今日の夜、突然、僕の携帯にイタリアから電話が入った。
F-1GPのフェラーリ チームの友人からだった。
今年の日本GPに関する、ちょっとしたお願いの電話だった。
今、日本では新型コロナ感染症の新たな感染拡大が猛威を振るい始めたが
F-1GPに関しては、この10月の第二週目の日曜日に向けて、チーム関係者は
すでに日本GPの準備をすす めている。
感染拡大の収束ない場合は、海外からの入国者の全てに2週間の隔離期間が継続される。
このまま感染の収束が見込めないと、また今年も開催中止となるやもしれない。
そんな微妙な雲行きの中、それでもチーム関係者は準備に余念がない。
オリンピックの開催に際しても、IOCは諦めなかった。
日本の政府を抱え込み、かなりの無理強いを強行してきた。
F-1GPも、オリンピック同様、ヨーロッパ貴族社会のビジネスではあるが
F-1GPは、オリンピックと違う大きな課題を持っていて
日本での開催の可否に大きく影響を及ぼしている。
それは、国家プロジェクトであるか?という点である。
更にワクチン接種がすすむか、この秋までにコロナの収束がない限り
また、今年のF-1日本 GP の開催も難しいのかもしれない。
体力気力共に衰え始めた自分は、毎年F-1の仕事を終えると「引退」を考えてきた。
しかし、昨年のF-1日本GP開催中止は、非常に悔しく、つらかった。
そして。また、今年の火災が危ぶまれる今、開催を求めて不安な気持ちでいっぱいである。
この歳で、GP会場を走り回る仕事、本当に辛いし、本当に役に立っているのか疑問。
それでも、やはり続けたい。いや、関わっていたい。
これが、僕の生きがいみたいなものだ・・・これが無くなるとボケる!かも・・・
4月1日をもって、三年毎の介護報酬の改定が行われ、このコロナ禍の中で
福祉関係者は改定に沿って情報収集に翻弄された。
WEB説明会が幾度も開催され、通常業務を終えてからWEB情報に聞き入り
非常に面倒な時間を費やした。
それと同時期に現政府は、今まで以上に働き方改革を推進させるために
週休3日制度を打ち出し、最低賃金も上げると発表した。
日本人の働き方は、確かに欧米諸国に比べると長時間働き
アフターファイブもろくに無く、自宅と会社の往復の生活が多いことも確かである。
最近、僕は夢をよく見る。
それもアメリカに帰っている夢が続いている。
何故かしら、アメリカで生活し、日本に帰る段取りをしている夢である。
飛行機の予約を入れる際になって、手持ちのの持つを整理しきれない状態に焦っている
そんな夢を見続けている。毎回同じ夢である。
週休3日、余裕ある働き方は、本当に絵に描いた餅。
僕の毎晩立て続けに見る夢同様、現実は日本のしがらみに縛られながら
思いだけは自由の国「アメリカ」の生活に未練を残しながら出発までの時間を惜しんでいる。
現実の世界と夢の世界に、自分自身を見失いかけている。
缶コーヒーのコマーシャルではないけど「このロクでもない日本社会に・・・」です!!(笑)
入居者、デイサービス利用者のワクチン接種はすでに一か月前に二回目の接種を終えているが
本日が職員の最終組の二回目接種を終了することができた。
巷では三重県のコロナ感染者数が67名と、また多くの感染者を記録する日となった。
ワクチンの効果は分からないが、ここにきて感染者の年齢をみていても
65歳を超える感染者は減少していることからも
それなりのワクチン効果は出ているように思える。
副反応をめぐって、世間ではいろいろなデマ情報が飛び交っているようだが
私自身、二回目のワクチン接種後には発熱が38℃あった。
解熱剤で対応。即、解熱し通常の業務をこなすことができた。
コロナにかかって、その後遺症に何か月も苦しむくらいなら
たった一日程度の発熱を伴う副反応など、決してたいしたことではない。
出来るならば、多くの方々にワクチン接種を望みたい。
もちろん、ワクチン供給が伴ってのことではあるが・・・
の夏休みは夏だぁ~! 蝉の鳴き声がやかましいねえ~
窓を開けて空気の循環よくしようにも、蝉の声が大きすぎて窓も開けられない。
所で、僕らの子供の頃って、これほど蝉の声が大きくはなかったように記憶している。
僕の小学生の頃の夏休みは ,出来の悪いクソガキで、勉強もせずに
地元の鎮守様の境内で野球三昧の毎日。
あの頃のセミは、今のセミよりも小さかったし、鳴き声も今より静かだった。
小型のニイニイゼミが圧倒的の多く、クマゼミやアブラゼミは希少な存在だったように記憶している。
夏休みになると。子供たちは竹の小枝の先っちょにハエ摂り紙のネバネバをつけてセミをとっていた。
今の子供たちって。そんな遊びはしないから、蝉にとって子供は天敵でなくなったからか・・・
子供の遊び方が。セミの生態系に影響を及ぼすのか?全くエビデンスもない話ではあるけど
それでも、昔に比べるとセミの種類と鳴き声の大きさが変わった!
ここにきて、僕のブログに加齢に関する話題が増えてきた。
何度も、古き良き時代の(僕の中の、古き良き時代ですよ!) 思い出が彷彿とわいてくるようになった。
人間はいくつになっても古い記憶は、そのままとても鮮明に覚えているようだ。
恐らく僕が認知症となっても、この思いでは、今と変わらない状態で脳裏に浮かぶのだろう。
そんなところで、僕のパソコンの待ち受け画像はカリフォルニアのサンタクルーズにある
ボードウオークのエントランスの写真である。
サンフランシスコから車で一時間程走った太平洋沿いにある小さな町であるサンタクルーズ。
サーファーが集まり、海洋生物の宝庫として有名なハーフムーンベイの隣に位置する海岸沿いに
このボードウオークは、僕が渡米する前から存在する。
木製の骨組みのジェットコースター、此れも木製の古びたカロ―セル、
シューティングゲーム(日本で言う射的)などの縁日屋台に毛の生えたレベルの遊園地だ。
アメリカの西海岸ってこともあって、それこそマッチョな男や水着姿で歩く女性などでにぎわう
そんな古いアメリカが、そこにはあった。
うちの職場にも外国人女性が働いている。
彼女は日本に暮らして、かなりの年月を過ごしている人だけど
そんな彼女も、祖国の風景や匂い、テイストを持っているはずだ。
そして僕と同じように、祖国を懐かしみ恋しく思いながら日本での生活を維持しているのだと思う。
彼女だけでなく、うちのグループホームに暮らす婆さんや爺さんたちも
それぞれ違った景色、匂い、テイストを記憶の中に持って今を生きている。
僕は地域共生社会の構築だ!地域密着だ!個人の尊厳を大事に!と言うキャッチフレーズよりも
そんな形ばかりに縛られ、記録に追われる介護ではなく
その人の思いを振り返り、ひと時でも思い出に浸れるような余生を与えたい。