太陽の家

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ブログ-施設長の部屋

2012/1/27
行政機関による集団指導

我々のような介護保険の事業所は、年間に最低でも一回は行政機関による集団指導を受ける事となる。今日が、その日で、地元の市町の保険者による一連の介護保険にまつわる指導と確認が行われた。昼過ぎの一時半から二時間半。円滑かつ正当な介護が実施されるように、色々な面からの指導、伝達が行われる。

 私自身、別の立場では研修を行う者としてスライド資料を基に行われる研修の難しさは十分に承知しているし、その苦労もけ身をもって体験しているが、やはり研修を受ける側って本当に眠くって仕方ないのである。ちょうど昼食も終えて、ノンビリとした午後の時間帯。研修室内も適度な温度も保たれ、とても居心地が良い(????)。しっかりと耳を澄ませて聞かなければいけないと思いつつも、上瞼がさがり始める。必死になって睡魔と闘っている気持ちではあるが、時折、力尽きて頭が落ちる時がある。「ガクッ!」と落ちてしまう。 隣からうちの管理者のいびきが聞こえてくる。 あ~ぁ、寝てしまった!と、再び気持ちを奮い立たせ指導者の声に集中するも、次第しだいに声が遠くの方に遠ざかっていく。

 眠い目をこすりながら、自分の下っ腹に力を込めて、ここで居眠りすることへの仕打ちを恐れてしっかりと起きてなければ!と力んで力んで過ごした二時間半だった。

2012/1/26
日本郵便株式会社への小言!

年の暮れは誰にとってもとても忙しい時期。それは、私達のような介護の事業所とて同様、なんだかんだと走り回ることが多い時期である。そのようなあわただしい時期に、年賀状発送という余分な作業を組み込まなくてはならないのが、毎年末の頭痛の種であるのだが、昨年末は、特に郵便局から、元旦配達に向けての期限をクリスマスまでに投かん分。と指定された。何とかクリスマスまでに年賀状を書いて投函しようと焦って、書いて全てを投函し終わったのは24日の夜。地元の本局の建物内の専用ポストに投函を終了。これで、元旦には、皆さんの手元に私の年賀状が届く事と期待しながら、一つ仕事をやり遂げた達成感でいっぱいだった。

 話は変わるが、この年賀状だが、毎年、私の名前で太陽の家の入居者の皆さん9名に年賀状をお送りしている。この事業所内の事だから、郵便局を介さず、自分で各入居者さんに手渡しすれば良いようなものの、そこは、やはり配達されると言う点を重視したい気持ちで、毎年年賀はがきをポストに投函している。例年通りだと、元旦の日に束になって年賀状が配達され、それをグループホームの入居者の個々人に「おめでとう!」の言葉を添えて届けていた。

 しかし、今年は、9名の入居者全員に発送して、実際に届いたのは1名だけ。残りの8名分の年賀はがきは未だに行方知れず。年賀はがきの配達と同時に、はがきサイズの用紙にトラブルや問題ある場合は、概略を書いて投函してくれと言う用紙が含まれていたので、さっそく、その旨、抗議文をしたためて投函した。

 後日、郵便局から若い担当者(?)が当施設を訪れ、何処に行ったかわからない!と告げて、それでこのクレームは終了扱いとなった。

 郵便物を紛失させたことは、とても残念な気持ちにはなるし、家族と遠く離れて暮らすグループホームの入居者の皆さんに例え一通の年賀状でも届けてもらえれば、社会から疎外されている感情も緩和されるのではないかと考えての年賀状である。それを、若造の訳のわからない担当者が悪びれることなく、「今更、探すことも出来ない!」と簡単に言われて、それで万事が終了と言う郵便局の姿勢に憤りを感じてしまった。そして、万事がこの調子だと、私の差し出した数百通の年賀はがきって、本当に配達されているの?と不審に思ってしまうのである。

 ついでに言わせてもらえば、最近、通常の郵便物の配達がとても遅い時間帯に配達されるようになった。それも夕方の6時ころ、またはそれ以降に配達されるのである。太陽の家は24時間体制で職員が働いているが、夜勤者にポストを確認させるわけにもいかず、時として、配達された郵便物は一晩、郵便受けの中に留まってしまうこともある。書留郵便等の重要な物は、別途配達されるので音大は無いが、それでも、一昼夜、ポストの中に郵便物が滞ることは事業所としては、非常に不安なことである。

 そう言えば、いつぞや新聞のコラムに今の郵便会社の実態が書かれていたが、赤字を解消するために人材を大幅にカットして、人件費の節約を目論んでいるそうだ。「無駄を省く」という動きは今の政府が頻りと訴えて、社会全体に無駄の削減が広まりつつある時代。狙いは良く理解できるが、世の中には必要な悪もあると同時に、有る程度の無駄は、円滑な運営に必要不可欠なものかもしれない。と考えてしまう。

2012/1/25
このサイトを見てください。

 The Seasons In Life

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2012/1/25
ロコモティブ・シンドローム

このカタカナ言葉は前回のブログでも説明を入れたように、「運動器の障害により、要介護状態となるリスクの高い状況」を言う訳だけど、その典型とも言えるのが、最近の主婦を含め我々男性自身もやたら移動手段を車に頼る傾向にある点です。昼夜を問わず、また曜日を問わず、道路を往来する車の多い事からも良く理解できるのです。実際、私自身、夕食の買い出しのためにスーパーマーケットまで行くだけで車を使うことがある。・・・目の前にあるマックスバリューさんへは歩いていくのですが、ちょっと離れたマルヤスさんへは車を使う事の方が多い。距離にして数百メートル。所要時間からしても歩いていく方が早い。車の場合、どうしても信号やら往来の交通量によっては、通行車両の流れに沿って移動したりして、余分な距離を走行してしまいがち。結果的に、直線的な歩行の方が早く目的地に到着すると言う現象が起こるのです。

 銀行の場合、太陽の家から1Km、市役所にしてもほんの数キロ。歩いても一時間で帰ってこれる距離である。先だって、天気の良い日に、銀行、市役所、もう一か所の銀行と三つの用事をこなすために、ブリーフケースに必要書類を入れて徒歩で出掛けた。三軒とも、バラバラの場所にあって、それこそ車使用の場合、大きく鈴鹿市内を回って移動する事となるのです。ところが徒歩の場合、狭い路地を使う事で、最小の移動距離を確保することが可能となるのです。三つの用事を済ませながらも所要時間は一時間。車利用とあまり変わらないのです。

 ちょっと話題は逸れますが、昨日は僕にとっては公休の一日。そんな休みも忘れて職場に出てしまい、結局一日、ダラダラと仕事をしてしまったのですが・・・公休ですからお昼ご飯を注文していない。仕方なしに近所のカレー屋さんへカレーを食べに行ったのです。平日のお昼時、店内は満席のお客さんでごった返し、店の従業員もあたふたと走り回っていたのです。そして、食事しながら店内を観察すると、来店客の9割は女性。それも、超ヘビー級の女性ばかりが目につく。そう~か・・・・ランチ・バイキングだもんな!と納得しつつ、旺盛な食欲にてんこ盛りの食材を前に、モリモリ元気に食事する女性たちに見とれてしまったのでした。

 まあ、僕も痩せてる方では無いので、あまり他人さんの容姿について、とやかく言える立場ではない。しかし、移動に車を使い、腹一杯飯を食らい、グウスカピーと良く眠る。そんな生活を想像させるような今の若い女性達を観てると、まさしくロコモティブな症候群まっただ中!という感じがする。

 今、65歳以上の第一号保険者の要介護者を介護している我々だけど、近い将来には、この若い奥様、それも下半身超デブな女性達の歩行困難になりつつある現実。将来の介護の現場を想像すると、非常に恐ろしくなるのです。そんなシンドロームにはまり込んでしまわないように、僕は出来る限り徒歩で用事に行こうっと!!!

2012/1/25
カタカナ言葉 パート2(日本語訳)

昨日のブログに書いたカタカナ言葉の日本語訳を記します。参考にしてみてください。

1.エビデンス  (昔、刑事コロンボで良くつかわれていました。「エビデンス」・・・・証拠ですね。医療関連で良くつかわれます。難病などの診断の場面で、その医療的判断の元となる状況などをいいます)                                 

2.ソーシャルワーク  (社会福祉対人援助全般の意味です。福祉社会の構築には色々な角度から色々な支援を取り付けて要支援者を援助しようと働きかける事をソーシャルワークと言います。)                             

3.レクリエーション  (娯楽などを指しますが、この場合は高齢者や障害者の気分転換等として実施される娯楽等を主に言います。)                              

4.セルフケア  (自分自身の体調を維持するために、自分で自分に働きかけるケアです)                                  

5.スタンダードプリコーション  (標準予防策と言われるもので、うがいや手洗いは感染症予防に一番簡単に実施できる予防策ですが、スタンダードプリコーションとは、そのような意味を持ちます。)

6.アドボカシー  (果実のなかにアボガドってのがありますが、その果実とは違います。自分自身の権利や人権を守ることが出来にくい人々の権利を尊重し守る事をアドボカシーと言います)

7.リハビリテーション (身体機能の訓練を言うことが多いですが、精神的な疾患空の回復期に社会に順応できるように訓練することなども含まれます。また、犯罪者の社会復帰に向けた訓練もリハビリテーションに含まれます)

8.ストレス  (社会生活を営む上で受ける精神的圧力または刺激を言いますが、英語のストレスは、そのまま、全ての圧力に対してつかわれます。)

9.べヴァリッジ   (日本の大手飲料メーカー:キリン・ビバレッジ。良く似てますね!イギリスの経済学者、べヴァリッジ報告は日本や欧米諸国の社会保障の構築に大きく貢献ました。)

10.メディエーション (メディテーションとは違います。紛争当事者の中に中立的に、お互いの意見を尊重しながら紛争解決にむけ調整することをいいます)

11.アルツハイマー  (認知症の原因疾患である脳の病気。)

12.ターミナル  (バスターミナルではありませんが、人間の終末期をターミナルといいます。介護現場で終末期の介護を行う場合、ターミナルケアと言います)

13.コミュニケーション  (人との対話を言いますが、介護の現場では言葉の無い対話も求められています。それをノンバーバルコミュニケーションと呼び、顔の表情、仕草、態度などから相手の気持ちを読み取る行為を言います。)

14.プロセスレコード  (直訳すれば、過程の記録ですが、医療と介護の連携の中では、しっかりと担当医に普段の状態を伝えることが、高齢者介護には重要となります。そのような記録、特に状態の変化を記録することを指します)

15.ガイドライン (直訳は案内表示ですが、介護の現場では、要介護者の家族など専門外の人に対して、または本人に対して判断の目安となるものを言います)

16.データ  (言葉のとおりですが、意外と日本語に置き換えにくい言葉です。でーた!でーた!月が!・・・・って言ってるとオジン扱いされそうです・・・・)

17.サプリメント  (栄養補助食品として薬効が期待できる食品のこと)

18.インフォームド・コンセント  (正しい情報を得たうえでの合意を意味します) 

19.バイスティック  (ソーシャルワーカーの対人援助技術に一つ:バイスティックの7原則:①個別化の原則②意図的な感情表出の原則③制御された情緒関与の原則④非審判的態度の原則⑤自己決定の原則⑥秘密保持の原則⑦専門的援助関係の原則)  二本で使うのは・・・チャップスティック!

21.ストレッチング  (柔軟体操の一種:筋肉をゆっくりと伸ばし、。その状態を維持する)

22.クリティカルケアー  (医療現場で使われる状態ですが、生命の危機的な状態の中で行われる看護を言います)インテンシブ・ケアとも言いますね。

23.コーピング  (外部環境の刺激や自己の過度な要求によっておこされた心的ストレス反応を提言することを目的とした認知的又は行動的な対処法の一つ)

24.ニーズ  (必要な物、または要望等を指すが、介護の場面ではその人の自立に際し必要となるモノをいう)

25.ロコモティブ  (ハワイのパイナップルの乗ったハンバーグではありません。ロコモティブ症候群と言われ、運動器の障害により要介護となるリスクの高い状態となる事を言う)

26.パーソンセンタードケア  (その人を中心に置いた介護であり、認知症高齢者に対して行われるケアの中で、今一番必要とされている介護方法です。尊厳を守って、その人となりを見失わない介護を目的とします)

27.スティグマ  (心理的抑圧感情を言います。近隣の目を感じ社会福祉サービスの利用に遠慮しなければいけない感情等を言います)

28.ケアプラン  (介護計画、基本的にケアマネジャーが計画を立てることが多いのですが、要介護者自身が計画作成することも可能です。)

29.インテグレーション (対人援助の中の技法のひとつです。相手のもつ能力と地域の資源や環境因子をつなぎ合わせて自律支援を可能とさせる事を目標とした技術です)

30.ネグレクト  (虐待の一つです。放棄や放置と言われ、本来ならば介護する義務があるにもかかわらず責務を果たさない場合を指して言います。)

31.セルフネグレクト  (人生に疲れたり、テクていの理由により生きる気力も失い、生きる努力をしなくなった者、本人への生きる権利放棄を刺して言います。)

32.サポート  (サポート体制とかに使いますが、支持することを言います。)

33.モニタリング  (介護を実践する中で、介護計画の有意性を評価するシステムとして、利用者本人、家族、担当機関がお互いの意見交換をしながら計画自体の評価を行う事を言います)

34.カンファレンス  (モニタリングを行ったり、環境調査を実施したり、要介護者の状況を調査するために行う意見交換の場を指して言います)

35.スーパービジョン  (職場や団体の中において、より有効な支援技術やスキルの向上を目標として行う研修の方法をさして言います。)

36.バリデーション  (認知症要介護者への接遇方法の一つですが、相手を尊重して接する技法です。欧米では早くからこのバリデーション技術が導入されていました。

37.コーチング  (人材開発のための技法のひとつ)

38.アセスメント  (予測や評価を行う手続きの事)

39.ノーマライゼーション  (デンマークのバンク・ミケルセンと言う障害児を持つ母親が、施設の独房に監禁されている子供の姿をみて障害を持っていても自由に生活できる社会の必要性を訴えた。

40.バリアフリー (社会の中から障壁となるものを取り去った状態をバリアフリーと言う。段差のない建造物でも用いられるが、心理的なバリア(障害)を取り去った状態も、同様にバリアフリーと呼ぶ)


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