んだところで、その結果、一部でも地盤の緩みで堤の決壊があれば、そこを起点に大量の海水が襲ってくる事にはならないのか?と言う懸念です。それよりも、市内の至る所に避難可能な構想の避難所となる公的建造物を建てる方が有効な手立てとならないのかな?と考えてしまうが、これも素人の浅はかな考えだろうか?特に海岸近辺の土地は入り組んでいて、道路幅も狭い。その中を車を使って非難することは到底考えられない。当然徒歩で逃げる事となるが、我々のような高齢者介護を担っている者とすれば、高齢者や障害者の避難にかかる時間や力を考えても、近くに逃げる場所が存在する方がありがたい。また、延々と防潮堤で海岸を塞いでいく費用よりも、避難場所を建築する方が、経費的にも安く上がるのではないだろうか?

 高く堅牢な防潮堤に囲まれ、その存在で「安心感」は持てるかもしれないが、逆に避難するきっかけを遅らせることや、防潮堤に頼る気持ちが心の緩みに直結しそうで恐ろしい。私のような素人が考えることだから、色々と複雑な問題が絡んで、そう思うように事は進まないだろうが、高齢者の安全を確保するためには、防潮堤だけではなく、持てる能力で避難できる場所の確保が重要な気がする。

2011/9/29
アメリカ西海岸の桟橋

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この写真は、アメリカの衣料品会社の通販カタログからお借りしたものですが、アメリカの桟橋は西も東も関係なく、この写真のような建造物が岸壁から海に向かって突き出しているのです。日本で言う電柱のような丸太を組んで作っているのですが、結構がっしりと、大きなもので、桟橋の上は車も走行できる程頑丈につくられています。果たして何のために桟橋がつくられているのかは知りませんが、もっぱら市民の釣りのポイントになっていたり、夕暮れや早朝のジョギングや散歩場所となっているようです。

 アメリカのカリフォルニア州の海岸べりは、陸地が高台から急に断崖絶壁となっている場所が多く、切り立った崖っぷちから、このような桟橋が海に突き出ているのでから、散歩するにしても、海風を浴びながら結構気分転換にも適していて、気持ち良いのです。そして、これらの桟橋を中心に海沿いに遊園地やショップが立ち並ぶ場所を「ボードウォーク」と呼ぶのですが、サンフランシスコから近い(それでも車で2時間)サンタクルーズと言う街には、木製フレームのジェットコースターやメリーゴーラウンドなどのある遊園地があります。日本で言う縁日みたいな小規模な遊園地ですが、それなりにアメリカの古い文化がそのまま残されていて、50年代のアメリカにタイムスリップしたような気分になれます。 ロサンゼルス近郊ではサンタモニカが有名ですね。

 兎に角、アメリカて国は、世界の先端を走る文明国家ですが、いたる所に昔の文化が残り、1900年代初頭の建物や品々が今でも現役で活躍している国なんです。日本は、少しでも古くなると新しいものに変えてしまう消費国家ですが、古いものもリフォームしながら使い続けて行く文化も、これからの時代は必要な手段なのかもしれませんね。

2011/9/21
台風一過 ・・・・No。2

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今朝がたの雨と風はどこへやら・・・? 今日の夕方の市内の空の写真です。雨はあがったものの吹き返しの風は強く、昼間の豪雨によって調整池を兼ねた駐車場は水浸し。今回の台風15号も、日本各地に多大な被害を残し、負傷者も多く出てしまったようである。先の台風12号の被害も癒されないまま台風15号の長雨で豪雨。先の震災で大打撃を受けた東北にも、河川の氾濫などで、またまた痛めつけられているようである。 この台風のさ中、利用者の方と苦笑していたのは、今年の日本、何かの罰があたったようだね!と・・・・

 新幹線も東名も、不通になり沢山の人の足を奪った。とても困った天候に、ただひたすら耐えることしかできないのが人間。しかし、それでよいのかもしれない。旧約聖書のノアの箱舟ではないが、神様の悪戯で地球を水浸しにして悪を一掃するつもりか・・・・? 

 この台風が通り過ぎる明日以降、日本全土が穏やかな天候であってほしいと望むところだ!

2011/9/21
台風一過

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写真とタイトルの不一致・・・?いやいや、そうでもないんです。この写真は今日の一日の業務を終えて駐車場に向けて歩く、太陽の家のスタッフなんです。今日の朝は、一番台風の雨風が強い中、手はずを整え、色々と準備して利用者のお宅まで迎えにあがり、利用者の皆さんは雨にぬれることもなく、ただ、職員達は上から下までずぶぬれ状態です。もちろん、これで良いのですが、本音を言えば「なんでここまでして、台風の日のデイサービスの提供を行うの?」となるわけです。

 しかし、よくよく考えてみると、利用者の肩の中には一人暮らしの方もいます。一人暮らしの老人が、台風だからという正当な(?)理由でサービス提供を中止されてしまうとどうなるか・・・・?一番困るのは昼食でしょう。買い物もままならない老人達ですから、冷蔵庫の中に余分な食品が入っているのか?また身体の不自由をおして調理も出来るのか?答えはノーです。結果的に一食を抜いてただ寝るだけで終わってしまうのです。

 私達のサービスは、そのような人の為に存在するわけですが、そこには、介護する側の生活も同様の理由で重視しなければならない点でも、非常に難しい課題を抱えています。それでも、我がスタッフは、それも幼子を抱えた主婦でもある人達は、朝からそんな老人たちを思い、職場に来てくれるのです。私達は、そのようなスタッフの力を借りて、サービスの提供を待ちわびている老人達の生活を守っているのです。

 介護職員に限らず高齢者福祉を担っている者すべての資質が問われる現在ですが、全ての関係者や事業所が悪いのではないのです。もちろん、まだまだ勉強不足な点は否定できません。でも、この写真を見てもらって、この嵐の中、利用者の安全だけを第一に考えて自宅まで迎えに行き、それ以降、帰るまで、色々なサービスを提供し、今から帰って家族の為に夕御飯の支度をする女性達の後ろ姿。疲れているはずなのに、これからは家族の為の自分を提供するのでしょう。毎日、毎日、お疲れ様です。と言いたくなってしまいました。

 

2011/9/20
夕日と大雨

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この写真は昨日の夕方に撮影したものですが、この台風の影響からとても奇妙な現象がありました。

鈴鹿市内の山間部は晴れてとても大きな夕日が覘いているのにもかかわらず、平野部の一部地域では車のワイパーが間に合わないほどの集中的な豪雨。狐の嫁入りを極端にしたような天候に、びっくり仰天でした。


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